八丈島に行きました

2000年3月19日(日)

自宅〜羽田空港〜八丈島空港〜八丈島観光

10時30分羽田発のANK825便に乗るために、武蔵中原発8時52分の南武線に 乗る。川崎発羽田行きのバスは9時20分であり余裕で間に合う。バスは結 構な乗車率である。日曜日の午前中のこともあり、道路は空いていた。所 要時間25分で羽田空港に到着する。搭乗時刻まで30分以上あるので、本屋 で時間をつぶす。出発ロビーで"KONISIKI"が歩いていた。あの図体ではス ーパーシート2席分でも足りるのか心配である。八丈島行のANK機は東側の 駐機場におりそこまでバスで移動する。機材はB737-200で荷棚がコンソール ボックスではなく重たい荷物は足元に置けとのこと。羽田離陸後約40分で 八丈島空港着。途中ほとんどベルト着用のままであった。

   
八丈島行のB737 八丈島空港 フリージア祭り(空港内)

八丈島空港は 島の少ない平地を無類やり捻出して作った様である。それでも1日5往復の ジェット便があるのはもったいない様な感じがする。天気は小雨、気温は 思ったよりも低い。とりあえず宿泊するホテルに車で送迎してもらう。まだ チェックインの時刻には早いので、荷物を預けホテルの食堂で昼飯を摂る。 蕎麦を頼むと「あしたば」入りとのこと、大島以来の「あしたば」である。

天気が悪いのと“あし”がないのでレンタカーの物色を図る。ホテル内にも レンタカー屋があるが生憎空きがないというので、事前にウエッブで調べた 激安レンタカー「カーセンター八丈」でミニカトッポを6時間借りることに する。6時間で4,000円、保険料込とのこと。また翌日の“あし”はホテル内の 「フリーダムレンタカー」の予約を入れておく。「カーセンター」は貸し出す クルマでホテルまで迎えに来てくれる。事務所は空港の近くにある中古車屋を 兼ねた店舗で事務所はトレーラーハウスである。クルマを借りる手続きは極め ていい加減であり、チョット怪しい感じもするが、「とりあえず6時間貸すが 気が向いたら電話を入れてくれれば24時間にしてもいい。代金は返す時でいい」 と極めておおらかである。

   
1日目のレンタカー 物産展をやってました 名産「あしたば」

“あし”を手に入れたので早速行動を開始する。まずは開催中の「フリージア まつり」の会場を訪れる。悪天候と花の開花がいまいちなのでとても祭をやって いる様な気配がない。クルマで同じところを2度通るが、なんだかわからない まま戻ってきた。次にレンタカー屋で勧められた勤労福祉会館の会場を探す。 島内では建物への案内がほとんどなく、施設の場所を探すのに苦労する。結局 町立病院の隣が目指す勤労福祉会館であった。雨の中地元特産物の無料サービス が行われていた。まるで文化祭の如し。体育館では植物展が開催されており、そ こで「密輸撲滅キャンペーン」とのことで警視庁がボールペンを配布していた。 さすがに太平洋上の島である。

   
八丈町役場 町営バス フルージア祭りの会場

ひとしきり楽しんだ後、船の着く底土港 経由で島の西半分(すなわち八丈富士の麓)をぐるりと1周する。島の中は外周道 路に沿って概ね500mおきに地点標と呼ばれる0から125まで(途中欠番あり)の道標が 建っている。八丈小島が近い。八丈富士の噴火でできた南原千畳敷という溶岩原 の売店に寄り地図ハンカチをゲットする。またここでスタンプラリーの存在に気 づきおもむろにラリーを開始する。ホテルの近くの海岸(これは後で知ったのだが ワイキキ海岸と称すらしい)を通り、大坂トンネルを越えてTEPCO地熱館を訪ねる。 H10年から八丈島で使う電気のベースロード+α(約3,300kW)を地熱発電で賄っている とのことである。また近々風力発電も稼働するらしい。地熱館もスタンプラリー のポイントの1つである。またアルミの板に八丈島の地図が印刷してあり、それを 展示コーナーのプレス機(圧力は地熱のエネルギーを使っている)にて山形をつけ、 記念品を配っていた。どうもNEDO関連で様々なクリーンエネルギーを開発している 様である。

   
地熱発電所 服部屋敷から太平洋を望む スーパー「あさぬま」

町の中心に戻る途中に「服部屋敷跡」なるかつての富豪屋敷跡でスタン プをゲットする。人気はなかったが午前中は八丈太鼓等を有料で見せる様である。 「服部屋敷跡」も案内がハッキリせずになかなか見つからなかった。帰路「黄八丈」 の製造元でもスタンプをゲット。大坂トンネルから町中に向かう道路の途中、歴史 文化博物館の石垣のところに地点標0番があった。

島内唯一(?)のスーパー「あさぬ ま」(全日食チェーン)でおやつとビールを購入する。八丈島では地酒はなく焼酎だけ である。一旦ホテルに戻りチェックインした後で、レンタカーを返却する。なお島内 のガソリンは1リットル160円と割高であるが仕方がない。 ホテルの1泊目の夕食は特別料理であったが「あしたば」の天ぷらや鍋が2つもあり 豪華であったが、逆にみそしるが無く不評であった。食前にビールを飲んだら相当 まわった。