債権者一覧表
特に注意する点・・絶対に、書き落とさない事・・・免責決定になったとしても、書き落とした債権者には、免責を主張できません。したがって、免責決定がなされても、請求されてしまいます。
★他人の保証人になってあげている場合にも、将来、保証債務を履行する義務を負う可能性があります。
したがって、現在、請求されていなくても債権者一覧表に記載します。
★現在の残元金・利息の合計金額・・・利息制限で引き直していない、請求されている額でOKです。
★借入総額・・・・通常、借りたり返したりを繰り返しているので、分かるはずありません。
したがって、不明とかけばOKです。・・・このように書いて、今まで裁判所からモンクを言われた事はありません。
★借入日・・・・正確に分からない場合・・・○月頃と書くしかありません。
最初の借入日が10年以上前の場合、利息制限法との関係で過払いになっている場合が多いです。
過払いの額が多額になりそうな場合、過払い金を取り戻して、そのカネを各債権者に配当するため、管財人が選任される可能性があります・・・・管財人選任型
★使途・・・・カネを借りて、「○○を買った」とか、「そのカネで○○サラ金に借金返済をした」とか「生活費として使用」とか書きます。
★債権者名・債権者住所・・・・
住所・・・・支店・本店どちらでもよいです(債権管理部・カウンセリングセンターなどの部署を置いているサラ金業者もいるが、支店を書いてもOKです。)
悪質な高利貸業者の場合・・・貸主の携帯電話の番号しか知らない場合もあります。
その場合、債権者の住所等を書けないので、住所欄にはその旨を書きます。
★東京地方裁判所の債権者一覧表には「一度も弁済していない」とチェックを入れる欄があります。仮に、一度も弁済していない場合であっても、それ程心配する事はないと思います。なぜなら、自転車操業をしていた場合、遅かれ早かれ、一度も弁済できない事態になるからです。