散布図(相関分析・回帰分析)

2つの変数間の関係を調べる場合、散布図を作成します。

散布図では一般に、代用特性としようとする変数を横軸(X)に、目的特性を縦軸(Y)に指定します。
変数間の強さを示すのが相関係数です。相関が大きければXをYの代用特性として利用することができます。

この時は、回帰直線を求めるとよいでしょう。
相関係数と回帰直線の情報はグラフの右に表示されます。

散布図のデータ解析は、以下の手順で行います。

  1. コンボボックスで、解析に使用するグラフを選択します。

  2. データの新規作成を行います。

    【ファイル】→【新規作成】 (ツールバーを使用することもできます)

  3. ファイル名を入力します。

  4. サンプル数とそのサンプルの変数の数を入力します。

    入力された情報によってワークシートが作成されます。

    サンプル数が、ワークシートの縦の数、変数の数がワークシートの横の数となります。

    データ入力後、X軸とY軸に使用する変数を選択し解析を行うことになるので、データはあらかじめ変数別に入力を行います。

    またマスクはサンプル単位で行うことができるので、とりあえず全データを入力し、解析に入れたくないデータは、あとでマスクの指定をするのがよいと思います。

    変数の名前は、デフォルトでA、B、C…となっていますので、変更する必要がなければOKを押してください。

  5. データを入力します。

  6. データの解析を選択します。

    【解析】→【グラフの作成】 (ツールバーを使用することもできます)

  7. 解析に使用する変数を指定します。

  8. 散布図・回帰直線・分散分析表などが表示されます。

  9. 回帰直線の非表示、回帰曲線の表示はコンボボックスにて選択を行います。

  10. 2つの変数との関係を同時に見たい場合、従属変数が二つの場合を選択します。

  11. 3つの変数間の関係を調べる場合は、立体散布図を利用することもできます。


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