いくつかの場面〜rough sketch〜
                   ……主にスマフォで撮影したシーン……


                                            駅長室へ


            


#1  #2   #3  #4   #5 


#6   #7   #8    #9  #10


#11  #12  #13  #14   #15 



 #16  #17   #18  #19 #20




主に何気なくスマートフォンで撮った写真と、そのときスマホのカメラしか持っておらず…なフォトページ。



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rough sketch17


      
        「主張  ♯1」

 







rough sketch #16


                 
                     「給湯室 -情報発信(拡散)スポット-」









rough sketch #15

 
          
                    「水遊び」 
                





rough sketch #14
 
                    
                   
                   ご褒美はスイーツと笑顔  





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rough sketch #13

      

 
 
      
           
 
    危険な曲がり角の光景
  

 
 
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rough sketch #12




 2月も終わりに近づいているが夜の風はまだ真冬の寒さ。
 待ち合わせの時間なら大幅に過ぎている。
 ショッピングビルの外にあるフードワゴン(屋台)で先に何か暖かいものでも……。
 いや、、まだもう少し。
 待つのは慣れている。 
 寒さも我慢できないほどではない。…こともない。。
 だけど、もう少し待てば春風が吹く。



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rough sketch #11



  きみのその眼差し
  どこか不安でそして哀しげ
  まるでいつかの僕のよう 
  僕も助手席の窓を開け、
  住み慣れた町と見送る人を、
  見つめていた 
  成す術なく ただ見つめていた

  きみは昼下がりのドライブのお供だろ?
  そんな心配そうな表情をしなくても平気さ
  大丈夫だよ
   




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rough sketch #10


  その FilmGirl は

  真っ赤なパスタで唇を濡らす前に
 
  自身も立つことになるステージを

  真剣な眼差しで見つめていた

  そして、しなやかな指がフォークを回し

  夢や憧れをパスタとともに絡めて口にしたあと

  そのステージに立ち
 
  しなやかに奏で 強く美しく歌った 

  彼女がこの夜の diva へと変わった瞬間を
 
  僕は客席から見つめていた





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rough sketch #9



 何を見ているの
 
 何を見つめているの
 
 何が見えるの

 何が見えているの

 それとも本当は何も見ていないのかもしれないね





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rough sketch #8





 真夏の日差しの下に僕等はそこに居た

 冷たい海風の吹いたあの時から季節は幾度か変わり
 狂った夏が過ぎて、そしてまた夏を迎えた
 まるで真夏の蜃気楼のような想い
 まるで真夏の夕立のような想い
 まるで僕ら想いが真夏そのものだった


 いつまでも変わらない景色の中で佇む君を
 いつまでも変わらない景色の世界から外に出ることができない僕が
 心に焼き付けるように 
 刻むように見つめていた

 
 擦り切れて破れ散ったそれぞれの想いの欠片が
 砂にまざり波打ち際で光っていた

 僕らはそれを集めることも拾うこともなく
 ただ見つめていた

 手ですくったとしても
 指の隙間から零れ落ちることを知っているふたりは
 ただ見つめていた
 
 優しい海風に吹かれる僕らがそこに居た



 




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rough sketch #7


 あまりにも強い陽射しが
 キミの肌を焼き焦がすように 
 いまボクの心を妬き尽くす

 あまりにも蒼い空の下 
 キミの想いが届かぬようにと
 いまボクは心をかき乱す

 このままここに立ち尽くして
 ふたり 気をふれてしまおう

 いっそ このままふたり
 気がふれてしまおう 

 だからもっと強く陽射しが射せばいい 
 だからもっと空が深く蒼くなればいい



 




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rough sketch #6
 
  
 
新宿高層ビル

 夜が深まっていく

 ビルの灯りがすべて消えれば

 まるで おおきな 
 
 とても おおきな 
 
 都会の墓標のようだ


 夜が深まっていく

 なんて無機質な建物なのだろう

 昼間には感じる事の出来ない

 さみしさや不安が

 押し黙ったまま

 墓標のように そこに建っている 







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rough sketch #5





  急ぎ足のキミ

  いつだってボクはキミのあとを追いかけるように

  キミの後姿を見ている 

  キミの後姿を見つめている





































 
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rough sketch #4




  この夜に溶け込み

  この街に融け込み

  そしてキミは何に熔けこむのだろう

  いつかボクとは解け合えるのだろうか  






























   



                                    このページの先頭へ 


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 rough sketch#3   



    
        
  視線の先にキミは何が見える?

  夢?憧れ?未来? 

  そんな不確かなモノなど見ないかい?

   


































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rough sketch #2


  あまりに強く降る雨に傘など役に立たなかった

  それでもボクは破れた傘をキミに差し出した

  これ以上濡れないように みんな足早に通り過ぎていく

  これ以上濡れないように みんなどこかへと流れていく


  ボクは破れた傘を差し出し その場に立ちすくむ

  キミはその傘の下に入り そしてボクの横に

  これ以上濡れないように もっと大きな傘だったなら 
  
  これ以上濡れないように もっと丈夫な傘だったなら

  いつかこの雨があがるまで 

  いつかこの雨があがる日まで



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rough sketch #1



 
  降り続くあまりに強い雨のせいで予定をキャンセル

  とりあえずお茶でも飲みながら

  これからどこへ行こうか決めよう  と、

  カフェに入ってはみたが…。

  甘いドリンクと小さなスイーツを前にもキミは無表情   

  そんなキミを見ながらボクはブラックをひとくち飲んでもう一度言う

  これからどこか行かないか…

  …それには答えずキミはひとくち そしてふたくち と甘いモノたちを口に運ぶ

  するとキミの口元が自然にゆるみはじめた
 
  内心ボクは胸をなでおろしながら

  何事も無かったかのように

  ブラックに砂糖とミルクを少量入れて

  渦を巻きく混ざるのを 溶けていくのを ゆっくり待つ

  甘い時間がゆっくりはじまる

           










                                                   このページの先頭へ
 

 駅長室へ   




                                        

このページは 『NoGood!TAKA LocalStatrion』のコンテンツ「写真感・いくつかの場面〜rough sketch〜」です。