肥料について

 

肥料の3大要素

@ リン酸・・・花や実をたくさんつけさせる働きがある。与えすぎの害は少ない。

A カリウム・・・根の生長と茎の成長に必要な成分で、

          病害虫や気温の変化に耐えられる強い植物を作る。

B 窒素・・・葉や茎を茂らせ、株全体を大きくする。

        与えすぎると葉や茎ばかり伸び花数が減る。

 

肥料の分類

有機質肥料・・・腐葉土、堆肥、乾燥牛糞、乾燥鶏糞、玉肥(油粕)、骨粉など

          土中の微生物が肥料を無機質に分解してから植物が吸収するので、

          効果が現れるのに時間がかかる。遅効性。

          多少与えすぎても枯れることはない。

無機質肥料・・・化学的に合成された肥料。有効成分の含有量が多く速効性があり、

          量を多く与え過ぎると植物は枯れることもある。

          長期間ゆっくり効くものもある。(置き肥などの緩効性肥料)

 

元肥

植え付けの際、用土に混ぜ込む肥料で、緩効性または遅効性のものを混ぜます。

追肥

植物の成長に応じて与える肥料で、開花期に与えたり、

お礼肥といって開花・収穫後に消耗した株の回復のために与えるなどします。

植え替え直後や弱っている植物に肥料を与えるのはかえってダメージを与えてしまうことがあり、

また、休眠中の植物には必要ありません。

 

 

というわけで、いろいろ書いてみましたが、

実際、マンションの小さなベランダでのガーデニングでは、

そんなにいろいろな種類の肥料や土を揃えることもなく、

実際には赤玉土に腐葉土を混ぜるか、培養土を使い、追肥には置き肥か

3大要素が適度に配合してある液体肥料を与えるくらいです。

あとは、日当たり・風通し・暑さ寒さ対策の環境を整えれば十分にきれいな花が咲くみたいです。

我が家の場合、日当たりが良いのは午前中だけ。

風は強風。夏は照り返しで非常に暑い。

というわけで、だいぶ失敗を繰り返してきました。

それでも、色々な工夫をして年々丈夫になってきているような気がします。

だんだんと我が家の環境にあった植物が分かってきたのかもしれませんね。