函館の旅

旅行会社の飛行機往復フリープランでの3日間の旅です。初日は市電1日乗車券を使い市内を回りました。2日目は江差、3日目は大沼へ。

2003/12/29

行程

羽田空港7:45〔JAL 541便〕⇒函館空港9:40[バス]⇒函館駅前[市電]⇒五稜郭公園前→五稜郭公園→五稜郭公園前[市電]⇒駒場車庫前[市電]⇒湯の川→湯の川温泉[市電]⇒函館駅前→山麓[ロープウェイ]⇒函館山頂[ロープウェイ]⇒山麓→二十間坂→末広町[市電]⇒函館駅前

函館駅

函館駅

函館空港からバスで函館駅へ。前回訪れた1994年とは大きく異なり駅は新装、改札は自動改札。あまりの変化に構内をじろじろ見ながら回っててしまいました。駅前はまだ工事中で広々としています。

写真は函館山を入れて撮影してみました。

五稜郭公園

五稜郭

市電に乗ってまず五稜郭公園へ。展望タワーからの眺めを楽しむのが1番ポピュラーですが、一面銀世界でもなく、花や緑に包まれているわけでもないところを見てもあまり面白くないと思い、タワーと公園の一部を狙って写真に収めました。

函館市電

駒場車庫

一日乗車券の効力を活かすべく、駒場車庫、終点の湯の川駅と回り、市電をいろいろ見てみました。

駒場車庫では道路上を複雑に線路が分岐し、車庫へとつながっています。

湯の川

終点の湯の川は、ホームの手前で単線となり、着いた電車はすぐに折り返していきます。

函館の夜景

山麓駅

駅に戻り一息ついたあと、ロープウェイに乗って函館山山頂へ。ふもとのロープウェイ乗り場の近くには観光バスの駐車場があり突然乗客が増えたりします。しかし、それとかち合わなければ、混雑はそれほどでもありません。やっぱり冬はやや観光客も少なめ?

函館山からの夜景

函館一番の観光スポットといえる、山頂からの眺め。この時期は夕方5時過ぎにはもう夜景が楽しめてしまい、よくよく考えると夜景を見て、その日のうちに飛行機で東京へ戻ることができてしまいます。

函館のライトアップ

二十間坂

この時期は二十間坂もライトアップしており、山頂からも良く分かります。実際にそばへ行ってみると右のような感じです。

函館駅前

函館駅前の停留所はライトアップされています。でも、写真にするとあまり目立たないですね。

2003/12/30

行程

函館10:07[JR]⇒江差→開陽丸→鴎島→中歌町15:18[バス]⇒函館駅前

青函連絡船

摩周丸

2日目の朝はまず駅周辺を歩きました。函館駅の旧桟橋には摩周丸が泊まっています。青森にも八甲田丸がいます。八甲田丸については青森の旅に掲載。

江差線

木古内

江差線に乗り、江差へ。列車は2両編成で、途中木古内で1両切り離し(写真)。それでも混雑はしておらず、江差は桧山支庁の中心地なのにちょっとさびしい感じ。

江差駅は町の中心部からやや南にあるので、歩いて中心部へ。

開陽丸

開陽丸

明治時代に活躍した船の復元したもの。しかし、マストに帆は張っていないので、迫力はもうひとつ。冬のせいかもの寂しい感じもします。船は町の中心部の海岸沿いにいます。

鴎島

鴎島

実質上陸続きの島。開陽丸はすくそばにいます。島の中は遊歩道もありますが、雪もあるので念のため安全を考えて止め。ということで、少し離れた高台から島を撮影。

鴎島灯台

よく見ると、島には小さな灯台があります。右上の写真でいうと、中央やや右寄りにあります。

帰りはバス。この写真を撮った地点から海沿いにやや北へ行った、中歌町というバス停から乗車。時刻表では15:18でしたが、よく見ると15:16,15:17と連続して病院行きバスがあり、全体としてバスの少ないところでこんな固まってくるのはなんかもったいないです。

金森倉庫のライトアップ

金森倉庫

函館に戻った後は、再び駅周辺へ。ライトアップされたところを回りました。写真は赤レンガ倉庫街のライトアップです。

中央上部の光は、函館山の山頂です。

2003/12/31

行程

函館駅前10:15[バス]⇒森12:01[JR]⇒大沼→大沼・小沼→大沼公園15:09[JR]⇒函館[バス]⇒函館空港19:35〔JAL 548便〕⇒羽田空港

函館バス

長万部行きバス

3日目はまず、バスで森へ出て、JRに乗り換え鹿部経由で大沼とめんどくさいルート。(笑)函館線の鹿部回りに乗ってみようと思いこうしました。

森へは写真の函館バスの長万部行きバスに乗車。バスは乗るときに整理券を取り、降りるときに運転を払う方式ですが、整理券にはバーコードがついていて、運賃箱に整理券を入れると料金が表示され、お金を入れていくとそれを数えて過不足の起きないようになっている、なかなかの優れモノ。数年すると、全国に普及するのかな?

日吉営業所前行き

函館バスは、長距離路線は上の写真のような色で、函館市内路線は銀色に赤帯となっています。この色、東京に住む人が見たら「東急バス」を連想する人がたくさんいそう。

しかも左写真のように、「日吉営業所前」という、あたかも横浜を走っていそうな行き先まであったりします。ちなみに横浜にも東急の日吉駅そばに日吉営業所は実在していたようです。

大沼駅

大沼駅

大沼駅から大沼へは約1kmほど歩きます。線路が分岐するためか列車から降りたのは自分ひとりというような駅ながら駅員さんがいました。

大沼

大沼

大沼公園はさすがにメジャーな観光地だけあってそこそこ人がいました。ただ、天気はいかにも山の中の曇り空で、晴れていれば沼の後ろにそびえる駒ケ岳もまったく見えません。

大沼とスーパー北斗

そこで、列車を入れての撮影をしてみました。…でも、せっかくのスーパー北斗号も後方の山とかぶってあまり目立ってないですね。

小沼

小沼と渡り鳥

線路を挟んだ反対側に小沼があります。渡り鳥に餌付けのしやすくなってる場所があり、ここに白鳥やカモがたくさんいます。線路の近くなので、やはり列車とあわせて撮影。

大沼公園駅

大沼公園駅

大沼公園駅はかつて(約20年前)訪れた時と変わっていませんでした。大きい駅は自動改札、小さい駅は合理化で改札省略という傾向が強くなっている中、改札を列車の来るほんの数分前になっておもむろに行う、昔ながらの光景はいい雰囲気でした。

スーパー北斗

スーパー北斗とスーパー白鳥

大沼公園駅からは特急スーパー北斗で函館へ。函館駅では本州へ向かう特急スーパー白鳥がすぐ隣のホームに止まり乗り換えがしやすくなっています。スーパー北斗は気動車でスーパー白鳥は電車ですが、見た目の形状はそっくり。色が違うので区別はできますが…。

函館空港

函館空港

函館空港は建て替えがすすんでいて、到着ロビー以外はほぼ完成。搭乗した548便はこの日最後のフライト、すなわち2003年最後の函館空港出発便でした。

羽田に到着するときには「本年も日本航空をご利用いただき、ありがとうございました」といった放送もありました。