2003年8月 九州全県自車で走破!

8月5日(火)

鹿児島→R226→RS「喜入」→指宿(砂蒸し風呂「砂楽」)→西大山駅→長崎鼻→開聞町(町営「そーめん流し」昼食)→池田湖→指宿スカイライン→鹿児島IC→九州道→桜島SA→八代IC→八代(給油)→松浜軒→八代駅→r14→熊本(法華クラブ泊) [走行:306.1km]

朝8時前にホテルを出てR226で指宿を目指す。対向車線は市街地への通勤クルマで混んでいる。指宿方面も谷山付近でやや流れが悪くなる。途中山の上にH-IVロケットともう一機ロケットが展示してある。宮崎といい鹿児島といいロケットを展示するのが好きなのだろうか。R226は産業道路に合流する形態であり産業道路の方が優先のようだ。

RS「喜入」は石油備蓄基地の隣に位置する。営業は10時からだが、何となく清掃中の建物の中に入れスタンプを押す。

RS喜入 石油備蓄基地
RS喜入 隣は石油備蓄基地

指宿の市営「砂楽」で天然砂蒸し風呂を体験する。なにやら献血のキャンペーンをやっており「ミスナンチャラ」が暑そうにしていた。指宿の砂風呂は房総に比べ砂が粗く通気が良いのか余り熱く感じない。もっとも朝食抜きなので長風呂は禁物、10分強であがる。

砂楽 砂風呂
枕崎市営 天然砂蒸し風呂 「砂楽」 天然砂蒸し風呂

R226から程近い指宿・枕崎線の西大山駅に立ち寄る。8月10日から沖縄に「ゆいレール」ができるので「日本最南端の駅」が「本土最南端の駅」に模様替えしていた。

西大山駅 西大山駅と開聞岳 長崎鼻
本土最南端の駅「西大山」 西大山駅と開聞岳 長崎鼻から開聞岳を望む

約20年ぶりに長崎鼻を訪れる。今は海岸に下りられる様になっている。また「ソテツ」自生の北限であるとのこと。岬に下りるみやげ物街は商売熱心であるが度が過ぎるのではないか。開聞岳の山麓を通り池田湖に到る手前にある「唐船峡」にある町営の「そーめん流し」で昼食をとる。なんでも「回転式そーめん流し機」は町の助役が開発したとのことである。池田湖で小休止後、指宿スカイラインで鹿児島に戻る。この道路へのアプローチは県道で基本的に3車線あり、1車線分は登坂車線となっている。

そうめん流し 池田湖
開聞町営「そーめん流し」 池田湖のイッシー

走っているとなんとなく高規格道路になりやがて九州自動車道になる。桜島SAで休憩しエリアマップをゲットする。やがて山岳路線となりえびなSA近辺では局地的豪雨となる。なおえびなSAからR221のループが見渡せる。加久藤TNや肥後TNなどの長大TN群を越えるとやがて八代ICに到着する。R3を市内に入り駅入り口を過ぎたGSで給油する。走り始めると道路に「松浜軒」の文字が現れる。一旦駅に行き案内図をもらってからと思っていたが、そのまま「松浜軒」を目指す。「松浜軒」は博物館や図書館に隣接する場所にあった。庭園が公開されているので堪能する。どうやら現在は松井神社の社務所という扱いになっている様である。近年国の史跡に指定されたとのこと。百間先生の文章から思い描いていた世界と現実を対比させ堪能する。八代駅までの道路は一本道である。

松濱軒1 松濱軒2 松濱軒3
松濱軒と赤女ケ池 松濱軒 正面玄関
松濱軒4 松濱軒5
案内板 謝辞

あえて国道を避け県道で熊本を目指す。このあたりは小さな町が点在するので走っていると町名を示す標識が次々と現れる。もちろん「千丁の柳」で有名な千丁町も通過した。

熊本の夜は市電で駅前に出る。乗った車両は日清「チキンラーメン」のパッケージ塗装であった。駅前の「地ビール館」に行く「ヴァイツェン」「ピルス」「ペールエール」「ブラックピルス」の4種類全て味わう。ホテルへは歩いて戻る。途中唐人通りのローソンで「エビス黒」を確保する。

(C) AOKI Masashi 2003 All Rights,Reserved
e-mail:aoki@tomato.rim.or.jp