8月4日 (水)
ロンドン終着駅めぐり
パディントン駅→ユーストン駅→セント・パンクレアス駅→キングスクロス駅→ロンドン交通博物館→チャリングクロス駅→ビクトリア駅
ホテルで朝食後、パディントン駅まで徒歩、地下鉄の1日乗車券を購入する。クレジットカードで購入できる。朝早かったのでピーク時も乗れる乗車券を買う。サークル線でユーストンスクエアで降りユーストン駅まで約360m歩く。この駅は近代的な建物である。近距離用のホームには自動改札機が設置されている。長距離用のホームはそのまま入っていける。途中で検札することのできる列車は改札機がないのであろう。この後めぐったほかの駅でも状況は同じであった。
ユーストン駅から徒歩でセント・パンクレアス駅に行く。道路は渋滞しているが朝の空気は気持ちがよい。10分も歩くとセント・パンクレアス駅の優雅なたたずまいが見えてきた。ところが工事中でその勇姿が台無しである。将来ユーロスターをを受け入れるとのことなので、そのための工事であろう。駅は通りから奥まった新しい殺風景なコンクリート作りので営業していた。新しい駅のホームから従来の駅のドームが見渡せる。
 |
 |
 |
ユーストン駅 |
近郊列車用ホームには自動改札機 |
長距離用ホームにはVRの列車 |
通りを挟んだキングスクロス駅に行く。ここも駅前は再開発で工事中であった。キングスクロス駅は以前エジンバラから列車で着いたことがあったが、駅の外側から入るのは今回が初めてである。1〜8番線と9〜11番線ホームが別の建家に分かれている。前者が長距離用、後者が近距離用という使い分けをしている様である。重厚な1〜8番線に行くと午前10時で今真に「フライング・スコッツマン」の発車時刻である。GNERとなった今でもこの時刻の発車は残っている。すかさず写真に収める。
この駅はハリー・ポッターで有名になったせいか、心なしか日本人観光客を多く見かけた。もっとも我々もその中の一部であるが。撮影に使われたと思われる柱は思ったよりも幅が狭い。あの幅でカートごと突っ込めるのだろうか。有名な93/4番線の表示は9〜11番線ホームのある建家の壁にあった。希に記念写真を撮る観光客はいるが、それ以外は特に目立つこともない。せっかくなので証拠写真を撮る。
キングスクロス駅から地下鉄のピカディリー線に乗りコベントリーガーデン駅に行きロンドン交通博物館の売店に行く。ここで土産を買い込む。とりあえず前回買ったマウスパッドを更新する。
 |
 |
 |
工事中のセントパンクレス駅 |
隣のキングスクロス駅を発車するフライングスコッツマン |
おなじみ93/4番線 |
ストランド通りを久しぶりに歩き、チャリングクロス駅を覗く。この駅は今や近郊線のみになってしまったのかな。駅の脇に出て地下鉄のエンバンクメント駅からサークル線でビクトリア駅に行く。ビクトリア駅はなかなか訪れる機会がなく今回が初めての訪問となる。ここからガトイック・エクスプレスが出ているこの列車は古い車両仕立てとヒースロー・エキスプレスの様な新しい車両仕立てがある。駅のトイレは有料で40pコインを入れバーを押すと入ることができる。ビクトリア駅はこの装置が地上にあり男女で共有している。駅の構内にパブがあったので、昼なので食事を摂る。ビターはJhon Smithの extra Smooth、それにサンドイッチを頼む。ロンドンのパブには珍しく禁煙席がある。おまけに頼んだサンドイッチがすこぶる旨い。こんな旨いサンドイッチをロンドンで食べるのは初めてである。駅からの眺めと旨いビターと旨いサンドイッチでついつい長尻してしまう。
 |
 |
 |
ロンドン交通博物館 |
チャリングクロス駅 |
ビクトリア駅 |
食事の後、バッキンガム宮殿まで歩く。衛兵交代は本日分は1130に終わったばかりであるが、相変わらず観光客が多い。グリーンパークをゆっくり散歩して横切り地下鉄のグリーンパーク駅からピカデリーサーカス駅に行き三越に柿の種を探しに行く。三越は客の約99%が日本人観光客であるといっても過言ではない。まあ日本語で買い物ができるわけだから仕方がないのだろうが。柿の種がなかったので再び地下鉄に乗りベーカールー線でパディントン駅に戻りホテルに戻りチョット休憩する。
 |
 |
 |
パディントン駅の不思議な施設 |
同駅構内の回転スシ屋 |
お世話になったパブ |
夕方、元気を取り戻し、パディントン駅の近所にたくさんあるみやげ物屋を物色し、昨日サッカー観戦客で混雑していたパディントン・プライドというパブでビターを飲みカレーを食べる。コンビニ(Spar)で糸ヒューズを見つけ面白がって購入する。今どき日本では入手困難である。これを使って変換プラグのヒューズ管の代わりとする。

(C) AOKI Masashi 2004 All Rights,Reserved