タタミ一枚線路の旅【レイアウトへの道のり〈14〉】 ストラクチャー塗装中


g_layout_77.jpg

9月中のレイアウト製作作業は、ひたすらストラクチャーの塗装に費やされました。


g_layout_78.jpg

便所の建物は背が高すぎたので2cm程切断しました。屋根はヒルマモデルクラフトのプラ製の、ピッチの大きい波板を使い、所々曲げや割れを表現、パッチもあててみたりしています。アサヒペンのクリエイティブカラースプレーのブリックレッドという色で基本塗装をしたあと、タミヤのアクリル塗料やエナメル塗料、パステルの粉やら地面に使った土まで使ってウェザリングしました。

壁の方は基本塗装のないまま、各種塗料でのウェザリングのみで風化した感じに仕上げました。

出来上がりを見た妻に「こんなトイレには入りたくない。」と言われたので、うまく塗れたと思っていいのでしょうか。

駅本屋はまだ塗装仕上げ中です。気に入らなくて何度も塗り直しをしています。その度にリムーバーを塗ったり水洗いをした(合板でガッチリ作っていただいたので水洗いにも耐えました)せいで、表面がささくれたり削れたりなどして、期せずしてエージングされてしまいました。

結局、水性の木材用染料で基本色を塗ったあと、便所の建物と同じ塗料を使ってウェザリングしています。便所と違い、古びてはいるが手入れも行き届いているような感じにしたいのですが、その辺りの匙加減は難しいですね。

g_layout_79.jpg

g_layout_80.jpg

北海道の駅なので、出入り口や改札口には元設計にはない扉を付けました。出入り口は引き違い扉ですが、改札口の方は外吊りでなおかつ片一方に収めてしまうという、「ホントにあるの?」的な扉にしてしまいました。どっちの扉も実物換算で高さ2.4m位あります。ちょっと高いですね。

屋根の表面は、申し訳ないと思いつつ、雨宮21さん製作のものから葺き替えました(すいませんm(_ _)m)。裏に粘着剤の付いた0.1mmのアルミ板を22mm×42mmの長方形に切って、実物さながらに貼り重ねています。基本色は便所に使ったものと一緒です。それにタミヤのアクリルカラーの艶消し黒を薄めたものを墨流しして、艶消しのクリヤを吹き付けてあります。このようにしたものを基本としてウェザリングしていきますが、便所ほどには汚さないつもりです。

g_layout_81.jpg



屋根の塗装が終わったら、庇や煙突、雪留めなどを付けたり、内装の工作もしたいと思います。しかしまだレイアウト左側のPIKO製の家が手つかずですね。


g_layout_82.jpg

(2003.10.14追記)
日本Gゲージクラブの定例運転会に参加した際、早くHPの更新をしろと脅された(笑)ので、駅舎の10月14日現在の姿を載せておくことでお茶を濁そうと思います(^^; とは言え、この2週間は駅舎のディテール工作しかしていないんですが…。てなわけで、やけくそで大きめの画像を貼り付け(笑)