欠測値の処理

実験者としては、行った実験に対して全てのデータが得られることを期待するわけですが、実際には、試料の紛失・実験機の故障等で、データが予定通りに得られない場合があります。

そのような場合、どうしたらよいでしょうか?
いくつかのデータが欠測しているからといって、せっかくのデータを無駄にすることはありません。

とりあえず欠測値の推定を行い、最適条件を推定し、確認実験をしてみることをおすすめします。
最適設計と現行(初期)条件の差分である利得の推定値と確認実験の値はほぼ一致すれば、下流への再現性が確認でき、欠測値がある場合でも、最適条件を決定することが可能です。

欠測値の処理方法には逐次近似法という汎用性の高い方法があります。
RQEでは、逐次近似法を支援する欠測値の処理機能を用意しています。

欠測値の処理については、 はじめての品質工学セミナールーム の「欠測値の処理」をご参照下さい。


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