1948年に翻訳された英国ミステリー
本年の特徴 この年も、1946年と同じ理由によって訳出された作品はないと思われたが、国立国会図書館のデータベースで検索してみると、数多くのスティーヴンスン作品がヒットした。スティーヴンスンは19世紀の作家なので、明らかに著作権は切れている。そのため安心して(?)出版されたのだろうか。下記のリストの実物はすべて未見のため、間違いがあるかもしれない。 |
題 名 | 原作者 | 翻訳者 | 出版社 | 面白度 |
『宝島』 | R・L・スティーヴンスン | 西村孝次 | 八雲書店 | ★★★★ |
『バラントレイの若殿』 | R・L・スティーヴンスン | 西村孝次 | 八雲書店 | ★★★ |
『ジキル博士とハイド氏』 | R・L・スティーヴンスン | 佐藤緑葉 | 鳳林書林 | ★★★ |
『新アラビア夜話』 | R・L・スティーヴンスン | 佐藤緑葉 | 青磁社 | ★★★★ |
『プリンス・オットー』 | R・L・スティーヴンスン | 小川和夫 | 思索社 | ★★ |