分散分析に関する各種設定

ここでは、分散分析に関する各種設定(誤差のプーリング等)についてご説明します。

  1. 誤差のプーリング

    RQEでは、誤差と同程度あるいは、誤差以下の効果しか持たない因子は誤差としてプーリングすることができます。

    プーリングの仕方はとても簡単です。
    誤差分散としたい数字を入力し、プーリングのボタンを押すことで、入力した数字より小さい分散の因子を自動的にプーリングします。

    L18のように、誤差分散がはじめから出力される場合は、数字を入力しなくても、その誤差分散より小さい分散の因子は自動的にプーリングされます。

    《プーリング後》

  2. プーリングに使用しない因子の指定

    誤差分散より効果は小さいが、誤差として考えたくないような場合、プーリングに使用しない因子を指定することができます。
    分散分析表の[オプション]メニューから[プーリング対象外因子の指定]を選択します。

    プーリング対象外の因子に、マウスでクリックして、チェックマークをつけて[因子を指定]ボタンを押します。

    指定された因子は、誤差分散には関係なくプーリングされません。

  3. 分散分析の小数点以下表示桁数の変更

    分散分析表の右上にあるスピンボタンで表示桁数を指定してください。

  4. F検定の結果の表示・非表示

    分散分析表の[オプション]→[分散比の検定]から、 [検定結果を表示する][検定結果を表示しない]を選択します。


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