2004年夏 欧州観光(保存)鉄道めぐり

7月29日 (水)

DARTに乗る。国立交通博物館に行く。
ダブリン中央バスセンター→<Taxi>→ダブリン港1810→<SeaCat>→2100ダグラス港→<徒歩>→Adelphi Hotel泊

朝食は昨夜購入したポットヌードルのChow Mein味を試す。中華風で食べられないことはない。もう1つのカレー味はひどい。
中央バスセンター(Busaras)のコインロッカーに荷物を預ける。コインロッカーは日本とは異なりロッカーの鍵となる専用のカードを発行する方式である。これはコインがないと使用できない。荷物を預けて身軽になった足でDARTのタラ通り駅に向かう。駅前にチケットオフィスがあり、ここで1日乗車券に相当する All Day Tickt のファミリー(大人2人)を購入する。11.0EUR 1人用で7.0EURなので安い。
ダン・ローガリ(Dun Laoghaire)行きの電車が来たので乗り込み終点でで降りる。ここは折返し用のホームが本線用とは別にあり直接外に出ることができる。道路をはさんでフェリーターミナルがあり英国ホーリーヘッド行きのフェリーHSSが出ている。フェリーターミナルの前でお好み焼きの様なものを売っていたので、朝食が軽かったこともあり購入し食べる。サルサソースで食べる。
海に沿って歩きジョイス博物館まで歩くが、名前は知っているが特に興味があるわけではないので、入らずにそのまま歩き続ける。保養地の様なところを通りDARTの線路からずいぶん離れてどうしようかと考えているとなんとなく集落が現れる。なかにはインターネットカフェもある。だんだん賑やかになってくる通りを歩いていると、私有地に突然廃鉄が現れる。ゲージは結構広い。なんだろう。そのうちにDARTのDalkey駅に着く。歩き疲れたのでとりあえず北行きのDARTに乗る。Howth駅行きだったのでダブリンの街を越えてそのまま終点まで乗って行く。

DART (タラストリート駅) ジョイス博物館 Dalkey駅付近のトラムのヤード跡
Daikey駅 Howth駅 Howth駅のホーム

駅の出口に300ヤード先に交通博物館があるとのことなので、元気を出して歩きはじめる。しかし300メートル位歩いてあったのは博物館入口を示す矢印の書かれた看板のみ。ここまで来て引き返すのもしゃくなので、道路から入りさらに登って行く。途中に荒れ果てた教会の様な建物のところに「博物館右という」表示があったので右に曲がりそのまま農地に出そうな気配の右側にやや古い軍用車両のおかれたガレージが見えてきた。建物には"National Transport Museum"と表示がある。これが目的地のようである。
入口で料金を払いガレージの中に入ると、そこにはバス、トラック、トラム、軍用車両が所狭しと並べられていた。しかし埃っぽくカビ臭い。中には最近復元されたトラムもあったりする。どうやらDalkeyで見つけた廃鉄ともなにやら関係ありそうである
Howth駅に戻り駅構内のパブ&レストランで昼食を取るがなんだかまずい。相当空腹なので食べると気分が悪くなり。パニニとかいうナンの様なパンの様な不思議な食感であるが著しくまずい。それをコーヒーで流し込む。

国立交通博物館 パース駅 ダブリンの繁華街グリフトン通り


DARTで引き返しダブリン市内の観光の中心パース駅で降りる。ここは構内が立派な駅である。ダブリンの繁華街××通りを通り、中央バスセンターまで戻りフェリー港まで行くバスを探す。バスの53系統というのは分かっていたが、バス停に行っても時刻表がない。中央バスセンターで聞いても分からず、ダブリンバスに電話をかけてもわからなかったので、やむなくタクシーでフェリーターミナルまで行く。8.3EURだったのでバスなど探さずに最初からタクシーで来れば良かったのかもしれない。それでもフェリーターミナルにはダブリンバスが停まっており、乗客が降りていた。う〜むわからん。

観光用水陸両用車 フェリーターミナル フェリーの乗船券


マン島までのフェリーは事前にオンラインで予約しておいた。航空機との競合で10GBP/人以下と通常の1/3以下の運賃で乗船することができる。チェックインも簡単で乗船券のような乗船名簿の様なチケットを渡される。バッゲジ・クレームも一応ある。フェリーターミナルからバスでフェリーのそばまで運ばれ車両搭載口から歩いて乗船する。名前を書込んだ乗船名簿のようなチケットは乗船時に回収され乗船した証拠が何も残らない。フェリーは濃霧の中を霧笛を鳴らしながら進む。乗船時間が3時間弱あるのでビールを飲む。銘柄はマン島で醸造されているOkell'sである。
2100濃霧の割には定刻にダグラス港着。雨は上がっている。マン島のプロムナードが幻想的な雰囲気を醸し出している。ホテルまで歩いていけるとふんで行ってみるが、なかなか見つからず。15分で着くつもりが40分近くかかった。ホテルは屋根裏に相当するがホテルの建物の中で最も眺めがよい。本日も歩き疲れたので寝る。

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