パークひとりごと

 ここにはパークで思った様々なことを載せていこうと思っています。
 パークレポートとはちょっと違って一つの事柄について私が感じた&考えたことを、カッコよく言えばコラム(←言いすぎ?)みたいにしていきたいと思います。
 あくまで私の個人的な意見ですが、いろんな意見を聞きたいので思ったことを掲示板に書き込むなりメールを送るなりしてくださいませ。よろしく〜




No.1 ホームページを作りたい! No.2 抽選制について
No.3 ファストパスの怪 No.4 「夢と魔法の王国」
No.5 雨の日を遊んじゃおう No.6 隠れミッキー
No.7 ミッキーのスケジュール No.8 2003年を振り返る
No.9 お菓子のおかしな話

 

 

No.1 ホームページを作りたい!・・・まずは前置きみたいなもの

 東京ディズニーランドが大好きな私。 町中の看板の文字に「ディ」とあれば反応し、知らない人が話すディズニーランドの話に入っていきそうになり、周りからは呆れられている。
 以前からホームページ作りには興味はあったものの、HTMLとはなんぞや、という世界から始めなければならなかったので、いささか腰が引けていた。 が、やはり東京ディズニーランド20周年という、聞いただけで血わき肉おどる状態の中で、ついに決心が固まったのであった。
 私は行動に移すのが遅いくせに、一度やりだしたらもう止まらない性格。 寝ても覚めても東京ディズニーランドのことを考え、ホームページ作りに没頭するようになった。
 しかし私はビンボー人、ホームページ作成ソフトなんぞ買う余裕などない。 でも今や時代はブロードバンド、インターネットをのぞけばホームページ作成サイト、フリー素材のサイトがなんと多くあることか! すんばらしいではないですか。
 我が家はインターネット使い放題ができる環境にあったため、ド素人のホームページ作りはお金はかからないが、時間だけはバカみたいに喰うといった具合で進められたのです。
 だけどその作業は、作成ソフトを使えば本当に簡単に作れるわけ? じゃあ私のこの苦労は何? っていうくらい、大変だったのだ〜〜〜。 みんなどうやって作っているんだろう・・・ああ知りたい。
 というわけで、何とか形にはなったもののまだまだ・・・ もっとお勉強してもっと見やすく&使いやすく&楽しい(なんと大それた野望(^^; )サイトを作っていきたいな〜 と思う次第であります。 

2003.02.20

 

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No.2 抽選制について ・・・オドロキの新制度

 1/25〜3/20に開催されたスペシャルイベント「シンデレラブレーション」のキャッスルショー、「シンデレラの戴冠式」を見るために必要な入場券を、抽選方式によって配布するという東京ディズニーランド初のこの試み。 「すべてのゲストに平等に鑑賞機会を」という理念のもとに導入されたこの制度、開始当初はものすごい非難の嵐でした。
 それというのもディズニーランドに来る人のほとんどがリピーターで、ショーを一番の目的として来る人が多いにもかかわらず、戴冠式は1日1回しか行われない。中央鑑賞エリアは定員約2,500、1日の来場者数が(この時期はすいてるので)25,000人とすると10人に1人しか当たらない、という計算になります(土日はもっと確率が悪いでしょう)。 開始当初はパーク側も不慣れだったため、抽選をするだけでも1時間以上並ばなければならなかったということもあり、あちこちの掲示板でも「どこが平等だ」「本当に見たい人が見れない」等々の書き込みが溢れ、散々の評判でした。
 ここまでゲストの評判を落としてまで、なぜ抽選制を導入したのか?
 以前はキャッスルショーを見るためには、場所取りをするだけでよかったものでした。それが「整理券配布」という方式が採られるようになったのは、前述したようにリピーターが増え、アトラクションよりもショーにゲストの関心がかかるようになるにつれ、場所取りの激化(何時間も前からシートを広げて待つなど)が進んだためです。
 で今回はというと、私はズバリいわゆる「開園ダッシュ」対策のため、ではないかと考えます。開園直後のワールドバザールを全力疾走するゲストの姿は、誰もがご存知ですよね。シンデレラブレーションは「ナイトエンターテイメント」という性質上、キャッスルショーも夜に1回しかできない。よって整理券配布はものすごい開園ダッシュを生むことになる、ということは目に見えている。もちろん遠方から来る等、開園と同時にパークに来られないゲストにも鑑賞機会があるように、という配慮ももちろんあるのでしょうが。
 私は抽選制自体についてはその意義もわかるし、いい方法だとは思いますが、ただもう少し改良も必要だと思いますね。まず抽選に時間がかからない方法を考える(今の方法だと、混雑日は抽選券を引くだけで長時間並ばなきゃならなくなるから)、当選券「1枚につき6人分」を4人まで(子供は何人でもOK)にして当選確率を上げる、とか。もちろんパーク側も今回の状況を見て色々考えてくれるでしょうから、今後どうなっていくのか注目したいですね。
 余談ですが今回の戴冠式、1日複数回が無理ならせめて「完全独占生中継! シンデレラの戴冠式」とでもして街頭TVモニタを設置。お城に招待されなかった一般庶民にも見てもらう(笑)、という方法でも取ればおもしろかったのに。 これもイベントのひとつになるのではないかと思うのですが、いかがでしょ?

2003.03.06


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No.3 ファストパスの怪 ・・・パートナーズ像の前まで最後尾が来てるのに、まだ並ぶか??

 ファストパス(以下FPとします)とは、“あらかじめ指定された時間に戻ってくれば、少ない待ち時間でアトラクションを利用できるシステム”(「東京ディズニーランドガイド」より)です。つまりアトラクションの予約券みたいなもので、FPに指定された時間にアトラクションに行けば、普通に並ぶ(スタンバイ)よりずっと早くアトラクションに乗れちゃうという、ありがた〜いシステムであります。現在はビッグサンダー・マウンテン、スペース・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ミクロアドベンチャー!、プーさんのハニーハントの5つのアトラクションで実施されており、各アトラクションの近くに「ファストパス発券所」が設けられているので、そこでパスポート1枚につき1枚のFPがもらえます(機械にパスポートを入れるとすぐにまた戻ってきて、それを取ってしばらく待つとFPがペロッと出てきます。グループの場合、代表者が全員分のFPをまとめて取ることができますが、その際全員分のパスポートを持って行かなきゃダメですよ〜)。
 そんなスグレモノのFPですが、上記のアトラクションのFPを全部取って次々に人気アトラクションを制覇していけるかというと、これは×です。まあ当然といえば当然ですね(笑) FPは1回発券してから次のFPの発券までには時間制限が設けられています(だいたい2時間以後。FPに書いてあります)。
 とはいえ人気アトラクションの待ち時間を軽減させ、その分ショッピングしたり他のアトラクションに乗ったりと、楽しみがさらに広がるFP。FPサマサマ、FP万歳!! ・・・と言いたいところですが、これがまったく機能しないどころか逆の現象が起きる時があるんです。
 それは2000年の秋にオープンした「プーさんのハニーハント」。スタンバイ100分以上など当たり前、FPも午前中で発券が終わることも珍しくないパーク人気No.1のアトラクション。そのあまりの人気ぶりに、FPを手に入れるのに1時間待ちという、冗談のような事実が起こります。
 FPはあくまでも「スタンバイより少ない待ち時間でアトラクションに乗れる」というだけのものであり、FPを取らなければそのアトラクションに乗れないってことは全然ありません。そしてFPの指定時間に行ってすぐ乗れるかといえばそうではなく、30分程度は並ばなきゃならない(同時間帯のFPを持つゲストは他にも大勢いる)ので、こうなると朝イチか閉園近くになってからスタンバイで乗る方がず〜っと賢い方法です(ただし閉園30分前でも混雑具合によっては並ばせてもらえないこともあるので、この辺は難しい)。
 「朝イチでハニーハントのFP取り、コレ常識」みたいな所がありますが、FPの意味をもう一度考えてみようではありませんか!! ねぇ?

2003.03.29

 

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No.4「夢と魔法の王国」 ・・・のはずなのに。

 「どうしてそんなにディズニーランドが好きなの?」とたまに人から聞かれます。みなさんはどうですか? アトラクションがおもしろいから、キャラクターがかわいいから、ショー(パレード)が好きだからetc. 細かい理由はともかく、とにかく「楽しいから!」じゃないですか(笑)私の場合もコレで、ディズニーの「ゲストを楽しませる」という精神が大好きなのです。
 アトラクションはもちろんショップひとつ、レストランひとつとってもバックグラウンドストーリーがあり(例えば、スプラッシュ・マウンテン近くにあるショップ「フート&ハラー・ハイドアウト」。“フート”と“ハラー”はクリッター(小動物)たちの合言葉で、この合言葉を使って作られた隠れ家のショップ、という設定)そういったディズニーお得意のこだわりは、完全な世界を作り上げてその中でゲストを楽しませるためにあるわけです。だからテーマランドごとにゴミ箱も水飲み場も、果ては公衆電話の色までも違うわけです。4/15にはチューリップが植えてあった花壇が、4/30にはポピーに変わっていたりするんです。季節の花まで楽しめちゃうんです!
 もちろんキャストさんたちの「こんにちは」「行ってらっしゃい」などのフレンドリーな対応も、立派な演出の一部です。元気なキャストの方に会うだけで、私は楽しくなれます(おめでたい?)。ディズニーランドでやたらと手を振る機会が多いのも、このためです(笑)
 こうすると、ディズニーランドにいる間は終始微笑みを浮かべ、ゆったりとした非日常の感覚の中で時を過ごす―――ことができそうなのですが、現実はやはり甘くはありません。
 「夢と魔法の王国」を存分に楽しみたい! という気持ちが大きいために、自分だけ「夢と魔法の王国」に旅立ってしまう人がたくさんいますね。パレード観賞中の高い位置からのビデオ撮影(後ろの人が見えないってば!)、開園直後のダッシュ(ベビーカーで突っ込んで来るなって!)、グリーティングでのキャラクター奪い合い(順番って言葉を知らんのか!)・・・挙げたらきりがないくらいあります。
 ディズニーランドは確かに「夢と魔法の王国」です。だけど、そうであるがゆえの副作用として人間の「エゴ」が出てしまう場所でもある。最近そう感じることが多いです。
 「ゲスト・アシスタンス・カード」というものを知っていますか? これは障害者の方へのサービスで、「施設面でのバリアフリーだけでは解決できない施設利用のためのスペシャルニーズを解決し、障害のある人もない人も公平に施設を利用してもらうための対人援助サービスの総称」であり、あらかじめ発行されたカードを提示すればすみやかにサービスを受けられる、というものです。時間の観念が薄く、待つことが困難な自閉症などの障害を持った人は、診断書等を提出してカードの発行を受け、これを提示することで待つことなくアトラクションに乗れる、というこのサービスが、実は2002年5月に廃止になりました。理由は「不正利用者が多すぎる」ためだそうです(詳細はこちら。ぜひ読んでみて欲しいです!)
 こんなことがあっていいんですかね?? 自分の「早く乗りたい」というエゴのために不正利用した人が多かったせいで、本来必要とする人へのサービスがなくなるんですよ??
 私はよくディズニーランドで車椅子の方を見かけるので(本当に街中で見るより全然多い!)、「さっすがディズニーランド、みんなが楽しめる場所なんだ〜」と思って、何だか嬉しい気持ちになります。また、これはディズニーシーでの出来事だったのですが、「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」(ディズニーランドでいう昼のパレードのような位置付けのショーです)を観賞中、隣で見ていたカップルの男の子の方がラスト近くで「スゲー、スゲーッ、スッゲーーッ!!」と段々声を大きくしながら叫んだのを聞いて、私は「そうでしょ、すごいよね!」(ココロの声です、ちなみに。本当に言ったわけではありません)と思わず一緒に感動してしまったことがあります(笑)こんな風に他の人が楽しいと私も楽しくなるように、楽しさって倍々になると思うんです(どっかのTVのCMじゃありませんが、「あなたが楽しいと、私も嬉しい」みたいに)
 かつてウォルト・ティズニーは、完成したオープン前のディズニーランド(もちろんアメリカの)で「ここにはまだ足りないものがある。それは観客(ゲスト)だ」と言ったそうです。ディズニーランドはアトラクションといった「ハード」だけではなく、その中にいるキャストやダンサーや、エンターテイナーやゲストといった「ソフト」を含めて初めて、ディズニーランドが「夢と魔法の王国」となる、ということでしょう。
 ゲストも王国の住人。“住人による王国破壊”なんて起こることのないように、したいもんですね。

2003.05.10

 

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No.5 雨の日を遊んじゃおう・・・「雨でも楽しめる」は本当か?

 関東地方はまだ梅雨入りしてませんが、このところ土日は雨ばかりでイヤになっちゃいますね〜。雨だとショーは中止だし、パレードは中止だし、アトラクションも(屋外のものは)中止だし、同じ料金払って行くのに何となく損した気分になりますよね(貧乏性?(^^;) でも、ディズニーランドは雨だからといってパスポート料金を割り引いたりしてくれません(笑)
 それなら雨でも思いっきり楽しむまでだ! ということで、雨の日のパークについて私なりの楽しみ方のご紹介です。
 まずは服装。これはもうレインポンチョを着ることをオススメします。美容院でカットする時に着させられる、あのでっかいビニールのようなヤツで、スッポリ上からかぶれて実に楽チンです(バッグも身につけたままかぶれます)。レインコートとは違ってゆったりしてるので動きやすく、フードをかぶってしまえば傘いらず! ちょっと値段は高いですけど(\1,800)着てるとあったかいし、梅雨の季節なんかは重宝しますよ〜。パークに入る前はボン・ボヤージュ、パーク入口両サイド(再入園口近く)にあるプロムナードギフト(イーストも)で、パーク内ではワールドバザール入ってすぐ右側にあるグランドエンポーリアムで売ってますので、即買いしましょう。
 そして朝イチでディナーショーの予約に向かいます。雨の具合によってはランチショー(夜のパレードがやることを見越して)でもいいですね(予約方法はこちら
 朝はプラザレストランで軽くパンケーキの朝食。腹ごしらえが終わったら、すいてる(晴れた日よりは)パークへGOGO!
 パークのアトラクションは大抵屋内ですし、スプラッシュ・マウンテン、ビッグサンダー・マウンテン等も雨でも動いてるので、アトラクションにはいつもより少ない待ち時間で乗ることができます。なのでまずファストパスを取りに行くのがいいと思います。ただ、プーさんのハニーハントのファストパスを取りに行くのは時間のムダなので(理由は後ほど説明します)行ってはダメですよ!
 程よく遊んでいると、もうお昼近くでしょう。朝が軽めだったので、早目におなかもすくはずです。そこで、ランチはポリネシアンテラス・レストラン(アドベンチャーランド内。ウェスタンリバー鉄道右隣にある、わらぶき屋根のレストラン。お店の人が入口前で案内しています)でランチブッフェ(\2,000)といきましょう。要はバイキングで、食事・飲み物・デザートが食べ放題! ここは並んでるとなかなか列が進まないので(回転が遅い。バイキングだからね)早目に行くことが大事ですよ〜。
 そしておなかもいっぱいになったところで、お散歩を兼ねてパークのショッピングへ。雨なのでいつもよりお店が混んでるとは思いますが、夕方にかけてもっともっと混むので、今のうちに見ておくのがいいと思います。ワールドバザールは混んでるので、各テーマランドのショップをいろいろのぞいてみるのがオススメです。
 3時は通常ならばパレードの行われる時間ですが、「雨だから中止だよね」というのは実は大きな間違いなんです!(理由はこちら)3時近くになってきたら、雨の降り具合をチェックです。この雨の日パレードこそ雨の日の特権(?)なので、見なきゃソンですよ〜。
 雨の日はこんな風にパレードも短縮されて、グリーティングもショーもないし、キャラクターと会えるチャンスが少なくなってしまうのですが、そんな時はここへ行きましょう。
 まずはワールドバザールです。雨の日のグリーティングはここで行われていて、結構ひんぱんにキャラクターが出てきてくれています(夜はいませんが)。ただ、雨でごった返してる上にキャラクターが出てくるので、写真撮影は全くもう奪い合いです(^^; 
 次はバズ・ウッディー・ジェシー(トイ・ストーリー)、マイク・サリー(モンスターズ・インク)限定のグリーティングで、トゥモローランド・テラスにて断続的に行われてます。
 そしてキャラクター総出演といったショー、ワンス・アポン・ア・マウス。ただ、雨でも行われるショーということで、雨の日は特に人気が高く混んでることが多いので、見る際には早目に並んだ方がいいかもしれません。
 最後は何と言ってもミッキーの家とミートミッキー! ただしこちらも雨だと一層混んでるので、暗くなってからがオススメです(雨だとみんな早く帰ってしまうので、普段の日でも夜はすいてるトゥーンタウンは雨だともうガラガラ)。一日の最後にミッキーに会って帰る・・・なんて、素敵じゃありませんか(笑)
 夜は予約していたディナーショーに行き、そしてまだ時間があるようならもうひと遊び! ますますすいてくるパークはあなたのものです(笑)。
 いざプーさんのハニーハントに向かいましょう! ここまで来ると待ち時間もぐっと短くなってるはずです。朝ファストパスを取るのに並ぶなんてことをしなくても、十分スタンバイで乗ることができるでしょう。まあプーさんのファストパスも、お昼過ぎれば待つことはないと思うので、通りかかった時にでも取っておいてもいいのですが。
 そうしてあっという間に閉園時間。どうです? アトラクションも乗れて、キャラクターとも触れ合うことができて捨てたもんじゃないと思いませんか?
 とはいっても、雨の日に行くのがオススメってわけじゃなく(笑)、雨でも遊べるぞ〜ということなので、そこのところはひとつよろしく。  

2003.06.01

 

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No.6 隠れミッキー ・・・地味だけど楽しいな(笑)

 「隠れミッキー(ヒドゥンミッキー)」という言葉を聞いたことがありますか? ディズニーお得意の遊び心を盛り込んだもので、パークの背景の一部として何気な〜くミッキーを使ったりしているのです。それは「ミッキーがここにいるよ!」と前面に押し出したものではなく、まさしく「隠れるように」そこに存在していることから、そういう風に呼ばれています。例えばシンデレラ城のスロープの手すりの壁の部分。ここは3つの丸い穴があいている模様に作られているのですが、これが日差しによって地面にミッキーの顔を映し出す、という凝った作りになっているんです! 見た目は本当にタダの丸い模様なんですけどね〜、こういう所がディズニー好きをくすぐる大きな要因です(笑)
 この隠れミッキー、本当に「隠れて」いるので本気で探そうとすると大変なんですが、その分見つけた時の喜びは大きい大きい♪ ちなみにディズニーシーにもたくさん隠れていて、そして割と簡単に発見することができるので、探してみると楽しいですよ〜。こういうファンが多かったんでしょうか、ディズニーシーの方がたくさん隠れている気がします(わざと作ってくれたのかも?)
 でもこの隠れミッキー探し、間違った使い方をされているみたいなのがちょっと気になります。この間土曜のお昼の某TV番組内で「隠れミッキー探し」をやっていたのですが、これが単なる「パークにいるミッキー探し」だったんです。トゥーンタウンのマンホールに描かれたミッキーや、ミッキー型のピザを指して「隠れミッキー発見!」としていたのですが、それは違うでしょ〜(^^; 隠れミッキーとは、ミッキーが自分を主張せず何かにまぎれてたり、何かになりすましている状態なわけです。上の例に挙げたスロープも、一見模様だけど実はミッキーといったように、「実は」っていうのがつかなきゃ隠れミッキーに成り得ません。単なる「ミッキー探し」と「隠れミッキー」は別物ですので、ご注意を。
 こういうのが、隠れミッキーなんです(ココをクリック!)6月のディズニーシーのガイド(入口でもらえるヤツです)「6」の右下辺りにご注目を。・・・こんなの見つけられたら、とっても楽しい気分になりません??  

2003.08.11

 

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No.7 ミッキーのスケジュール ・・・パークにいるミッキーを「本物」と信じている方は読まないで下さい(^^;

 ディズニー関係者によれば、「ミッキーは1人」なのだそうです。現在ディズニーのテーマパークはアメリカ・日本・パリにありますが(2005年には香港にもオープン)、それでもミッキーは「1人」と言い切っています。
 なぜならミッキーは単なる“アニメキャラ”ではなく、1928年に映画デビューした“俳優”として扱われているので、ミッキーが1人しかいないのは当然なんですね。
 そういう理屈から、パークの中では「同じ時間帯にミッキーは一ヶ所にしか現れない」という風に言われてきました。つまりミッキーはエントランスなどにグリーティングに出てきますが、 キャッスルショーがシンデレラ城前で行われている時間帯には、エントランスには出て来ない(出て来れない)、ということです。ディズニーシーに現れるミッキーは、(自分の家がある) ディズニーランドから遊びに来ているという設定です。
 しかし年々パークの入場者が増えるにしたがって、「パークに行ったのにちっともミッキーに会えない!」というゲストの不満が多かったとのことから、現在は以前よりもずっとミッキーをはじめ 各キャラクターたちのグリーティングが増えました。
 それはゲストにとっては大変嬉しいことですが、その結果パーク自ら「ミッキー1人説」をものの見事に打ち破る事態を生み出してしまいました。
 こちら をクリックしてみてください。 クリスマスシーズンが始まった今年11月のミッキーの一日のスケジュールを表にしてみたものです。ちょっと文章に直してみると・・・

   開園後 グリーティング
   10:00  ディズニーシーにてリドアイル・ミート&スマイルに出演
   10:05  ディズニーランドにてスルーフットスーのダイニング&ファン(ランチショー)に出演
   10:30  ディズニーシーにてクリスマスホリデー・イン・ニューヨークに出演
   11:00  ディズニーランドにてドリーム・オブ・クリスマス(パレード)に出演
   11:30  ディズニーシーにてセイル・アウェイに出演
   11:50  ディズニーランドにてミッキーのメリークリスマス(キャッスルショー)に出演

 という風になっており、午前中の休憩時間が全くない! というオソロシイ状況。そしてこの表の他にも「ミートミッキー」、「ボートビルダー」、「アンコール!」、 「ペコス・グーフィーのフロンティアレビュー」にも出演しており、このままではそのうち過労死すること間違いナシ(T0T) ・・・ですよねえ。
 もちろんミッキーの中には人が入っていることや、ミッキーは実際には何人もいることくらい一般の大人ならわかっているわけですが、まあそこはディズニーマジックで、私達は目の前の ミッキーを見て「これはツクリモノだ〜!」とは思わないわけですが、ちょっとやりすぎなのでは? と私なんかは思います。
 ディズニーシーも最初は「キャラクターに頼らない」姿勢を取っていたのに、最近は期間限定で「キャラクターダイニング」を実施したり、ひんぱんにグリーティングが行われたりと 「キャラクター重視」の傾向があるように思います。そんなことを言って、キャラクターダイニングには私もつられて行ってしまったクチではありますが、このような傾向はちょっと危ないと思うのです。
 もちろんミッキーに会えれば嬉しいのは当然ですが、キャラクターに会うばかりがパークの楽しみではないでしょう! あくまでキャラクターに会うのは「お楽しみのひとつ」だと思うのですが。
 ミッキーをもう少し休ませてあげて、もっといろいろな形のエンターテイメントが行われるパークであってほしい! と願う今日この頃なのです。

2003.12.5

 

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No.8 2003年を振り返る ・・・今年もイロイロありました

 2003年は何と言っても“東京ディズニーランド20周年”というビッグなイベントがあった年でしたね〜。パークに行かれたみなさんも、十分楽しまれたことと思います。
 そこで今年の総まとめとして、2003年に両パークで行われたイベントを振り返ってみたいと思います。行かれた方、私自身の感想と比べて思い出してみてくださいね〜♪

 まずはディズニーランド。
 1/1〜5までは恒例の「ニューイヤーズ・ホリデー」、そして1/25〜3/20まで「シンデレラブレーション:ライツ・オブ・ロマンス」。4/15の開園日からではなく、なぜか20周年イベント として一足早く始まったこのイベントは、「抽選制度」という仰天ルールが導入されて、ある意味今年最も話題を呼んだように思います(笑) ただ肝心のキャッスルショーはいまいちで、ライティングの素晴らしさの方が際立ったイベントだったと思います(ちなみに来年1/17から再び開催予定)。同じく1/25からは昼間の新しいパレード「ドリームス・オン・パレード」が始まり、各ユニットごとに雰囲気の違ったパレードは何度見ても楽しめますね! 20周年のテーマ「夢」がよく出ているパレードだと思います。
 そしていよいよ20周年本番、4/15〜9/19にキャッスルショー「ミッキーのギフト・オブ・ドリームス」を開始。10周年、15周年と比べると「目玉」と言えるものがなかったように 思いますが、キャラクター&ダンサーの衣装はとてもかわいくて心温まるショーでした。夜になってもうちょっと雰囲気が変わると、もっとよかったかな?
 夏のイベントの目玉は「ブレイジングリズム」(7/1〜9/19)。これは評判よかったですね〜。キャッスル前の抽選に外れても、パレードルート沿いで楽しめる上にゲスト参加もあり、 まさに「アツい夏」といった感じのイベントでした。お祭りみたいで楽しかったですね♪ 小さなイベントとしては7/1〜7まで恒例の「スターフェスティバル」も行われ、浴衣でパークを 楽しまれているゲストもたくさんいらっしゃいました。
 9/20〜10/31までは年々規模が大きくなる「ハロウィーン」。パークのあちこちに遊び心溢れる飾り付けがされて、パークを歩いているだけでも色んな「お楽しみ」を発見できた期間 でした。スタンプラリーも全部のスタンプを集めると「20」の数字が出来上がり、なかなか楽しかったです。
 11/4〜12/25までは「クリスマス・ファンタジー」。今年は20周年ということもあってか、例年以上の混雑ぶり!! 本当にすごかったです(イベント自体よりも、ものすごい混雑の方が 印象に残っているあたりが何とも・・・(^^;) 夜になるとシンデレラ城に雪の結晶が映し出されるのが、何気にお気に入りでした♪

 そしてディズニーシー。
 1/1〜5までは「ニューイヤーズ・フェスタ」、1/10〜3/20までは「ディズニー・デリシャス・デイズ」を開催。“食”にこだわったこのイベントは、各テーマポートに合わせてスペシャルメニューが用意されたり、生バンド演奏があるなど特にアフター6のカップルに似合うイベントでした(笑)。特にキャラクターがどうこうっていうイベントではなかったので地味な感じでしたが、こういうイベントがあってもいいですよね〜。
 5/10〜8/31までは「アリエルのシーサイドトレジャー」。夏らしい感じがよく出ていたのと、ダンスタイムもあって盛り上がれたイベントでした。6/1〜8/31までは「ディズニーキッズ・サマーアドベンチャー」が行われ、「大人向け」というイメージのあるディズニーシーで「子供も楽しめるよ!」というアピールのためのイベントだったように思います(子供がいないので詳しい内容はわかりませんが、見る限りみんな楽しそうでしたね〜)
 7/18〜8/31までは「ホットラテンナイト」を開催。ロストリバーデルタの夜はラテン色(?)な照明に彩られ、バンドマンのラテン音楽ライブを聞きながらビールで乾杯〜♪ という ことができた、なかなかいい雰囲気が出ていたイベントでした。それにしても平日夜のロストリバーデルタ、人少なすぎ(^^;
 9/4〜10/15までは「東京ディズニーシー2ndアニバーサリー」。2周年を迎えたディズニーシーで、初めての陸上パレードが行われました。私はこれが今年一番のギモンで、なぜ「シー」で陸上パレードなんでしょう?? しかも2周年という記念イベントで・・・。パレード自体はいろいろ趣向が凝らしてあってなかなかでしたが、私は「シーらしさ」が生かされなかったことが残念 でした。
 11/4〜12/25までは「ハーバーサイド・クリスマス」をどどーんと開催! クリスマスのイベントに限っていえば、ディズニーシーの圧勝でしたね〜。ミッキー&ミニーのスケート、 キャンドルライト・リフレクションズなど新しい試みがなされて、これが見事にキマッてました。キャンドル〜は風にずいぶん影響を受けるので、完全バージョンを見た人とそうでない人との感想の差が激しかっことでしょう(^^; これはディズニーシーのクリスマスの定番になるかも・・・なんて、個人的には思ってます(来年が楽しみ♪)

 アメリカのディズニー本社の方では経営陣のゴタゴタが続いていて、これがパーク経営にどう影響するのか(しないのか)気になるところですが、とりあえず来年もた〜っくさんパークで楽しませてもらいたいですね! 来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

   

2003.12.31

 

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No.9 お菓子のおかしな話 ・・・各家庭に1つはある!(笑)ディズニー土産のお菓子の空き缶をご用意ください

 超ご無沙汰のこのコーナー。華々しい話題で盛り上げたいところですが、おそらく誰〜も気にしてはいないだろう超個人的な疑問に触れたいと思います。地味でスミマセン(^^;
 パークのお土産の定番といえば、見ただけで欲しくなるようなかわいい缶に入ったお菓子ですよね。そのお菓子をお土産として買う際、みなさんは何を基準に買いますか?
まず第一に「いくつ入ってるか」、第二においしそうかどうか、第三に値段。多少順番は違っても、こんな所ではないでしょうか。
そして選ぶ段階で、必ずお菓子をひっくり返して裏側の商品表示を見ますよね? 商品名や種類、原材料はどんなで何個入りで賞味期限は等々、細かい情報が書かれているアレです。その情報を参考にして買っているかと思います。
 で、その表示の仕方が昨年の秋くらいからひっそりと変わりました。「製造者」の表示欄が消えて、「販売者」のみになったのです。
詳しく言うと、パークのお菓子はこの「製造者」(いろんなメーカーさん)が作っていて、オリエンタルランド(パークを運営している会社。以下OLCとします)は販売しているだけなので、今までは「製造者:○○」、「販売者:OLC」と二つの会社名が表示がされていたわけですが、ハロウィーン用の新商品には「製造者」が表記されていませんでした。
 なぜ私がこんなことを気にするかと言うと、私がお菓子を買う際にはこの「製造者」を見て買っていたからです。元は友人がやっていたことなのですが、「有名メーカーのお菓子はハズレがない」ということで、例えばチョコクランチなら千○屋とか、クッキーなら○ーハイムのものを選んでいたのです。
 まあそんなことをやってる人の方がまれでしょうし、「OLC社、菓子製品表示から製造者名を削除」なーんてニュースも当然なかったので、実際どこにも影響はないし問題でもないんでしょう。
 でも個人的には気になったので、取りあえずゲスト相談室に電話して聞いてみたところ、商品部担当者さんより得た回答は「商品の問い合わせ窓口をOLCひとつにするため」。つまり製造者と販売者の両者明記だと、製造者の方にゲストから問い合わせが行ってしまうので、パーク内で販売している商品は全てOLCが管理しているのでOLC表記だけにした、ということだそうです。
 なんとなく納得できるような回答でしたが、やっぱりちょっと変なんです。
今までだって製造者欄には会社名・住所は明記されているものの電話番号はなく、OLCは会社名・住所と共に電話番号も明記されていました。そんな状況で、わざわざ製造者の電話番号を自力で調べて問い合わせをしますかね? 普通は明記されてるOLCにまず電話を入れるでしょう。
 なのでやっぱり理由がわからない。消費者にとって、商品情報は多ければ多いほどいいに決まってます。
スーパーの野菜だって生産者の写真付きで売ってる時代です。製造者が不要な情報だとは思えませんし、問い合わせ対応のために削られるのはやっぱりおかしいでしょう。実は名義借りでもしてて、本当はOLCの管理する工場で全部の商品を作っているのを誤魔化すためじゃないかとか、逆に疑いたくなろうってものです。
 まあそんな妄想はさておき、様々な面で「情報開示」が求められる現在、情報を減らす行為はやめて欲しいな〜と思うわけです。例えそれがこんな地味なことであっても。
こういうことが積もり積もって、どこぞの企業のような隠ぺい体質が生まれていくんじゃないか・・・とか、いらぬ心配(妄想(^^;)をしてしまうので。  

2005.4.10

 

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