ホームLANの詳細
はじめに
我が家にホームLANが導入されたのは1995年のこと。MacintoshといわゆるDOS/Vパソコン(OSはWindows3.1とFreeBSD2.0)をTPのクロスケーブルで接続したのが最初でした。当時はNIC(Network Interface Card)も値段が高く、清水の舞台から飛び降りる心境(大げさか?)で導入しました。この頃から低価格で、ダイアルアップ接続を提供するプロバイダが、サービスを開始し始めたので、我が家でもFreeBSDをProxyサーバとしてMacintoshからインターネットにアクセスすることができるようになりました。
その後、我が家のパソコンの台数も増え出し、またネットワーク機器の価格も下がり始めたこともあり、1995年に5ポートのハブ(もちろんダムハブです)を導入し、本格的なホームLAN時代に突入して行きました。この頃からプロバイダとUUCPで接続し、メールやニュースに家庭内のパソコンからアクセスできる様になりました。またFreeBSD機にhttpdサーバを立て、家庭内イントラネットも始めました。
1997年にはISDNのダイヤルアップルータが発売されたのに合わせ、電話回線をISDN化し、外との接続回線の帯域を広くしました。
1998年にはハブのポート数が足らなくなり、ハブを8ポートのものに変更しました。またプリンタサーバも手が届く価格になってきたので、さっそく導入し、各PCから印刷ができるようになりました。なおプリンタは名機 HP(Hewlett Packard) の Laser Jet 4L です。さらに和室でPCを使いたいという要望があり、和室まで配線長約10mの工事を行い、和室内に4ポートのハブをカスケード接続し、Macintosh×2台とWindowsPC×1台がホームLANに参加しました。
2000年になると娘が自分の部屋から「インターネットをしたい」(何という表現!)ということを曰ったので、これを機にかねてから導入を検討していた無線LANの導入に踏み切りました。
世紀を越えた2001年、20世紀末に申し込んでいたフレッツISDNが6ヶ月以上経過してやっと導入できることになり「インターネット」への常時接続が実現できました。これと前後してrimnetのuucpのV.110接続が廃止となるのでiプロトコルからtプロトコルに変更したのですが、常時接続になり接続頻度を3回/日から1回/時間へと大幅に増やすことができました。
フレッツISDN導入後、世の中に「ブロードバンド」なるキーワードが蔓延し始めたので、時代に乗り遅れるなとばかりに半年使ったフレッツISDNを捨て、フレッツADSLに乗り換えました。ちなみにフレッツADSLは申し込んでから開通するまでに50日間かかりました。
![]() |
増殖したパソコン群 |
<スイッチングハブ>
現在スイッチングバフはPlanexのFX-08NXを使っています。snmpはありませんが、やっぱりスイッチはいいですね。しかしすでに8つのポートは満杯です。このスイッチングハブは10/100Mbps対応なので、これを機に今までの10Base-Tから100Base-TXへの更新が加速しました。
![]() |
スイッチングハブ(FX-08NX) |
<ルータ>
ISDN時代はダイヤルアップルータとして、1997年に発売された初代MN128-SOHO/DSUを使っていましたが、ADSL導入に伴いいわゆる「ブロードバンドルータ」であるLINKSYSのBEFSR81に変更しました。
![]() |
→ 置換 |
![]() |
ダイヤルアップルータ(MN128-SOHO/DSU) | ADSLモデムとルータ(BEFSR81) |
<TPケーブル>
スイッチングハブの周辺はTPケーブルであふれています。また和室までは、壁と天井を伝って見栄えの悪いTPケーブルが配線されています。これに懲りて、遠い子供の部屋は無線LANにしました。
![]() |
![]() |
|
天井を伝うTPケーブル | 左のTPケーブルの先です。 |
<無線LAN>
無線LANは2000年に導入した、メルコのWLS-L11Wで、IEEE802.11b準拠の11Mbpsものです。なお無線LANのデスクトップPC側はPCIバス接続カード(WLI-PCI-OP)を付けて無線LANカード(WLI-PCM-L11)を使っています。
![]() |
![]() |
![]() |
||
無線LAN(WLS-L11W) | Librettoでも無線LANが楽しめます | VAIOでも無線LANが楽しめます |