タタミ一枚線路の旅【レイアウトへの道のり〈13〉】 植栽作業一段落


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まだ不十分ではありますが、一応レイアウト全体の草木の密度を揃えたので、これで一段落ということで全体像を撮影…なんですが、前ページの写真と比べて「どこが変わったの?」と自分で質問したくなるくらい変わり映えしません。細かい作業に入ったのである程度は予想していたのですが、まさかこれほど変わり映えしないとは…。


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嘆いていてもなんなので、別アングルからの眺めをどうぞ。

このくねくね曲がった線路がいい感じ、と自画自賛。踏切周辺にはプリザーブドフラワーのテンモウソウを適当な長さに切ったものを植えて、背の高い草を表現しました。

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駅裏の林は最終的にご覧のように、ファインリーフフォーリッジ各種見本市のようになりました。

写真ではストロボ光が回っているので結構明るいですが、実際は部屋の明かりから最も離れたところになり、かなり暗くなります。草木を植える際にもその辺りを強調するように、濃いめの色のものを中心に植えました。一番色の濃いものは針葉樹の位置より前には植えないことにして、奥行き感を強調してあります。肉眼で見ると割と上手くいっているような気はします。

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レイアウト真ん中あたりの、Sカーブが内に入っている部分、その線路の向こう側に背の高い木を置きたかったのですが、針葉樹は奥行きがありすぎて無理そうでした。そこでこんな感じのものを植えてみました。名付けて『ポプラモドキ』。ドライフラワー(名前とかよく知らないんです(^^;)を塗装して立てただけです。一応これも遠いところにあるので、濃いめの色にしてあります。

下草も基本のスポンジ粒だけでは単調なので、このような繊維質のものも撒いてみました。

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あまり使われていない素材だと思われるので紹介します。左がウッドランドシーニックス製、右がノッホ製の『草のフリカケ』。どちらも『ホビーセンターカトー』で購入しました。ウッドランドシーニックスの方は高さ20cmくらいの容器に入っていまして、この先一生使い切れないんじゃないかというくらい大量に入っています。

中身は、Gトラックにも使っている『芝生マット』の繊維だけといった感じのものです。木工用ボンド水溶液を塗った所に撒いたり、適当に振りかけたあと、フィクサチーフ(画材用定着液)を吹き付けるなどして固定してあります。

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各種の草用素材を組み合わせてこのようになりました。妻に「これは、草むしりしないと…」と言われたので、上手くいっているということでしょうか。

あとは、気が向いたときにちょこちょこと作業することにします。そろそろストラクチャーの塗装に進まないと…。


(2003.9.5追記)
デジカメの動画撮影機能を使って、ムービーを撮ってみました(001.mov 978KB)。
jigajo.jpg←この絵をクリックして下さい。
(ファイルサイズ軽減のため、音声は収録されておりません)


おことわり

このムービーはQuickTimeによる収録となっています。Windows環境のパソコンの場合、QuickTimeが入っていない場合がありますので、その場合にはアップルコンピューターのサイトでQuickTimeを入手して下さい。

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