目次
借金問題トップ＞マズイ方法＞現状の確認＞利息制限法＞引き直し計算の近似値＞時効
　　　　　　　　　＞債務整理方法の選択＞自己破産＞個人再生＞特定調停＞任意整理

整理屋・紹介屋・買取屋・悪徳弁護士の説明・・・多重債務者の生き血を啜る悪魔達

★紹介屋とは・・・・
「スピード融資」などと宣伝しているにも、かかわらず、自分では融資せず、他の金融業者を紹介する。その際、紹介料として、２０～３０％のカネをとる。実際には、紹介せず、たんに、与信審査がアマイ業者を教えている場合が多い。

★買取屋とは・・・・
債務者本人のクレジットカードで換金性の高い商品（ビール券・パソコンなど）を買わせ、商品価格の半値位で買い取る。したがって、債務者は現金を手に入れる事が出来るが・・・・当然、クレジットカードの利用分を後日支払う必要があるので、急激に借金総額は膨らんでしまう。
さらに、カードの利用分を支払えないと分かっていた場合、破産を申立てても免責されないおそれがある・・・・また、買取屋とともに詐欺罪として刑事問題に発展する可能性すらある。

★整理屋（提携弁護士）・・・・
弁護士から名義を借りて、任意整理を行う。したがって、弁護士は関与しない。それでも、きっちり整理をしてくれれば、まだ、問題は少ないのですが、①利息制限法で引き直さなかったり、②高額な手数料をとる、整理屋が多い。

★カネ儲け弁護士・・・・
多重債務者を相手にヒトツカネ儲けをしてやろう・・・と企んでいる弁護士。大量の事務員（カウンセラーとか呼ばれている）を雇い、彼らに面談・打ち合わせ・示談交渉を行わせているのが特徴。近時、事務員を７０人雇い、４０００件の多重債務問題を抱えていた弁護士が懲戒処分された。もっとも、仕事自体は、きちんとやってくれる場合が多いので、提携弁護士よりはズットまし。

・・・・・以上のような人達に注意しましょう・・・・・
そもそも、経済的に困窮している人から、出来るだけカネを取ってやろう・・・・と考える事自体おかしいと私は思う。

理想の弁護士像・・・・私が相談したくなるような弁護士
相談した際、多くの選択肢を示してくれる弁護士であったらいいと思う。例えば、「任意整理という方法もあるが特定調停という方法もあるよ。」、と教えてくれたり、「破産手続で分からない所だけ、３０分５０００円で教えてあげるよ。」とか言って、全部を弁護士に任せる方法だけではなく、自分では無理な所だけ手助けしてくれるような選択肢を提示してくれたり。その様な提案をしてくれず、３０万円ほど払い、後日、実は破産手続きは大して困難ではなく、自分でも出来たと分かったら、私だったら、ハッキリ言ってマジで怒りまくる。