最終日編 〜地球上でいちばんハッピーな場所

 

 悲しきミッキーのモーニングコール
 
 直営ホテルの特典のひとつに、「ミッキーからのモーニングコール」がある。
しかしまだこの旅で、一度もミッキーの声で目覚めていないのであった。何しろ1日遊び疲れて帰ってきて、さあ寝ようという時になって初めてモーニングコールのことを思い出すわけで・・・。
時刻は大抵1:00過ぎ、もう電話をかけて頼むのも面倒で(英語だし(^^;)毎晩そのまま寝てしまっていた。
 が、やはり一度は聞いてみたかったので昨晩ようやく頼んでみた。そして5:30にベルは鳴った。

 最初にカチッとテープのスイッチが入る音がして(しょうがないんだろうけど、ちょっと悲しい)、朝っぱらからテンションの高いミッキーの声。
起きぬけの頭で翻訳するには至らなかったけど、結構ミッキーはベラベラとしゃべっていて、最後に「それじゃあ後でパークで会おうね。待ってるよ!」と言って電話は切れた。
 うわーん、でもミッキーにはもう会いに行けないんだよお(T0T) 最終日に聞くんじゃなかった・・・。

エアポートバス

どこ行きかすぐにわかるエアポートバス

 7:15にロビーへ。パーク開園が遅いからまだほとんど人もいなくて、静かな雰囲気の中無事チェックアウト。
駐車料金が毎日取られていたので、1日分しか利用していないことを説明した(ハーツのレシートを見せた)以外は明細もちゃんと合っていて、無事チェックアウト完了。
 エアポートバスが7:45だったので、コーヒーを買いに行く途中でストーリーテラーカフェの前を通ったら、チップとデールの他に今日はプルートがいた。通りすがりの私にも手を振ってくれ、最後に会えてよかった! また来るからね〜と心の中でつぶやいたのだった。

 そして時間になって外に出て、バスを待つこと5分。まだ来ない。
まさか行っちゃってないよね・・・と焦ってるうちに10分が過ぎ、こりゃやばいかもと思ってホテルのパーキング係の人に聞いてみたら、どこかに電話してくれて「もうすぐ来るよ」と教えてくれた。
 8:00過ぎにようやくディズニー仕様のエアポートバスが現れて、ひと安心。空港までの約1時間の道中は爆睡、気がつけばすでに空港近くであった。

 

 旅のまとめ 〜ホテル
 
 今回泊まったディズニー・グランド・カリフォルニアン・ホテルは、TDRでいうならミラコスタのような位置づけ。
ディズニーで初めてテーマパーク内に建てられたホテルで、「カリフォルニアの大自然」をテーマにした落ち着いた雰囲気のホテル。
 直営ホテルにしてはかな〜り安い料金だったので、どうせなら一番いいホテル! ということでここにしたんだけど、やっぱ初めて行く場合のホテルに使うのはもったいなかったな〜。
 それというのもさすが直営ホテルで、ホテル自体にたっぷりとお楽しみが用意されている。
スキンケア講座、クマのぬいぐるみ作り、フィットネスウォーク、ドローイングクラスなど、有料無料それぞれのイベントがあったのに、ひとっつも参加できず・・・ああ無念。
 唯一土曜の夜に「Tales from the Hearth」という、ロビーにある暖炉で行われた「お話会」をちょっとだけ聞いてきた。

 物語をホテルの人が子供たちに読み聞かせてくれるという、まるっきり子供向けのイベントでしたが、大きな暖炉の前でやるのでそれはもう映画のワンシーンのよう。
おばあちゃん(おじいちゃん)が孫に昔話を聞かせる寒い夜、窓の外では雪が静かに降り積もっていて・・・ってな雰囲気。
とってもいい感じで、身振り手振りのアクションつきで話してくれるのもおもしろく、心温まるひとときでした。

 本当はホテルめぐりもしようと思ってたのだが、自分のホテルさえ持て余していたのでそんな余裕もなく、グーフィーズキッチンもPCHグリルも、ネバーランドプールも拝めなかった・・・。
まあ次回行く時のお楽しみが残された、と思うことにしよう。

3つの直営ホテル
3直営ホテル イメージ

 

 旅のまとめ 〜This Happy Place
 
 時間が足りないのは行く前から想像してたことなので、割とアッサリとパークを去ることができた。
まあ言い換えれば、「また来るからいいや」と思ったわけで(^^;
 ディズニーランドは私にとって、雰囲気を楽しむ場所。ここの雰囲気はここだけのもので、TDLと似たところがどれだけあってもやっぱり別物。
それに気づいたので、私はここの雰囲気を楽しむためにまた来ずにはいられないだろうな〜、と思ったのだった。

 「地球上で一番ハッピーなセレブレーション」。
最初このキャッチコピーを目にした時、「大きく出たなあ。いくら50周年だからって・・・」と過大コピー気味じゃないかと思った。その節は大変失礼をいたしました(笑)
 行ってみたら、そりゃあもうそこにいる人たちみんなが笑顔でした。もちろん自分たちも。
50周年本当におめでとう!

 最後に。
この長〜い長〜い旅行記をここまで読んでくださった忍耐強い方々、どうもありがとうございました〜!
本サイトの方で、今後もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 

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