1946年に翻訳された英国ミステリー

本年の特徴
江戸川乱歩の『探偵小説四十年』を読むとよくわかるが、この年には翻訳出版の企画はいくつかあったものの、占領中は昔のベルン条約が適用されず、古い作品でも翻訳できなかったそうだ。スティーヴンスンの作品が出版されているが(実物は未見だが、『南海千一夜物語』と思われる)、ドサクサに紛れて刊行されたようだ。

題 名 原作者 翻訳者 出版社 面白度
『臨海樓綺譚』 R・L・スティーヴンスン 島田謹二 新月社 ★★★★

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