“めんそーれ”台風の沖縄

1996年8月11日(日)

恩名MVP→ムーンビーチ(海水浴)→恩名MVP→与那城(海中道路)→沖縄→東南植物園→読谷村(楚辺通信所)→琉球村(はぶvsマングース)→恩名MVP(泊)

東南植物園の椰子並木

台風12号は相変わらず迷走を続けていたが、沖縄本島からは離れており、沖縄3日目も好天は続いていた。例によって朝一はムーンビーチに海水浴に行く。ビーチは昨日よりも穏やかで陽射しも強かった。トモは昨日2時間みっちり泳いで疲れたので今日は1時間強で上がることとした。恒例となった午後のドライブはかねてからの目標である与那城町にある「海中道路」に出かける。県道で石川市に出て国道329号線で具志川市に抜け、今 年の夏の甲子園野球に出場した前原高校の前を通り、海岸沿いに与那城町を目指す。町役場の角を左に曲がるといよいよ「海中道路」である。「海中道路」は現在片側2車線化の工事中で、海中を走る雰囲気とはほど遠いものであった。渡った島は石油備蓄をしているのか異様にアブラ臭かったので、そのままUターンして海中道路を戻って来た。海老の養殖場の手前にある「えびすや」という食堂で昼食を取る。

「石敢當」

沖縄の食事は総じて安い。食事中も台風の影響か、はたまた亜熱帯気候のためか、短い周期で激しい雨が降ってくる。食事の後、沿道のスーパーマーケットに入ったが内地とは食材の内容がやはり違う。県道6号線から国道329号線で沖縄市に出て東南植物園に行く。園内では台風対策として高い樹木にネットを被せていたりした。また知子は園内で流れていたエキゾチックなBGMが気に入った様であった。とにかく園内は熱帯のノーテンキな植物が多かった。スコールが心配であったが小雨の内に見学を終え、嘉手納経由で話題の読谷村にある「象のオリ」を見に行く。

琉球村での記念撮影

道路は雨が上がった後で嘉手納のロータリーで気持ちよく走っていてブレーキをかけたら、なんと車が大スリップした。幸いうまく交わし前方車への追突は免れた。国道58号線から残波岬に至る県道から産業廃棄物の最終処分場を目指して右折し、急な坂を登り終えると、丘の上の楚部通信所があった。入り口にMPがいたのでそのまま丘を降り、一路「琉球村」を目指す。「琉球村」の目当ては「はぶ対マングース」である。ただし「琉球村」の入園料は前もって買った割引クーポンで済んだが、敷地の奥にある「はぶ対マングース」のコーナーはさらに別料金を取るのであった。「琉球村」からMVPに戻る。知子は今日もMVPのプールで泳ぎ、大人は近所に散歩に出かける。ファミマでヘリオス酒造製の泡盛(古酒)「くら」の300ml瓶を買ったらミネラルウォータがおまけに付いてきた。昨日買ったオリオンビールが余っているので今日はエビスビールだけにする。夕食は昨晩と同じ店で知子は同じサイコロステーキを食べる。大人はさすがに違うメニューにする。昨日は空いていたため、非常に良い印象であったが、今日は客が多く食器が足らないのか頼んだメニューがなかなか出て来なかった。