![]() |
![]() |
![]() |
10時30分羽田発のANK825便に乗るために、武蔵中原発8時52分の南武線に 乗る。川崎発羽田行きのバスは9時20分であり余裕で間に合う。バスは結 構な乗車率である。日曜日の午前中のこともあり、道路は空いていた。所 要時間25分で羽田空港に到着する。搭乗時刻まで30分以上あるので、本屋 で時間をつぶす。出発ロビーで"KONISIKI"が歩いていた。あの図体ではス ーパーシート2席分でも足りるのか心配である。八丈島行のANK機は東側の 駐機場におりそこまでバスで移動する。機材はB737-200で荷棚がコンソール ボックスではなく重たい荷物は足元に置けとのこと。羽田離陸後約40分で 八丈島空港着。途中ほとんどベルト着用のままであった。
![]() |
![]() |
![]() |
||
八丈島行のB737 | 八丈島空港 | フリージア祭り(空港内) |
八丈島空港は 島の少ない平地を無類やり捻出して作った様である。それでも1日5往復の ジェット便があるのはもったいない様な感じがする。天気は小雨、気温は 思ったよりも低い。とりあえず宿泊するホテルに車で送迎してもらう。まだ チェックインの時刻には早いので、荷物を預けホテルの食堂で昼飯を摂る。 蕎麦を頼むと「あしたば」入りとのこと、大島以来の「あしたば」である。
天気が悪いのと“あし”がないのでレンタカーの物色を図る。ホテル内にも レンタカー屋があるが生憎空きがないというので、事前にウエッブで調べた 激安レンタカー「カーセンター八丈」でミニカトッポを6時間借りることに する。6時間で4,000円、保険料込とのこと。また翌日の“あし”はホテル内の 「フリーダムレンタカー」の予約を入れておく。「カーセンター」は貸し出す クルマでホテルまで迎えに来てくれる。事務所は空港の近くにある中古車屋を 兼ねた店舗で事務所はトレーラーハウスである。クルマを借りる手続きは極め ていい加減であり、チョット怪しい感じもするが、「とりあえず6時間貸すが 気が向いたら電話を入れてくれれば24時間にしてもいい。代金は返す時でいい」 と極めておおらかである。
![]() |
![]() |
![]() |
||
1日目のレンタカー | 物産展をやってました | 名産「あしたば」 |
“あし”を手に入れたので早速行動を開始する。まずは開催中の「フリージア まつり」の会場を訪れる。悪天候と花の開花がいまいちなのでとても祭をやって いる様な気配がない。クルマで同じところを2度通るが、なんだかわからない まま戻ってきた。次にレンタカー屋で勧められた勤労福祉会館の会場を探す。 島内では建物への案内がほとんどなく、施設の場所を探すのに苦労する。結局 町立病院の隣が目指す勤労福祉会館であった。雨の中地元特産物の無料サービス が行われていた。まるで文化祭の如し。体育館では植物展が開催されており、そ こで「密輸撲滅キャンペーン」とのことで警視庁がボールペンを配布していた。 さすがに太平洋上の島である。
![]() |
![]() |
![]() |
||
八丈町役場 | 町営バス | フルージア祭りの会場 |
ひとしきり楽しんだ後、船の着く底土港 経由で島の西半分(すなわち八丈富士の麓)をぐるりと1周する。島の中は外周道 路に沿って概ね500mおきに地点標と呼ばれる0から125まで(途中欠番あり)の道標が 建っている。八丈小島が近い。八丈富士の噴火でできた南原千畳敷という溶岩原 の売店に寄り地図ハンカチをゲットする。またここでスタンプラリーの存在に気 づきおもむろにラリーを開始する。ホテルの近くの海岸(これは後で知ったのだが ワイキキ海岸と称すらしい)を通り、大坂トンネルを越えてTEPCO地熱館を訪ねる。 H10年から八丈島で使う電気のベースロード+α(約3,300kW)を地熱発電で賄っている とのことである。また近々風力発電も稼働するらしい。地熱館もスタンプラリー のポイントの1つである。またアルミの板に八丈島の地図が印刷してあり、それを 展示コーナーのプレス機(圧力は地熱のエネルギーを使っている)にて山形をつけ、 記念品を配っていた。どうもNEDO関連で様々なクリーンエネルギーを開発している 様である。
![]() |
![]() |
![]() |
||
地熱発電所 | 服部屋敷から太平洋を望む | スーパー「あさぬま」 |
町の中心に戻る途中に「服部屋敷跡」なるかつての富豪屋敷跡でスタン プをゲットする。人気はなかったが午前中は八丈太鼓等を有料で見せる様である。 「服部屋敷跡」も案内がハッキリせずになかなか見つからなかった。帰路「黄八丈」 の製造元でもスタンプをゲット。大坂トンネルから町中に向かう道路の途中、歴史 文化博物館の石垣のところに地点標0番があった。
島内唯一(?)のスーパー「あさぬ ま」(全日食チェーン)でおやつとビールを購入する。八丈島では地酒はなく焼酎だけ である。一旦ホテルに戻りチェックインした後で、レンタカーを返却する。なお島内 のガソリンは1リットル160円と割高であるが仕方がない。 ホテルの1泊目の夕食は特別料理であったが「あしたば」の天ぷらや鍋が2つもあり 豪華であったが、逆にみそしるが無く不評であった。食前にビールを飲んだら相当 まわった。
![]() |
![]() |
![]() |