ベランダ鉄道 『洞爺鉄道・辺蘭妥線』の建設
【その2】路盤にコルク板を敷いてみる


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単に線路を床に置いただけではいかにも仮設という雰囲気が漂ってくるので、線路の下に路盤を敷き込むことにしました。何を路盤の材料に使うか散々迷った揚げ句、4mm厚のコルク板を使うことに決定。敷き込みを完了した状態が左の写真です。お座敷運転を組立式レイアウトくらいに持っていきたかったのですが、目論見はうまくいったのかどうか…。


右の写真はそのアップです。対比物がないのでNゲージの線路のように見えてしまうのはご愛敬。コルクを選んだのは、

★床に直置きになるので強度は必要ない
★ある程度の耐水性がある
★はさみやカッターナイフなどで容易に加工できる
★安価


といった理由からです。切り出したコルクは塩ビ製と思われる床材にホチキスの針で要所要所を固定してあります。風には飛ばないが、持ち上げれば容易に外すことが出来る程度の固定のされ方です。

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レイアウトは本線・ポイント部・引き込み線3本それぞれの計5ブロックに、電気的に分割されています。そこへの給電をつかさどるのがこれ。米アトラス社製のセレクタースイッチです。昔日本にも輸入されていたことがありましたが、かの地では今だ現役商品です。アトラス社のWebサイトで直接購入しました。実はこれ、セレクターと言うだけあって、単純なON/OFFスイッチではなく選択スイッチなので、これで2つのパワーパックによるコントロールが実現してしまうのです。でも、線路配置が単純なのであんまり意味がなかったり…。『コネクター』っていう、ON/OFFスイッチの商品もあるのにわざわざこちらを買ってしまうところに割り切りの悪さが感じられますね。