2004年夏 欧州観光(保存)鉄道めぐり

7月28日 (水)

ダブリン市内観光

ホテルで朝食を食べる。久々のイングリッシュ・ブレックファーストである。このときにタリフに朝食代が含まれていないことが判明した。しかし他に選択肢がなかったので、ホテルで食べるしかない。
まずはDART(Dublin Area Rapid Transit)のタラ通り駅(Tara street stn.)に行きDARTの車両を見に行くが切符がないとホームに入れないのであきらめる。ともかくキモはおさえるべくまずはトリニティーカレッジでケリーの書という世界最古の文書を見る。それよりも2階にあるロングホールと呼ばれる図書館の方がよかった。
テンプルバー地区に足を踏み入れる。テンプルバーはパブが多いがまだ朝早いので店は開いていない。一軒の店でビールの樽を店の地下に蹴り込んでいる風景を眺めることができた。テンプルバー地区のリフィ川に面したところにインターネットカフェを2軒見つけた。
リフィ川を何とかいう有名な鉄の橋で渡りオコンネル通りに出る。なんだかやたらに長いモニュメントを過ぎチョット北上したところにあるインターネットカフェでメールチェックをする。0.99EUR/0.5hrと良心的であった。
市内を東西に走るアビー通りで銀色のトラム(というかLRT)が動いていた。どうやら試運転中らしい。後で調べるとLUASというトラムで本来ならば2004年の7月に開業しているハズであるとのことであったが、まだ電停は工事中であった。アビー通りは所謂トランジットモールとなる様である。でもなぜか売りに出されていたり借り手を探しているビルや店舗が多く見受けられた。LUASが開業したらどの様に変わるのか楽しみである。
LUASの線路に沿って歩く。途中古本屋でTRAM関係のDVDが9.99EURで売っていたので思わず購入してしまう。たぶんPALだろうけどPCでは見ることができるであろう。

トリニティカレッジ テンプルバーのパブ パブに投入されるカスク
開業直前のLUAS ヒューストン駅 ヒューストン駅構内


LUASに沿ってヒューストン駅まで歩いてしまう。ヒューストン駅には列車が2本停まっていたが、機関車は薄汚れていた。
ヒューストン駅を見学した後、ギネスのストアハウスまで歩く。ギネスの工場はヒューストン駅の道路をはさんだ向かい側まで拡がっており、風向きによってはマッシュの香りが強く匂う。さながら京浜急行生麦駅である。ヒューストン駅方向からストアハウスに行く人はほとんどいない様である。案内もなく道に迷いかけるが、例の展望所が目立つのでなんとかたどり着く。そこは工場の廃鉄の中であった。おまけにストアハウスの入り口にも線路の跡が伸びている。まあ名前が示すとおりストアハウスなのであるから鉄道があってもおかしくはないのだろうが。ちなみにこの鉄道、ゲージは559mmとの由。
入場券を買うと樹脂に入ったギネスの原液をくれる。リップが着いており。これでギネスを1パイント飲むことができる。飲んでしまうとリップを取られてしまう。ストアハウスの展示を一通り眺め、いよいよ今回のお目当ての一つである7階の展望所でギネスを飲む。サーバントは泡に見事なシャムロックを描いてくれました。さらに5階のレストランでギネスを頼み昼食を摂る。食事後クリストチャーチの前を通り、さらにコノリー駅まで足を伸ばし一旦ホテルに戻る。

ギネス工場内の廃鉄 ストアハウスの入り口も廃鉄 こんな機関車が走っていたようです
ストアハウス7階のGRAVITY GRAVITYからの眺め ちゃ^んとシャムロックを作ってくれます

休憩ののちテンプルバーに繰り出し「ザ・テンプルバー」というパブで2パイントのビターを飲む。アイルランドのパブは禁煙なので非常に居心地がよい。帰りにスーパーでビールとサイダーとポットヌードル2種類を購入してホテルに戻るが疲れて飲めず、食べられずにダウンする。本日は約3万歩歩く。

××橋 コロノリー駅 カスタムハウス



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