パーク3日目編 〜油断大敵! DCA

 

油断その1
 
 パーク3日目はもう一つのパーク、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー(DCA)!
でもパークは10:00開園なので、ゆっくり起きて8:30にホテルの「White Water Snacks」で朝食。
ここはホテル専用のDCA入口の横にある、カウンター形式の軽食やさん。注文すればホットサンドも作ってもらえるし、ヨーグルトやサラダなどコンビニで買える程度の食品も売っている。
ティンクグッズ
ティンク柄のコーラと紙コップ
 そしてなんとここには、探し求めてたティンクの柄のコーラが♪♪♪ うわ〜い、パークでいくら探してもなかったけど、やっと見つけた〜
本当はペットボトルの方がよかったけど、ビンしかなかったので1本だけ購入(重いし)。ううむ、しかし記念にとっておいたら中のコーラは果たしてどうなるだろうか・・・

 朝からハッピーな気分で9:50に専用入口からインパーク。
な〜んだもう入れるのね〜と思ったけど、目の前のグリズリー・リバーランよりも奥にはまだ行けないようだった(ロープが張ってあった)。
なのでパーク入口近くの一番人気のアトラクション、ソアリンに行ったら既に15分待ちの表示。並ぼうかと思ったけどやっぱりファストパスにして、タワーオブテラーを目指す。
 入口前を通るとちょうど開園時間だったらしく、ゲートからどっと人が押し寄せてきてあっという間にソアリンに列ができていた。

 タワーオブテラーは5分待ち。これに乗った後で心停止を起こした人もいる、という事故の話も聞いてたのでちょっとビビる。
「う〜コワイよう」と言いながら入ってくと、キャストのお兄さんが「コワクナイデスヨー」と日本語で答えてくれた。本当だろうな!
 中は廃墟のホテルという設定なので、くもの巣がはってたり古びた造り。ホテルの制服(キャストさんの服)がなかなかカワイイ。中をキョロキョロ見回しているうちにあっという間にエレベーターに乗る時がきた。

 最上階まで行く前に途中の回で止まり、迷い込んだ家族がこっちにおいでと手招きする不吉なシーンを見た後、一気に上って目の前のドアが開いてDCAの景色が見えた直後、いざ急降下っ!
足元に置いていた荷物が浮いたままのスピードでまっさかさま〜
 その後もう一度上まで行ってまたドアが開いて落ちるんだけど、アレ、外が見えるからコワさが増すんだなあ。どれだけ高いかわかるから。
 でも来年秋ディズニーシーにできるこのアトラクション、シーからはどんな風景が見えるのかなあと想像したり、ちょっとした感慨もあったりしてコワ楽しかったっす。

タワーオブテラー
2006年秋、シーに登場
 
 隣にあるショップを覗いた後、11:00にソアリンへ。日本語ガイドには『急上昇、急降下しながらカリフォルニアの名所を一気に観光!』と書かれている。
タイプ的にはスターツアーズのようにスクリーンを見ながら座席が動く、というもの。ただスクリーンがハンパなく大きくて、座席も宙に浮いて動くので最初空に飛び出した時に「うわぁ」と歓声を上げてしまった。
本当は「臭い」も感じられるそうだけど(オレンジ畑の上ではオレンジの香りがするらしい)、残念ながら私たちにはわからず。
 そして、思ってもみなかったクライマックス。
最後のシーンはなんと夜のディズニーランド上空で、メインストリートUSAが目の前に現れた。そしてキャッスルの上に打ち上がる花火・・・、な、なにこれ〜反則!!
もちろんティンクも飛び、私の脳裏には昨日見たリメンバーが甦る。うっうそっ、また涙がぁ〜(T0T)
 ・・・不覚。

ミニー
サインをするミニー
 ああやられたと思いつつ、12:30からのアラジンのショーの優先受付をしに行こうとサンシャインプラザを通ると、ミッキーとミニーがグリーティング中!
特にミニーは普段のキュートな格好とは違って、ラフな感じがカワイイ。もちろん列に並ぶ。
今思うとこれがDCAで唯一のグリーティングだったのだが、この時は気軽に二人と別れてしまった。もう少しハグハグしてもらうんだったな〜

 ハイペリオンシアターに行き、ショー開始の30分前に受付をしてそのまま優先入場の列に並ぶ。
この回は1回目のショーでそんなに並んでなかったけど、たまたま2回目のショー時間に通りかかったらすんごい行列だったので、先に見といてよかったぁ。

 ショーは映画とほぼ同じ流れで、英語で話が進んでも大体の流れがわかる。仕掛けも豪華で最初から最後まで飽きさせることがなく、聞いていた通りすごいクオリティの高いショー。やっぱすごいね〜。
「アラジン」とはいえやっぱジーニーが主役って感じで、彼のしゃべりにネイティブの観客たちはどっかんどっかんウケていた。
 アラジン:「ジーニー、君はこれでもう自由の身だ」
 ジーニー:「おお! じゃあ早速ディズニーランドに行くとするか!」 このやりとりが唯一聞き取れた(^^;

 お昼は「Wine Country Trattoria」。テーブルサービスのイタリアレストランで、店名にあるようにワインも飲めるレストラン。
ここの受付の場所になんとデイジーのピンの写真が飾ってあって、ああデイジーこんな所に! とテンションが上がったけど、英語を解読する間もなくすぐに店内へご案内〜。
 でもどうしても気になったので、食べ終わってお店を出る時に受付の人が「おいしかった?」と声をかけてくれたので、思い切って聞いてみたら「Annual Passholder云々」・・・。ちぇーっ
日本の年パスじゃだめですか・・・

 お昼を食べ終えると、だんだんと雲が多くなってきた。グリズリー・リバーランのファストパスを取りながら、ちょっと不安(理由は後述)。
そして16:00に乗るまでの時間は、お買い物ターイム! DCAは今日しか来ない予定なので、ショップを色々見る。

 実は私はピンが大好きで(日本のパークでもランヤードにピンをつけて歩いてる)、日本では事実上終わってしまったピントレーディングがこちらでは普通に行われていると聞いてたので、ピンを買い漁ってくることも今回の旅の大きな目的。
なのでワゴンタイプの店にもピンが大量にあるのでもうウハウハ状態、かじりつくようにピンを物色。

 今年は50周年を記念して、アニバーサリーイベントやアトラクションオープンなど、その年を代表する出来事をピンにした「Magical Milestones」ピン(詳細はこちら) なるものが存在する。もちろん50個(ちなみにスーベニアメダル版もある → こちら)。
 だけど売り切れてるのもあって(1982年の、ビッグ10リタイアのヤツが欲しかったなあ)、各ショップを渡り歩いた。

 ピン売り場は当然ピン好きが集まるので、みんなピンを見ながら私のランヤードもチラ見していく。日本のをつけてるから、珍しいってこともあるんだろうけど。

トレードピン

今回トレードしてもらったピン

 ディズニーシーのグランドオープンのピンをつけてたおじさんがいたので、聞いたら「キャストと交換したんだ」そう。きっと日本人がキャストとピントレして、それがこのおじさんの元にきてまた誰かの手に渡っていくんだろうな〜と、ピントレの広がりを実感。私もいつか、ビッグ10のピンに会えるだろうか。

 

油断その2
 
クマ岩

岩隈・・・じゃなくてクマ岩(^^;

 16:00になって、グリズリー・リバーラン。円形のボートに乗って回りながら急流を下っていくというもので、激しくぬれるのがまた楽しいアトラクション。
しかしお昼過ぎから曇り始めた天気は回復せず、濡れるのはちと厳しいな〜という状況。中にはカッパを着ている人もいたけど、周りのゲストから「チキーン!」とヤジが飛んでいた(^^;
 私たちも笑いながら乗り込んだものの、後に同乗した他のゲストにたっぷり笑われる羽目になる。それはもうハンパなくびしょ濡れになったからだ。

 ちょうどボートの出入り口の横の席だったので、その出入り口から普通の流れでもザバザバ水が入ってきて、急流地点ではもう水どころが波になって襲ってくるではないか!
同乗のゲストはそんな私たちの姿に大喜び、私たちは笑顔も引きつるほどビショビショ・・・ホントにパンツまで・・・。くぅぅやられた〜
 ホテルの専用口も目の前だったし、そのまま部屋に直行してシャワーを浴びて休憩。は〜これでこのホテルにした意味はあったけどね・・・。

 ついでに防寒対策も整え、17:20にブロック・パーティー・バッシュ(ピクサー作品キャラクター大集合! のパレード)へ。
事前に観覧予約しておいたので、指定された場所に行ってみたけどそれらしき場所もない。キャストに聞いてみようとすると、別のキャストが「ああ、こっちこっち!」と呼ぶのでその場所に行き、言われたとおりに座る。
でも別に予約観覧指定場所というわけでもなく、フツーに場所取りしてるのと変わらない。特に予約しなくてもよかったな〜と思いつつ、待つことしばし。
 
 最初にグリーンアーミーマンがやってきて、子供たちを集めて訓練開始。ノリノリの子供が「Yes,Sir !」と最敬礼する姿がカワイイ^^
 パレードルートの終点エリアで待っていたので、なかなかパレードが到着しない。そしてやっと到着したダンサーたちを見ると、みんな汗ビッショリ。
それもそのはず、このパレードは計3回止まってショーを行うヤツでここは3回目。ショーモードはダンサーもゲストもノリノリで踊りまくるので、この汗の量にも納得〜。
ちょうどフロートとフロートの間だったけど、ダンサーさんと踊りまくれてもう最高! 音楽も楽しいし気持ちも体もアツくなったショーだった。
 そしてそのアツい踊りが認められ(?)、最後フロートからバシュッと飛び出したボールをダンサーさんが私にプレゼントしてくれました。やったね!
BPBのボール
柔らかいけど弾むボール

 

 その後はもう一度ソアリンに乗り(さっきは最後、あれ以上泣かないように見るのをやめたから(^^;)、ディズニーアニメーションへ。
最初のロビーみたいな場所は上の方にぐるりとスクリーンが置かれていて、次々とディズニーアニメーションの場面が映し出される(これを見てるだけでも十分楽しい)。
いくつかの部屋に分かれててアフレコを体験したりもできるらしいけど、私たちはドローイングクラスへ。

 いろんなキャラクターを教えてもらえるらしいが、この時はミッキーだった(前回はグーフィーだったらしく、グーフィーを描いた跡が紙に残ってた)。
私はTDLでも体験してるので、結構スイスイと描いていけた。描き方は同じで、やっぱり統一のマニュアルがあるんだろうな〜。
 ダンナは自分が描いたミッキーの出来がショックだったらしく(笑)、隣のショップでディズニーキャラの描き方本を買っていた。これにはデイジーも載ってるので、私も練習しようっと。

 再びピン探しをした後、20:00にディズニーランドに移動してファンタズミックのシーティング。まん中のスクリーンのちょっと左寄り、2列目で待つ。
私たちの前で待ってたのは親子連れ(男の子2人と両親)で、私がカメラやビデオをチェックしてると弟くんが興味津々の視線を向けてきた。
私もふざけて撮るマネをすると、恥ずかしそうにお母さんに抱きつくものの、すぐにまた首を伸ばす。シャイだけど好奇心旺盛な男の子であった。

ミッキー

ファンタズミック! の始まり

 21:00にリベンジのファンタズミックが開演。ミッキーがスポットライトに照らされて、両手を上に上げてそのまま左右に振る。
私はナゼかこのポーズが忘れられず、見るたびに悶絶。だって全開の笑顔であんなバカっぽい 楽しげなポーズ取るんだもん〜〜。イヤもちろん、かわいいって意味ですが。
 そしてこのショーの最大のポイント(と個人的には思う)ウォータースクリーンが登場、「魔法使いの弟子」のミッキーを映していく。
これが前回見た時ほぼ真横からの眺めだったので小さくて色もあんまり見えなかったけど、今日はその鮮やかさに感激。うわぁ、こんなにキレイに見えるんだ〜。
 スクリーン上で花火が映ると実際にパイロが上がり、この辺の融合がやっぱうまいなぁと感心。

 ピノキオが動かないトラブルがあったけど、ピーターパンの船の登場シーン、ドラゴンとの対決シーン(TDL10周年の「It's Magical!」を思い出すなあ^^)はさすがの迫力。もちろんマークトウェインをミッキーが操縦して登場するシーンも、「ぅわぁ」と叫ばずにはいられない。
 最後は噴水とレーザー光線、大量のパイロ(ミッキー煙で見えない(^^;)の洪水で、瞬間的にミッキーが消えてショー終了。拍手と歓声が沸き起こる。
はあ〜、ちゃんと見れてよかったあ。悪い評判を聞いたことがないファンタズミックを、不当評価してしまうところだった。危ない危ない。

 ショーが終わって前にいたお母さんと目が合い、どちらからともなく「よかったですね〜」みたいに笑い合った。弟くんもこっちを見たので「楽しかった?」と聞いてみたけど、やっぱり恥ずかしがってお母さんにしがみついてしまった。
 ちっ、最後まで落とせなかったか(笑)

 

 夜のパークを一周してから外に出て、ワールド・オブ・ディズニーでいよいよ本格的にショッピング。
下見した時はどれだけ買うことになるかと恐れていたけど、時間を置いたために冷静になったようで、バカ買いは避けられた。やっぱイキオイで買っちゃいかんね〜。
 イキオイと言えば、この時私はある意味勢いのある、衝撃的な光景を目にしたのだった。
 それは飾り皿が置かれていたコーナーで、迷いながら見てた私の隣に若い女の子がやってきて、積んで置いてあった皿を手に持ってそのまま中を開け始めた。
ええっ、それは見本じゃないでしょ〜とビックリしながら見ていると、なんと発泡スチロールで梱包されてるのもかまわずバリバリと壊し始め、中からお皿を取り出すではないか!

 ひええぇぇ、なんつーことを・・・と思わずその場を離れて距離を置いて見てたら、母親らしき人が来て何やらしゃべってたけど、すぐに皿を元に戻すことなくどこかに行ってしまったのだった(しかも笑いながら・・・)。
下には発泡スチロールのカスが散らばり、もちろんそのお皿はむき出し。あのお母さんも別に娘をたしなめることもしなかったから、これってアメリカでは普通なの〜?? それとも前代未聞のバカ親子??

 真相は闇の中だけど、他のお皿売り場でも下にはスチロールのくずが散らばってたので、フツーなのかもしれない・・・。常識も国が違えば役立たずなのねえと、夜に目にするにはあまりにもキョーレツな出来事でした。


ワールド・オブ・ディズニー パーク寄りの入口

 

 

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