■長音の字上符のよびな

< 質問と回答 < トップ

質問:

2002年8月12日 月曜日 午前0時1分:

ローマ字における長音の字上符(−や^)の呼び名を知りたいのですがなんと言いますか。もしかしてアフサーと言いませんか。教えてください。

回答:

おといあわせありがとうございます。

<>は、正確には、全角文字でかくと<>、半角文字でかくと<¯>です。

<>については、

>もしかしてアフサーと言いませんか。

「アフサー」というよびなにはこころあたりがありませんが、「アクサン」ならこころあたりがあります。

フランス語の表記につかわれるアルファベットにもちいられる字上符の、<´>、<`>、<^>を、フランス語の教本などでは、それぞれ、「アクサン・テギュ(accent aigu)」、「アクサン・グラーブ(accent grave)」、「アクサン・シルコンフレックス(accent circonfrexe)」のようによぶことがふつうだとおもいます。これらをまとめて、「アクサン記号」といったり、単に「アクサン」といったりすることがおこなわれているはずです。

(蛇足ながら、「アクサン」というのは、英語の accent に相当するフランス語の accent の発音を、日本語の音素にあてはめたものの、カタカナ表記です。日本語でいうところの「アクセント」です。これは英語の accent の発音を日本語の音素にあてはめた場合のカタカナ表記ですが…。)

以上ですが、参考になりましたでしょうか。なにかご不明な点などございましたら、またメールをください。

≡‥≡海津知緒(KAIZU Haruo)


変更記録

第1.1版(2002年8月12日)
新規登録。

版:
第1.1.1版
発行日:
2002年8月12日
最終更新日:
2003年12月6日
編著者:
海津知緒
発行者:
海津知緒 (大阪府)

≡‥≡