パレート図

効率的に問題解決に取り組むには、影響の大きい項目から重点的に検討して改善することが大切です。

どの項目の影響が大きいかを調べるためにはパレート図を使用します。
パレート図は、不良件数、不良個数、損失金額などを縦軸にとり、その割合の多い順に項目をならべた棒グラフに累積パーセント曲線を重ねたものです。

パレート図のデータ解析は、以下の手順で行います。

  1. コンボボックスで、解析に使用するグラフを選択します。

  2. データの新規作成を行います。

    【ファイル】→【新規作成】 (ツールバーを使用することもできます)

  3. ファイル名を入力します。

  4. サンプル数とそのサンプルの変数の数を入力します。

    入力された情報によってワークシートが作成されます。

    サンプル数が、ワークシートの縦の数、変数の数がワークシートの横の数となります。

    データ入力後、変数を選択し解析を行うことになるので、層別する必要があるデータはあらかじめ変数別に入力を行います。

    またマスクはサンプル単位で行うことができるので、とりあえず全データを入力し、解析に入れたくないデータは、あとでマスクの指定をするのがよいと思います。

    変数の名前は、デフォルトでA、B、C…となっていますので、変更する必要がなければOKを押してください。

  5. データを入力します。

  6. データの解析を選択します。

    【解析】→【グラフの作成】 (ツールバーを使用することもできます)

  7. 各項目の名前を入力します。

  8. 解析に使用する変数を指定します。

  9. 各項目の度数・パーセントデータが表示されます。

  10. パレート図に使用する項目を指定します。

    上位、いくつの項目を使用するかを指定してください。残りの項目は「その他」としてまとめて表示されます。

  11. パレート図が表示されます。


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