タタミ一枚線路の旅【レイアウトへの道のり〈15〉】 環境整備


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左の写真はいささか古いものですが、瞥渡線の普段の様子です。使わなくなったロフトベッドの上に設置されています。ベッドのフレームの前後がヘッドボードのようになっていまして、これが製作や鑑賞の邪魔になることがあります。そこで思い切って邪魔な部分を切断することにしました。電動工具などありませんから、金工用ノコで汗だくになりながら作業を行いました。

背景画を外して作業しなければならなかったので、この際に新しいものに交換することにしました。『鉄道模型趣味』誌などの製品紹介欄にあった、トレインウェーブというところが販売している『空と雲の壁紙』というものを使うことにしました。これは青空に雲模様の、文字通り壁紙で、上下幅が92cmあります。これを4m弱使い、レイアウトの奥の壁面からL字型に貼りました。元々使っていたものより幅・長さとも大きいので、かなり広い範囲を覆うことが出来ました。


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切断作業の際にレイアウトをベッド上から避難させたので、再組み立てを行いました。この状態は普段見られないので写真に撮ってみました。2分割にしたレイアウトの、奥の部分のセクションです。およそ1830mm×470mmになります。Gゲージで単線のモジュールレイアウトを作るとしたら、この位で一単位になるかもしれませんね。


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残りの部分を繋げました。これだとあまり変わりばえしないですね。


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ストラクチャーと電柱を配置しました。人によってはこの前の写真の方がゆったりした感じで良いと思うかもしれません。壁紙は、ほぼ天井まで達しています。


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取り敢えずあるだけのアクセサリーパーツを配置した、組み立て完了状態です。まだこれで完成という訳ではありませんが…。壁紙も接着剤で貼ったわけではないので、折り目でしわが寄ったり、平らなところに折り目が付いてしまったりしています。


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ベッドの余計なところを切り取ったのと、背景画の面積が増えたことで、こちらから写真を撮っても余計なものが入らなくなりました。苦労しただけのことはあったようです。


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レイアウト奥の空間が、背景画の面積が大きくなることで間延びした印象になったため、手持ちの樹木を遠景として配置してみました。

 
実はこれ、発泡スチロールの板に樹木を差し込んだものをレイアウトと背景との隙間に押し込んだだけ。レイアウトの設置場所が高いので、こんなものでも誤魔化せます。特撮映画的手法(笑) g_layout_90.jpg

(2003.11.8 追記)
g_layout_91.jpg レイアウト左奥の針葉樹は、大小合わせて7本になりました。周りの樹木も若干増加しています。

一番端のものは、実は台枠の外で、背景にへばり付くように立っています。

傍らになにやら変なものが…。
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g_layout_93.jpg コンビニで買った食玩の、ウルトラセブンに出てきたワイアール星人です。ライケンの代わりです(^^;

これまでに9個買った中の実に3個がこれでした。運がいいのか悪いのか…。ちなみに残りの中の3個がペガッサ星人で、9個買ったのに5種類しか集まっていません。植物宇宙人の呪いかなぁ。


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