道央の旅
旅行会社のフリープランで、往復飛行機、旭川3泊をチョイスして道央を回りました。3日目は留萌・増毛フリーきっぷ、4日目は道北一日散歩きっぷを使っての観光です。
2002/7/28
行程
羽田空港8:30〔JAL 505便〕⇒新千歳空港10:34〔快速 エアポート105号〕⇒千歳12:27[JR]⇒苫小牧13:19[JR]⇒岩見沢15:24〔特急 スーパーホワイトアロー17号〕⇒旭川
千歳

駅から東側へ15分くらい歩いたところにサケのふるさと館があります。そこには千歳川を上ってきた鮭を捕える「インディアン水車」なるものがあり、それは外から見えます。
ただし鮭がのぼってくるのは秋なので、今はさみしく回っているだけ。ふるさと館も金魚展なるものをやって時期はずれをしのいでました。鮭が来るだけあって、川はきれいでした。


駅の自動券売機は、JR北海道の切符だけでなく、東京モノレールの切符も買える変わり種。横浜に住んでいる身としては使わないですが。
2002/7/29
行程
旭川→常磐公園→旭川11:14〔快速 なよろ1号〕⇒名寄13:00〔バス〕⇒湖畔→朱鞠内湖→朱鞠内17:11〔バス〕⇒深川19:40〔特急 ライラック19号〕⇒旭川
常磐公園

旭川駅から1kmくらい歩いたところにある公園。小さな噴水のある池が中心。ちなみに今回、観光先で晴れた貴重な場所でもあります。
宗谷本線


旭川からはワンマン運転の快速「なよろ1号」に乗車。快速ワンマンと表示されていますが、決して、「快速ワンマン号」ではありません。


名寄へ向かう途中のちょっと変わった駅名。左がかつて(といっても、もう20年くらい経つ?)エレキバンのCMに出てきた「ぴっぷ」、右は真夏でも「わっさむ」。
朱鞠内湖

8年前に深名線の車窓からほんの少しだけ見た、正式名称は「雨竜第一貯水池」というらしいダム湖。でもあまりダム湖らしくない入り組んだ湖岸がおもしろいところ。
ほとりには写真の日本最寒の地の碑があります。天気が良くなかったので、風景としてはもうひとつだったかな?観光客は車でちらほら来るものの、バスでは自分1人だけ。
朱鞠内バス停

朱鞠内湖から、朱鞠内のバス停まで歩いてきました。右上写真は元JR深名線の朱鞠内駅跡に作られたJRバスの待合所。以前訪れたときとの比較は別記事にて。
バスでここから深川へ。時刻表では途中幌加内で乗り換えるかのようになっていますが、実は直通。運賃も通しで計算してくれます。幌加内で10分止まりますが、どうやら運転手の休憩を兼ねているようです。

途中の車窓では、右下写真のようにそば畑の白い花が目にとまります。
バスは乗客が少ないため、地元の人か観光客か運転手が識別可能らしく、名寄では観光客は珍しいらしく運転手にいろいろ話しかれられ、幌加内では時刻表通り乗り換えるのかと思い降りようとすると、「深川まで行きます?」と僕にだけ聞いてきました。
2002/7/30
行程
旭川10:30〔特急 ライラック6号〕⇒深川11:08[JR]⇒留萌→黄金岬→留萌14:26[JR]⇒増毛15:41[JR]⇒深川17:40〔特急 ライラック15号〕⇒旭川
明日萌駅

留萌線にある、ドラマ「すずらん」に出てきた駅。読みは「あしもい」。実際は、よく見ると右端に書かれている通り「えびしま(恵比島)」駅。うっかりしてると混乱しそう。
SLすずらん号

NHKのドラマ「すずらん」にちなんで運転されているSL。本来はC11-171号機が牽引しますが、今回は2日前に故障が分かり、今日は同型のC11-207にて運転。
ちなみに前日はこの故障でSLではなくディーゼル機関車が牽引。SLであることが最大の売りなのに、楽しみにしていた乗客、特に子供には説明が大変だったでしょう。
でもSLといいながら、実はいちばん後ろにディーゼル機関車が補助でついており、手助けをしている模様。また増毛からの折り返しはディーゼル機関車が先頭で牽引になります。

最後尾だったSLを留萌で先頭に付け替えますが、転車台がないので、後ろ向きのまま牽引。ただこれができるのがC11のメリットでもあるから、この姿もよく考えると悪くはないてす。
なお札幌~室蘭には特急「すずらん」も走ってます。まあ間違えることはないのでしょうけれど。
黄金岬

留萌駅から西に2kmくらい歩いたところにある、夕日の名所。晴れていればですが…。(苦笑)
留萌川の看板

よく道路や線路の脇にある、河川名を示す看板。北海道では少なくとも線路脇のものはJR北海道の駅名標に準じたデザインにしており、他の川でも見られました。
手前の駅を書くところには源流地(ここでは「てしお山地」)、次の駅を書くところには流れ込む先(ここでは「にほん海」)が書かれておりなかなかよく考えられています。
増毛駅

珍名駅としても知られる留萌線の終点。いかにもローカル線の終点という雰囲気のある駅。
よみは「ましけ」です。「ぞうもう」ではありません。でも、何かの?ご利益を狙って入場券がそこそこ売れるらしいです。でもここは無人駅なので入場券は留萌で売っています。
2002/7/31
行程
旭川9:29[JR]⇒上富良野→日の出公園→上富良野12:25[JR]⇒富良野13:06[JR]⇒滝川14:30〔高速バス〕⇒札幌16:25〔快速 エアポート162号〕⇒新千歳空港19:15〔JAL 520便〕⇒羽田空港
日の出公園

最終日は富良野地区へ。今回の旅の貴重なメジャースポットです(笑)。上富良野駅から歩いて15分ほどの日の出公園へ。ラベンダー畑があります。

また、富良野線ではこのあたりの風景を楽しむためにトロッコ列車もあります。ただ、こういう列車はやっぱり込むのでこれは避けて普通の列車に乗りました。
富良野駅

富良野といえばいまや「北の国から」で有名になりましたが、昔はホームにある像の通り、「北海道のへそ」(中央)が売りでした。明日萌といい富良野といい、ドラマの効果は大きいようで。他には「鉄道員」関連もありますし。
新千歳空港

千歳駅では東京モノレールの切符が買えましたが、空港待合室内ではモノレールのほか京浜急行の切符も買えます。ちなみに羽田ではJR北海道の切符が買えます。
ただ、乗る2時間も前に買ってしまって、いざ着いたら事故で電車が止まってた、なんてなったらどうするのだろう?(一応、払い戻しとかはしてはくれるとは思うけど…)