■海津式ローマ字(第3版)

注意: この版はふるくなっています。最新版はこちら

< トップ

■現在の各種標準規格だけでは、ローマ字で日本語を自由自在にかくことはできません。そこで、かんたんにまよわずにかける、日本語のローマ字表記方式をかんがえました。

■ご意見・ご質問などは、Twitterの @kaizu_siki までおねがいします。

目次


■海津式ローマ字: カナからローマ字への変換

原則

  1. 発音ではなく、カナでどうかかれているかにしたがって、変換表によりローマ字に変換する。
  2. 漢字は、フリガナにしたがってローマ字に変換する。
  3. <><>は<n>、<><>は<q>、長音記号<>は<h>に変換する。
  4. <><>の<n>、および長音記号<>の<h>と、ほかのカナのローマ字表記の一部である<n>および<h>を区別するためには、<'>(アポストロフィー)をつかう。

例:

おとうさん otousan、おかあさん okaasan
すっぱい suqpai、あっ! aq!
空港(くうこう) kuukou、映画(えいが) eiga、豆腐(とうふ) tou'hu
可能(かのう) ka'nou、観桜(かんおう) kan'ou、感応(かんのう) kan'nou
記入(きにゅう) ki'nyuu、金融(きんゆう) kin'yuu
コンピューター konpyuhtah、コッホ koqho、コーホ koh'ho
ボーイ boh'i、ヨーヨー yoh'yoh、キーワード kih'wahdo

カナ対ローマ字変換表

ひらがな、カタカナと、ローマ字の対応表です。

凡例:

( )
ほかのカナのローマ字表記と厳密に区別する必要がない場合や、ローマ字からカナへの逆変換の必要がない場合につかえるローマ字表記。過去の慣用を尊重したもの。
{ }
英国規格準拠版のローマ字表記。いわゆるヘボン式系。
なにもなし
国際規格準拠版のローマ字表記。いわゆる訓令式系。


a


i


u


e


o















ka


ki


ku


ke


ko

きゃ
キャ
kya
きぃ
キィ
kyi
きゅ
キュ
kyu
きぇ
キェ
kye
きょ
キョ
kyo

くゎ
クヮ
kwwa
(kwa)
{kwa}
くぁ
クァ
kwa
くぃ
クィ
kwi
くぅ
クゥ
kwu
くぇ
クェ
kwe
くぉ
クォ
kwo


sa


si
{shi}


su


se


so

しゃ
シャ
sya
{sha}
しぃ
シィ
syi
しゅ
シュ
syu
{shu}
しぇ
シェ
sye
{she}
しょ
ショ
syo
{sho}

すゎ
スヮ
swwa
(swa)
すぁ
スァ
swa
すぃ
スィ
swi
すぅ
スゥ
swu
すぇ
スェ
swe
すぉ
スォ
swo


ta


ti
{chi}


tu
{tsu}


te


to

ちゃ
チャ
tya
{cha}
ちぃ
チィ
tyi
{cyi}
ちゅ
チュ
tyu
{chu}
ちぇ
チェ
tye
{che}
ちょ
チョ
tyo
{cho}

つゎ
ツヮ
tswa
(tsa)
つぁ
ツァ
tsa
つぃ
ツィ
tsi
つぅ
ツゥ
tsu
つぇ
ツェ
tse
つぉ
ツォ
tso






てゃ
テャ
tja
てぃ
ティ
tji
てゅ
テュ
tju
{tyu}
てぃぇ
ティェ
tje
てょ
テョ
tjo

とゎ
トヮ
twwa
(twa)
とぁ
トァ
twa
とぃ
トィ
twi
とぅ
トゥ
twu
{tu}
とぇ
トェ
twe
とぉ
トォ
two


na 注1


ni 注1


nu 注1


ne 注1


no 注1

にゃ
ニャ
nya 注1
にぃ
ニィ
nyi 注1
にゅ
ニュ
nyu 注1
にぇ
ニェ
nye 注1
にょ
ニョ
nyo 注1

ぬゎ
ヌヮ
nwwa
(nwa) 注1
ぬぁ
ヌァ
nwa 注1
ぬぃ
ヌィ
nwi 注1
ぬぅ
ヌゥ
nwu 注1
ぬぇ
ヌェ
nwe 注1
ぬぉ
ヌォ
nwo 注1


ha 注2
wha 注3


hi 注2


hu 注2
{fu}


he 注2
whe 注4


ho 注2

ひゃ
ヒャ
hya 注2
ひぃ
ヒィ
hyi 注2
ひゅ
ヒュ
hyu 注2
ひぇ
ヒェ
hye 注2
ひょ
ヒョ
hyo 注2

ふゎ
フヮ
fwa
(fa)
ふぁ
ファ
fa
ふぃ
フィ
fi
ふぅ
フゥ
fu
{fwu}
ふぇ
フェ
fe
ふぉ
フォ
fo






ふゃ
フャ
fja
{fya}

ふゅ
フュ
fju
{fyu}

ふょ
フョ
fjo
{fyo}


ほぁ
ホァ
hwa 注2
ほぃ
ホィ
hwi 注2
ほぅ
ホゥ
hwu 注2
ほぇ
ホェ
hwe 注2
ほぉ
ホォ
hwo 注2


ma


mi


mu


me


mo

みゃ
ミャ
mya
みぃ
ミィ
myi
みゅ
ミュ
myu
みぇ
ミェ
mye
みょ
ミョ
myo

むゎ
ムヮ
mwwa
(mwa)
むぁ
ムァ
mwa
むぃ
ムィ
mwi
むぅ
ムゥ
mwu
むぇ
ムェ
mwe
むぉ
ムォ
mwo


ya
いぃ
イィ
yi


yu
いぇ
イェ
ye


yo















ra


ri


ru


re


ro

りゃ
リャ
rya
りぃ
リィ
ryi
りゅ
リュ
ryu
りぇ
リェ
rye
りょ
リョ
ryo

るゎ
ルヮ
rwwa
(rwa)
るぁ
ルァ
rwa
るぃ
ルィ
rwi
るぅ
ルゥ
rwu
るぇ
ルェ
rwe
るぉ
ルォ
rwo


wa


wxi
(wi)



wxe
(we)


wo







うゎ
ウヮ
uwwa
(wa)
うぁ
ウァ
wwa
(wa)
うぃ
ウィ
wwi
(wi)
うぅ
ウゥ
wwu
(wu)
うぇ
ウェ
wwe
(we)
うぉ
ウォ
wwo
(wo)




ga


gi


gu


ge


go

ぎゃ
ギャ
gya
ぎぃ
ギィ
gyi
ぎゅ
ギュ
gyu
ぎぇ
ギェ
gye
ぎょ
ギョ
gyo

ぐゎ
グヮ
gwwa
(gwa)
グァ
グァ
gwa
ぐぃ
グィ
gwi
ぐぅ
グゥ
gwu
ぐぇ
グェ
gwe
ぐぉ
グォ
gwo


za


zi
{ji}


zu


ze


zo

じゃ
ジャ
zya
{ja}
じぃ
ジィ
zyi
{jyi}
じゅ
ジュ
zyu
{ju}
じぇ
ジェ
zye
{je}
じょ
ジョ
zyo
{jo}

ずゎ
ズヮ
zwwa
(zwa)
ずぁ
ズァ
zwa
ずぃ
ズィ
zwi
ずぅ
ズゥ
zwu
ずぇ
ズェ
zwe
ずぉ
ズォ
zwo


da


di
(zi)
{ji}


du
(zu)
{zu}


de


do

ぢゃ
ヂャ
dya
(zya)
{ja}
ぢぃ
ヂィ
dyi
(zyi)
{jyi}
ぢゅ
ヂュ
dyu
(zyu)
{ju}
ぢぇ
ヂェ
dye
(zye)
{je}
ぢょ
ヂョ
dyo
(zyo)
{jo}

づゎ
ヅヮ
dzwa
(dza)
づぁ
ヅァ
dza
(zwa)
づぃ
ヅィ
dzi
(zwi)
づぅ
ヅゥ
dzu
(zwu)
づぇ
ヅェ
dze
(zwe)
づぉ
ヅォ
dzo
(zwo)






でゃ
デャ
dja
でぃ
ディ
dji
でゅ
デュ
dju
{dyu}
でぃぇ
ディェ
dje
でょ
デョ
djo

どゎ
ドヮ
dwwa
(dwa)
どぁ
ドァ
dwa
どぃ
ドィ
dwi
どぅ
ドゥ
dwu
{du}
どぇ
ドェ
dwe
どぉ
ドォ
dwo


ba


bi


bu


be


bo

びゃ
ビャ
bya
びぃ
ビィ
byi
びゅ
ビュ
byu
びぇ
ビェ
bye
びょ
ビョ
byo

ぶゎ
ブヮ
bwwa
(bwa)
ぶぁ
ブァ
bwa
ぶぃ
ブィ
bwi
ぶぅ
ブゥ
bwu
ぶぇ
ブェ
bwe
ぶぉ
ブォ
bwo






ぶゃ
ブャ
bja

ぶゅ
ブュ
bju

ぶょ
ブョ
bjo









pa


pi


pu


pe


po

ぴゃ
ピャ
pya
ぴぃ
ピィ
pyi
ぴゅ
ピュ
pyu
ぴぇ
ピェ
pye
ぴょ
ピョ
pyo

ぷゎ
プヮ
pwwa
(pwa)
ぷぁ
プァ
pwa
ぷぃ
プィ
pwi
ぷぅ
プゥ
pwu
ぷぇ
プェ
pwe
ぷぉ
プォ
pwo






ぷゃ
プャ
pja

ぷゅ
プュ
pju

ぷょ
プョ
pjo







わ゛
ワ゛
vwa
(va)
{va}
ゐ゛
ヰ゛
vwi
(vi)
{vi}

ゑ゛
ヱ゛
vwe
(ve)
{ve}
を゛
ヲ゛
vwo
(vo)
{vo}

ゔゃ
ヴャ
vja

ゔゅ
ヴュ
vju

ゔょ
ヴョ
vjo

ゔゎ
ヴヮ
vwwa
(va)
ゔぁ
ヴァ
va
ゔぃ
ヴィ
vi


vu
ゔぇ
ヴェ
ve
ゔぉ
ヴォ
vo


xa


xi


xu


xe


xo



xya



xyu



xyo




xwa







n 注5


q
(直後の子音字)


h 注6
(直前の母音字)



## 注7


%% 注7


注:

つづりがおなじで意味や発音がちがう語の区別

  1. 意味のきれめ(形態素境界)がある母音字の連続を、とくにそのことをしめしてほかの語と区別したい場合や、その母音字の連続を長音でよませたくない場合は、以下のように<'>(アポストロフィー)または<->(ハイフン)をいれる。
    1. 複合語の語基と語基のあいだには、<'>(アポストロフィー)または<->(ハイフン)をいれる。

      例: 小売(こ・うり) ko'uri または ko-uri

    2. 用言の語幹と語尾のあいだには、<'>(アポストロフィー)をいれる。

      例: 囲う(かこ・う) kako'u、書こう(か・こう) ka'kou

  2. 長音でよませたい母音字の連続は、その母音字の連続のあとに<'>(アポストロフィー)をいれる。

    例: 公理(こう・り) kou'ri、加工(かこう) kakou'

    奥羽(おうう) Ou'u (/オウー/ではなく/オーウ/とよませたい場合)
    風雲(ふううん) huu'un (/フウーン/ではなく/フーウン/とよませたい場合)
    圭佑(けいすけ) Kei'suke (<ei>をエ列長音で発音する場合で、/ケイスケ/ではなく/ケースケ/とよませたい場合)

  3. 長音でよませたくない母音字の連続は、母音字と母音字のあいだに<'>(アポストロフィー)をいれる。

    例: 敷居(しき・い) siki'i

    瀬戸内(せとうち) Seto'uti (/セトーチ/ではなく/セトウチ/とよませたい場合)
    圭佑(けいすけ) Ke'isuke (<ei>をエ列長音で発音する場合で、/ケースケ/ではなく/ケイスケ/とよませたい場合)

句読点などの記号

カナ漢字表記での記号 ローマ字表記での記号
、 (読点)  , (コンマ)(つぎの単語のまえに空白を1文字いれる)
。 (句点)  . (ピリオド)(つぎの単語のまえに空白を1文字または2文字いれる)
, (コンマ)  , (コンマ)(つぎの単語のまえに空白を1文字いれる)
. (ピリオド)  . (ピリオド)(句点のかわりにつかわれている場合は、(つぎの単語のまえに空白を1文字または2文字いれる)
・ (中点)
  1. 並列の意味の場合は , (コンマ)(おなじ文の読点と区別する必要がある場合は、コンマを ; (セミコロン)にかえる。
    例:
    訪問予定は、東京、京都・大阪・神戸、福岡です。
    Houmon yotei wa, Toukyou; Kyouto, Oosaka, Koube; Hukuoka desu.
  2. 外国語のもとの単語のくぎりをあらわす場合は空白。
    例:
    パーソナル・コンピューター pahsonaru konpyuhtah
  3. 人名の姓と名のくぎりをあらわす場合は空白。
  4. 漢数字の小数点をあらわす場合は . (ピリオド)。
  5. そのほかの場合は、ブランク、, (コンマ)、 - (ハイフン)のどれかでかく。
: (コロン)  : (コロン)(つぎの単語のまえに空白を1文字または2文字いれる)
; (セミコロン)  ; (セミコロン)(つぎの単語のまえに空白を1文字いれる)
 ? (疑問符)  ? (疑問符)(つぎの単語のまえに空白を1文字または2文字いれる)
! (感嘆符)  ! (感嘆符)(つぎの単語のまえに空白を1文字または2文字いれる)
゛ (濁点)  ## (番号記号ふたつ)
゜ (半濁点)  %% (パーセントふたつ)
´ (アクサンテギュ、プライム符号、 アキュートアクセント)  ' (アポストロフィー、アクサンテギュ)
(文字のうえにつけられないときには、みぎにならべてかく。例: e')
` (アクサングラーブ、  グレーブアクセント)  ` (アクサングラーブ)
(文字のうえにつけられないときには、みぎにならべてかく。例: e`)
¨ (ウムラウト、ダイエレシス)  " (引用符、ウムラウト)
(文字のうえにつけられないときには、みぎにならべてかく。例: e")
または : (コロン)
(文字のみぎにならべてかく。 例: e:)
^ (アクサンシルコンフレックス、
 サーカムフレックスアクセント)
 ^ (アクサンシルコンフレックス)
(文字のうえにつけられないときには、みぎにならべてかく。例: e^)
 ̄ (オーバーライン、
  論理否定記号)
  (オーバライン)
(コンピューター環境によっては、うえつきの〜(チルド、チルダ、なみ線)に表示される。)
_ (アンダーライン)  _ (アンダライン)
ヽ (片仮名繰返し記号) (記号をつかわずにかく。例: まヽ(まま) mama)
ヾ (片仮名繰返し記号(濁点)) (記号をつかわずにかく。例: いすヾ(いすず) isuzu)
ゝ (平仮名繰返し記号) (記号をつかわずにかく。例: まゝ(まま) mama)
ゞ (平仮名繰返し記号(濁点)) (記号をつかわずにかく。例: いすゞ(いすず) isuzu)
〃 (同じく記号) (記号をつかわずに、「Ue ni onazi.」などとかく。)
仝 (同上記号) (記号をつかわずに、「Ue ni onazi.」などとかく。)
々 (繰返し記号) (記号をつかわずにふりがなのとおりにかく。例: 人々(ひとびと) hitobito )
〆 (しめ) (記号をつかわずにふりがなのとおりにかく。例: 〆切(しめきり) simekiri )
〇 (漢数字ゼロ)  0 (算用数字(アラビア数字)のゼロ)
ー (長音記号)  h
直後に母音字か ywh がくる場合には h' でかく。) 例: ビール bihru コーヒー koh'hih
(ア行のカナと厳密に区別する必要がなければ直前の母音字でかいてもよい。例: コーヒー koo'hii)
— (ダッシュ(全角))  -- (ハイフン、負符号(2個つづける))
‐ (ハイフン(四分))  - (ハイフン、負符号)
/ (斜線)  / (斜線)
\ (逆斜線)  ¥ (円記号)(逆斜線がつかえる場合はつかう)
〜 (波ダッシュ)  ‾‾ (オーバライン)(2個つづける)
 数値の範囲をあらわす場合は - (ハイフン、負符号)
 例: 2〜3グラム 2-3 guramu
‖ (双注、平行)  || (縦線)(2個つづける)
| (縦線)  | (縦線)
… (三点リーダ)  ... (ピリオド)(3個つづける)
‥ (二点リーダ)  .. (ピリオド)(2個つづける)
‘ (左シングル引用符)  ' (アポストロフィー、アクサンテギュ)
’ (右シングル引用符、アポストロフィー)  ' (アポストロフィー、アクサンテギュ)
“ (左ダブル引用符)  " (引用符、ウムラウト)
” (右ダブル引用符)  " (引用符、ウムラウト)
( (始め括弧、始め丸括弧)  ( (左小括弧)
) (終わり小括弧、終わり丸括弧)  ) (右小括弧)
〔 (始めきっこう(亀甲)括弧) ふつうは、文脈に応じて ( { [ < のいずれかをつかう。とくに厳密にかきあらわす必要がある場合には、{{ (始中括弧2個)をつかう。
〕 (終わりきっこう(亀甲)括弧) ふつうは、文脈に応じて ) } ] > のいずれかをつかう。とくに厳密にかきあらわす必要 がある場合には、}}(終中括弧2個)をつかう。
[ (始め大括弧、始め角括弧)  [ (左大括弧)
] (終わり大括弧、終わり角括弧)  ] (右大括弧)
{ (始め中括弧、始め波括弧)  { (左中括弧)
} (終わり中括弧、終わり波括弧)  } (右中括弧)
〈 (始め山括弧)  < (不等号(より小))
〉 (終わり山括弧)  > (不等号(より大))
《 (始め二重山括弧) ふつうは、文脈に応じて ( { [ < のいずれかをつかう。とくに厳密にかきあらわす必要がある場合には、<< (不等号(より小)2個)をつかう。
》 (終わり二重山括弧) ふつうは、文脈に応じて ( { [ < のいずれかをつかう。とくに厳密にかきあらわす必要がある場合には、>> (不等号(より大)2個)をつかう。
「 (始めかぎ括弧)  " (引用符、ウムラウト)
」 (終わりかぎ括弧)  " (引用符、ウムラウト)
『 (始め二重かぎ括弧)  ' (アポストロフィー、アクサンテギュ)(「」のなかの『』の場合。単独の場合は " (引用符、ウムラウト)。)
』 (終わり二重かぎ括弧)  ' (アポストロフィー、アクサンテギュ)(「」のなかの『』の場合。単独の場合は " (引用符、ウムラウト)。)
【 (始めすみ付き括弧) ふつうは、文脈に応じて ( { [ < のいずれかをつかう。とくに厳密にかきあらわす必要がある場合には、[[ (左大かっこ2個)をつかう。
】 (終わりすみ付き括弧) ふつうは、文脈に応じて ( { [ < のいずれかをつかう。とくに厳密にかきあらわす必要がある場合には、]] (右大かっこ2個)をつかう。

変更記録

第1.1版 (1999年12月31日)
第1.2版 (2000年1月17日)
■海津式ローマ字(人名・地名編)」(第2.6.1版から第2.7.0版): 旅券法施行規則の引用、姓・名のいれかえについての見解などを追加。"Ro^mazi Sekai"の引用は削除。段落わけや用字・用語の修正。
第1.3版 (2000年7月17日)
「海津式ローマ字(実践編)」(第2.6版から第2.7版): 「変換表7: 句読点などの記号」のピリオドやコロンのところで、「つぎの単語は2文字分はなす」となっていたところを、「つぎの単語は1文字分、または2文字分はなす」に変更。
第1.4版 (2001年4月1日)
第1.5版 (2003年3月16日)
「■海津式ローマ字(音素行列版)」を追加。
第1.5版のまま (2003年6月19日)
第2.1版 (2004年1月28日)
第2.2版 (2008年5月31日)
「■海津式ローマ字(実践編)」第2.9版
第2.2版のまま (2008年11月2日)
■海津式ローマ字(人名・地名編)の「2.1 人名のローマ字表記について」のパスポートの氏名に関する部分に追記・修正。
第2.2版のまま (2008年11月29日)
■海津式ローマ字(人名・地名編)のパスポートでの非ヘボン式に関する記述を追加・修正。第2.10版
第2.2.1版 (2022年4月2日)
連絡先としてTwitterのアカウントを記載。
第2.2.1版のまま (2022年5月5日)
「■海津式ローマ字(実践編)」の「変換表4: 2文字のカナ(3)」の注1の記述がぬけていたので追加。第2.10版
第3.1版 (2023年3月8日)
構成を大改訂。
  1. 「■海津式ローマ字改訂版(要約版1)、■海津式ローマ字(実践編)、■海津式ローマ字(理論編)、■海津式ローマ字(人名・地名編)、■海津式ローマ字(音素行列版)」という構成を、「■海津式ローマ字: カナローマ字変換表、■海津式ローマ字: わかちがき、■海津式ローマ字: 人名・地名のかきかた、■海津式ローマ字: 解説、■海津式ローマ字番外編(音素行列版)」という構成に変更。
  2. 「■海津式ローマ字改訂版(要約版1)」をこのページ内にとりこみ。
  3. カタカナの長音記号は、<h>でかくことを原則とした。従来は、ひらがなによるフリガナにしたがって母音字でかくことを原則とし、厳密翻字のときは<h>としていた。
  4. /ワ/と発音する<><>、/エ/と発音する<><>は、それぞれ<wha>、<whe>とかくことを原則とした。
  5. 「カナ対ローマ字変換表」の凡例で、「なにもなし」の国際規格準拠のローマ字表記のところの、「カナ表記とローマ字表記の双方向変換が可能」の記述は削除した。英国規格準拠でも双方向変換は可能。
  6. 「カナ対ローマ字変換表」の<ドョ>を<デョ>に訂正。
  7. 原則の3、4と例を追加した。
  8. 注を*1、*2、…としていたが、注1、注2、…に修正した。注の内容も整理して、母音字のあとのナ行・ニャ行・ヌヮ行の<n>に関する注を追加した。
  9. 「つづりがおなじで意味がちがう語の区別」
    1. 「つづりがおなじで意味や発音がちがう語の区別」にあらためて、内容も整理した。
    2. 複合語の語基と語基のあいだに<->(ハイフン)をいれる規則で、「固有名詞の場合もこれに準ずるとしていたが、固有名詞の場合の複合語や形態素境界に関する認識はさだまっていないので、この記述は削除した。また、<'>(アポストロフィー)でも可とした。
    3. 長音でよませたくない母音字の規則で、「固有名詞の場合に」としていたが、この記述は削除した。
  10. 「句読点などの記号」
    1. "カナ漢字表記での記号(いわゆる全角の記号)については"という記述は、"カナ漢字表記での記号(いわゆる全角の記号)の名称については"にあらためた。
    2. "ローマ字表記での記号(いわゆる半角の記号)については"という記述は、"ローマ字表記での記号(いわゆる半角の記号)の名称については"にあらためた。
    3. 「ヽ (片仮名繰返し記号)」、「ヾ (片仮名繰返し記号(濁点))」の例を追加。「ゝ (平仮名繰返し記号)」の例を訂正。
    4. 「『 (始め二重かぎ括弧)」と「』 (終わり二重かぎ括弧)」に「(「」のなかの『』の場合。単独の場合は " (引用符、ウムラウト)。)」の記述を追加。
第3.1.1版 (2024年3月17日)
<づ><ヅ>の{zu}, <くゎ><クヮ>の{kwa}, <てゅ><テュ>の{tyu}, <ふゃ><フャ>の{fya}, <ふゅ><フュ>の{fyu}, <ふょ><フョ>の{fyo}, <でゅ><デュ>の{dyu}, <わ゛><ワ゛>の{va}, <ゐ゛><ヰ゛>の{vi}, <ゑ゛><ヱ゛>の{ve}, <を゛><ヲ゛>の{vo}を追加、<つぅ><ツゥ>の{tswu}を削除。

版:
第3.1.1版
発行日:
2023年3月8日
最終更新日:
2024年3月17日
著者:
海津知緒
発行者:
海津知緒 (大阪府)

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