■「■ローマ字相談室」の掲示板のアーカイブ分です。1か月ごとにまとめてあります。■ローマ字以外の話題については「◆春猫掲示板保管庫」へ。
第1.2版 (2001年2月12日発行)
編集者: 初井薫(はつい・かおり)© Copyright Halcat Continuum 2001. All Rights Reserved.
(整理番号: 38)
どうも、やすみながらの雑談がおわらなくてすみません・・・ :-)
>わたしがいいたかったのは、それは「まちがい」じゃないということです。
>ある言語の話者がかいたつづりをべつの言語の話者がよむとちがう
>発音になるということは自然なことで、まちがいでもないし、わるいことでも>ないということです。発音がちがっても、文字つづりさえおなじ
>なら、「おなじなまえ」と識別してよいし、そうするべきだということです。
これが、わたしがどうしてもひっかかるところなのです・・・!!
たしかに、日本をふくむ現代の先進主要国での言語使用において、
文字をともなわないばあいというのはかんがえにくいし、
むしろ、意志疎通と情報共有の目的達成のためには、
音声より文字に依存する率のほうが高い(高まってきた)のだとおもいます。
この前提にたてば、固有名詞を国際的に同一化する(固定化する?)ためには、
「文字による」がという原則が実践的なのかもしれません。
しかし、たとえばわたしが北京に行って、名字を /ポーシン/(波形)とよばれたとき、
「はい、わたしがポーシンです」とはいえない(ときとばあいと立場にもよりますが)。
やはり、「わたしのことばではナミカタと発音します」といわざるをえないとおもうのですね。
ビジネスのばあいなどでは、むしろ相手から(おたがいに)それをたずねることでしょう。
文字だけでなく、音声でも固有名詞(とくに人名)の同一化・固定化ができることが理想的だし、
また現代社会であるからこそ、それがあながち不可能とはいえないのではないか、
というのが、わたしの、いまかんがえていることなのですが・・・
そういえば、Aikoの新曲「ボーイフレンド」がNHKで放送禁止になってるンですって!?
(整理番号: 39)
Akiさん、こんばんは! いつもありがとうございます。
(1回やすみなら、だまってやすんでおけばいいのに…(^^;。またレスしちゃいますよ…。)
「日本国」のいろいろな言語での表記について、平凡社の世界大百科事典(1988年版)からの引用です。
「にほん 日本」の【国号】の節(青木和夫)からの抜粋です。
「この7世紀には、遣隋使に続いて遣唐使がしばしば派遣されているが、いつから倭に代えて日本を国号とすることにしたのかは、<日出処>が<日本>に転化していったことはまず確かだとしても、実は明らかでない。(中略)結局確かなのは、702年(大宝2)に32年ぶりで唐を訪れた遣唐使が、唐側では<大倭国>の使人として扱ったのに大して、<日本国使>と主張した《続日本紀》の記述であり、(中略)。
この日本が、今日のニホン、あるいはニッポンのどちらに近い発音で読まれたか、または当時の漢音でほぼジッポンと読まれたか否かも、まだ明らかでない。(中略)中世に中国を通じて日本をヨーロッパに紹介したマルコ・ポーロの《東方見聞録》では、日本国がZipangu、Jipanguなどと書かれているが、その後ヨーロッパに広まった、Japan、Japon、Japa~oなどの称については、日本に対する中国の華北音の
jih pen に基づくとする説と、華南音の yat pun に基づくとする説とがある。」
とのことです。
>、"誤訳" というか、よみまちがいがおこっています。
>こうしたよみまちがいは、現代社会ではふせげるのではないかと
>いうことが、わたしがいいたかったことのひとつです。
わたしがいいたかったのは、それは「まちがい」じゃないということです。ある言語の話者がかいたつづりをべつの言語の話者がよむとちがう発音になるということは自然なことで、まちがいでもないし、わるいことでもないということです。発音がちがっても、文字つづりさえおなじなら、「おなじなまえ」と識別してよいし、そうするべきだということです。
逆に、文字つづりがちがっても、発音がおなじなら「おなじなまえ」と識別する、ということにすると、いろいろな言語表記にもとづくなまえのつづりに、「これはどの言語の表記をつかっているか」ということをかきそえる必要がでてきます。
まあ、「Nippon」にしておけば、どの言語流によんでも、ほとんどおなじになるとはおもいますが…(^^;。それでも、英語流によめば2音節、日本語流によめば4音節というちがいはあります。
(整理番号: 40)
こんにちは
「人名・地名は音声か文字か」の問題についとは、自分の頭を整理するためにも、
いろいろとしらべて確認したいことが出てきましたので、きょうは1回やすみです!
ただ、ひとつだけ、「日本-ジパング-ハポン」については、
・日本語音(13〜14世紀当時の、以下おなじ)を漢字表記した「日本」に対して、
モンゴル語または中国語は、当然ちがう音でよんだ
・それを聞いたマルコ・ポーロは、その音をイタリア語のローマ字表記でかきしるそうとした
・イタリア語の"j"表記に対して、スペイン語はまたちがう音でよんだ・・・
という、文字による伝搬が /ニホン/ もしくは /ニッポン/ という単語をどう変化させたか、
という例のつもりであげたのです。
実際の発音を確認して(する機会があって)疑似音で発音されたとおもわれるのは、
(たぶんポーロがはじめての東方へのたびできいた)モンゴル語音でよむ「日本」と、
ポーロがかいたイタリア語音でよむ「Jipang」(つづりは原典未確認ですが)のふたつだけで、
あとは文字を介しているため、"誤訳" というか、よみまちがいがおこっています。
こうしたよみまちがいは、現代社会ではふせげるのではないかということが、
わたしがいいたかったことのひとつです。
(以下次号・・・?)
(整理番号: 42)
Akiさん、こんばんは!
>えッ、そうなんですか? いや、正直いってあまりかんがえたことがなかっ
>たのですが、エベレスト-->チョモランマ、Peking-->Beijing、
>Japan-->Nipponなどのいい替えまたはかき替えは、すくなくとも現地でど
>う発音されているかを重視しようとする、おなじながれのうえにあるとば
>かりおもっていました。そして、これが世界の潮流だとおもっていたもの
>で・・・
「エベレスト→チョモランマ」は、
「1852年、インドの大三角測量による結果の集計中に<ピークXV>といわれていた峰が、世界最高峰であることが発見された。現地名がわからなかったので、前インド測量局長官エベレスト
George Everest (在任1830-43) の名をとって命名された。チベット人のいう<チョモランマ
Chomolungma>(中国表記で珠穆朗瑪峰)の名は、<大地の女神><世界の女神>の意という。」(平凡社、『世界大百科事典』、1988年版)
とのことです。「Peking→Beijin」、「Japan→Nippon」も、もともとは、おなじつづりを言語によってどう発音するか、それがほかの言語をはなすひとにどうきこえて、それが文字でどうつづられるか、という問題を経由してはいますが、けっきょくは、「現在、現地でどうかかれているか」ではないでしょうか。(「Chomolungma」のつづりがどっからでてきたのかはわかりませんが…。)
だって、かんがえてみてください。現代の先進国の文明システムで、人名や地名を「正式に」記録したり、照会したりするのは、すべて「文字」によってです。紙の上に光をつかってコーディングするか、磁気媒体に磁気でコーディングするかとかの差はありますが、すくなくとも人間とのインターフェースにつかうキャリアは「光」であって、「音」ではありません。「光」キャリアになまえをのせるのにつかわれるコードも「文字」であって「音声」ではありません。「音声記号」でもありません。
わたしが、「人名も地名も、なまえは文字だ」といっているのは、そういう意味です。
もっとも、文字や帳簿のない社会では、なまえは音声(音素=音韻)であるのがふつうだとおもいますし、現代文明社会でも「正式」でない場ではそうであるとおもいますが…。
>う〜ん、たぶんわたしは、ローマ字表記された日本語を実際によんだりつ
>かったりするのは、おもに非日本語話者だときめつけすぎなのでしょうね。
>だから、ToukyouやOosakaを(すみません、Ousakaはまちがいでした!)
>たとえば英語話者がどう発音するかということが、とても気になります。
なまえに関する混乱をさけるためにだいじなのは、なまえとしての「文字つづり」を固定することで、それがいろいろな言語でどのように発音されるかということは、あまり問題ではないとおもいます。
<Schweitzer>の発音が/シュヴァイツァー/だろうが/シュワイツァー/だろうが、<Bach>の発音が/バッハ/だろうが/バック/だろうが、<BMW>の発音が/ベー・エム・ヴェー/だろうが/ビー・エム・ダブリュー/だろうが、<Volks
Wagen>の発音が/フォルクス・ヴァーゲン/だろうが/ホルクス・ワーゲン/だろうが、<Schweitzer>、<Bach>、<BMW>、<Volks
Wagen>であることが大事なのではないでしょうか。
>そして、現地の発音をきく機会や、確認する手段すらなかったむかしには、
>日本-ジパング-ヤーパン-ハポン、となってしまったわけですね。
>これは地名の伝搬がおもに文字によるしか方法がなかったからです。
すくなくても、ある部分では逆でしょう。
文字によってつたわったのならば、すくなくともローマ字圏でローマ字でつたわっているかぎりは、そしてそのつづりが字上符がついたり合字であったりのような、特定の言語でしかつかわれない特殊なつづりでないかぎりは、その発音は変化しても、文字つづりは変化しないはずです。
逆に、音声でつたわったために、いろいろなつづりがうまれたのではないでしょうか。ある文字つづりのある言語での発音を、べつの言語話者がその音韻体系にあてはめてききとり、その言語のつづりかたでかく、ということがくりかえされた結果だとおもいます。
日本でも、西洋からの外来語のうち、船乗り言葉や、初期のものは、文字よりも発音からはいってきているものがおおいようです。「American→メリケン」など。
Akiさんもかかれているとおり、最近のものほど、文字つづりからはいってきて、現地の発音よりもそのつづりの日本語でのよみ(いわゆる「ローマ字よみ」)によっているようにおもいます。
(整理番号: 43)
海津さん、こんにちは!
>たしかにむかしはそうだったかもしれませんが、現在の、すくなくとも先進国
>といわれる地域では、人名も地名も、「音声」ではなく「文
>字」だとおもうのです。
えッ、そうなんですか? いや、正直いってあまりかんがえたことがなかったのですが、
エベレスト-->チョモランマ、Peking-->Beijing、Japan-->Nipponなどの
いい替えまたはかき替えは、すくなくとも現地でどう発音されているかを重視しようとする、
おなじながれのうえにあるとばかりおもっていました。
そして、これが世界の潮流だとおもっていたもので・・・
たしかに、発音は同一の言語圏のなかでも不安定で恒常的なものではありませんね。
ただ、方言やアクセント、イントネーションのちがいがとても大きいばあいには、
結果的にというか最終的に、その表記法にもちがいがでてくるようにもおもいます。
だから、日本語・英語間のようにちがう言語のあいだで、地名や人名をどうかき替えるかを問うばあい、
ひとつの言語圏内での発音のちがいまで考慮すると、もう収拾がつかなくなりそうな気がします。
> ですから、非日本語話者の発音ではなく、日本語話者の日本語での発音の
>はなしです。日本語の音声と文字つづりとの対応のはなしです。
う〜ん、たぶんわたしは、ローマ字表記された日本語を実際によんだりつかったりするのは、
おもに非日本語話者だときめつけすぎなのでしょうね。
だから、ToukyouやOosakaを(すみません、Ousakaはまちがいでした!)
たとえば英語話者がどう発音するかということが、とても気になります。
日本語のローマ字表記方法の標準化は、日本語の国際化のためにぜひ必要だし、
日本からの活発な情報発信(べつに英語やローマ字日本語にかぎらず)をすすめるうえで、
おおきなメリットがあると、わたしはおもっています。
外国のひととはじめてあったときに、普通かならずたずねること、きかれることに、
「おなまえは?」と「どちら(の国)から?」のふたつがあります。
で、たいていのばあい、あいての発音がいちどきいただけではわからず、苦労しませんか?
このようなとき、氏名と国名・地名をかいてみせることはとてもやくだちます。
でも、そのつづり方がひとによってマチマチだったら、あいては混乱するだろうし、
「日本語は非論理的だ」などという俗説にさらなる根拠をあたえてしまうのがオチです。
この最初のであいで、なまえや所在地の確認に失敗すると、2度目のコンタクトに非常に苦労することになります。
直接あわなくても、これは電子メールのばあいでも、あるいは電話のばあいでも、
けっこう似た体験をすることになります。
>おなじつづりでも、どの言語の{文字と音声の関係}を適用するか、どの言語の
>音韻体系をつかって発音するかで発音はかわってきます。
そのとおりだとおもいます。
そして、現地の発音をきく機会や、確認する手段すらなかったむかしには、
日本-ジパング-ヤーパン-ハポン、となってしまったわけですね。
これは地名の伝搬がおもに文字によるしか方法がなかったからです。
現在は、現地の発音をきく機会がとてもふえたし、たとえばジャーナリストなどが
発音の確認をとろうとおもえば、いくらでも手段があるわけです。
たとえば、中国の人名や地名をふりがなもなしに漢字で表記する日本の新聞。それを、「漢和辞典」でしらべないとわからないような「訓よみ」でムリに発音する
テレビのキャスター。
つづりにこだわりすぎると、現地ではだれもそう発音しないのに、日本でしか通用しない
ナゾの外国語の固有名詞がカタカナで表記されることになります。
カリフォルニアのMonterey /モノレー/がモンテレーに、
(メキシコのMontereyは/モンテレイ/です)
ロサンゼルス(ロス・アンジェルスとはあまりかきません)のHotel Biltmoi /ビルモワ/が
ホテルビルトモアーに、
フランスのCannal Plus社の社名/カナルプリュ/が(仏語のカタカナ表記はむずかしい)
カナル・プリュスに、
う〜ん、とりとめがなくなってきてしまいました、すみません。
この問題、もうすこし、よくかんがえてみたいとおもいます。
(整理番号: 44)
Akiさん、こんばんは!いつもありがとうございます!
>原則としては、当地で一般的につかわれている "音" にしたがって、
>それぞれの言語のアルファベットで擬音表記すればよいのではないで
>しょうか。
たしかにむかしはそうだったかもしれませんが、現在の、すくなくとも先進国といわれる地域では、人名も地名も、「音声」ではなく「文字」だとおもうのです。
発音というのは、ひじょうに不安定なもので、たとえば日本人の日本語の発音でも、地域・世代・階層・状況などによってかなりのバリエーションがあるとおもうのです。
>>それか、「東京」の日本語での発音を/トキョ/にしてしまえば、
>
>いやいや、すくなくとも英米人はTokyoを/トウキョウ/もしくは/トキョー/
>と発音するひとが多いようですから、ムリに/トキョ/にしなくて
>も・・・ ;-)
ですから、非日本語話者の発音ではなく、日本語話者の日本語での発音のはなしです。日本語の音声と文字つづりとの対応のはなしです。
おなじつづりでも、どの言語の{文字と音声の関係}を適用するか、どの言語の音韻体系をつかって発音するかで発音はかわってきます。
>Osakaが、Ohsakaではなく、Ousakaになることを期待します・・・
「99式」あるいは「海津式」でかくと、「大阪」のふりがなは「おうさか」ではなくて「おおさか」なので、「大阪」のローマ字つづりは「Oosaka」になります。「おうさか」は「逢坂」のほうです。
もっとも、「Osaka」になると、「大阪」も「逢坂」も、文字つづりのうえで区別できなくなってしまいますが…。
しかし、音声で区別できていないものを区別する必要があるか、という議論もあります。そして、「地名は音声か、それとも文字か」というテーマが浮上してくるわけですが…(^^;。
ちなみに、わたしは、日本語の音声において、「なにが長音か」・「長音とはなにか」ということさえきちんときめてしまえば(きめてしまえるならば)、長音表記として「h」をつかうことには反対ではありません。字上符をつかうよりは百倍いいとおもいます。
(整理番号: 45)
海津さん、こんにちは(いつも深夜までおつかれさまです)
なんだかラリーがつづいてきましたね!
>わたしは、地名も人名とおなじで、翻訳できないとおもうんです。
そうですね。固有名詞を翻訳しようとすること自体がムリなはなしです。
原則としては、当地で一般的につかわれている "音" にしたがって、
それぞれの言語のアルファベットで擬音表記すればよいのではないでしょうか。
"つづり" にしたがって、/トーキョー/がいつのまにか/トキオ/になってしまうのは、
メディアの発達していなかった時代のあやまった伝搬によるのですから、
はっきりいって「誤訳」であって、訂正すべきです(!?)。
ジパング - ジャパン - ハポン - ヤーパンまでくると、過去の歴史の遺産として、ある種のおもむきさえありますが・・・
>わたしは、「"Tokyo"を"Toukyou"にすべきだ」というつもりはないんです。
いや、むしろ「Toukyouという表記に統一する」ときめたほうがよい時期がきたのではないでしょうか。
インターネットと英語の普及で、ローマ字の国際化がここまですすんできた以上、
日本語表記法のひとつとしてのローマ字使用のルールがないと、いちばんこまるのは
日本語を母語としてつかうわたしたちです。
/フ/をなぜfuとかくのか、交番と小判がなぜおなじkobanなのか、
むしろ日本語をまなぶ外国人のほうが、こういう当然の疑問をもっていますよね。
>それか、「東京」の日本語での発音を/トキョ/にしてしまえば、
いやいや、すくなくとも英米人はTokyoを/トウキョウ/もしくは/トキョー/と発音するひとが多いようですから、
ムリに/トキョ/にしなくても・・・ ;-)
むしろ京都のほうが、/キオト/と "オ" にアクセントをおいて発音されるとわかりにくいですね。
Osakaが、Ohsakaではなく、Ousakaになることを期待します・・・
(整理番号: 46)
Akiさん、こんばんは!
>(19 Sep 2000 20:55:07)■さらに、おさわがせ・・・■ by Aki
>(19 Sep 2000 20:52:10)■あッ、なぜかなおった!■ by Aki
>(19 Sep 2000 20:50:47)■げげッ、ぜんぶ文字化けしてしまった・・・■ by
Aki
>(19 Sep 2000 20:47:18)■ローマ字への翻字■ by Aki
上記のかきこみは削除しておきました。
>ところで、知緒=ハルヲさんは Haruwo san とはかかないのですか?
「知緒」のふりがなは「はるお」にしているので、ローマ字では「Haruo」にしてます。ハルヲのほうは、うーむ、海津式だと「Haruwo」でしょうねぇ…(^^;。
>わたしがつかった「Tokyo」「Japan」は、英単語として一般的に
>認知されている(とおもわれる)日本の地名表記です。
わたしは、地名も人名とおなじで、翻訳できないとおもうんです。
わたしは、「"Tokyo"を"Toukyou"にすべきだ」というつもりはないんです。ただ、その場合、「大阪」と「小坂」「尾坂」などが区別できなくなっても文句いいなさんなよ、といいたいだけです。
それか、「東京」の日本語での発音を/トキョ/にしてしまえば、"Tokyo"というつづりとその発音の関係に関しては問題ないとおもいます。
>見識のある政治家の登場を期待する、というのも受け身だし・・・。
たとえば、「藤堂(とうどう)」という姓の人が総理大臣か外務大臣になればいいのではないでしょうか?
で、「自分のなまえは『とど』ではない!『とうどう』だ!」といっていただければよろしいかと…(^^;。
過去に、総理大臣のなまえがきっかけで、人名用漢字やJIS漢字が変更された例がありましたからね…(^^;
>あんがい、村上龍のような作家が一大ムーブメントをつくりだしたり
>して・・・?
そうそう。そのての可能性のほうが大だとおもいます。
いま、大阪がオリンピック開催地になのりをあげていますが、「"Osaka"は『おおさか』とちがう。『おさか』だ。これが国際的に固定してしまってよろしいか?」ということを、大阪万博の仕掛け人の実績をもつ某Uさんがお役人たちに進言したそうですが、そこらじゅうにはってあるポスターは、まだ"Osaka"のままですね…(^^;。
(整理番号: 47)
すみません、どうもおさわがせしました。
>Akiさんの以下のかきこみ、どうしましょう? 削除しますか?
>
>(19 Sep 2000 20:55:07)■さらに、おさわがせ・・・■ by Aki
>(19 Sep 2000 20:52:10)■あッ、なぜかなおった!■ by Aki
>(19 Sep 2000 20:50:47)■げげッ、ぜんぶ文字化けしてしまった・・・■
by Aki
>(19 Sep 2000 20:47:18)■ロー}字への翻字■ by Aki
はい。お手数ですが削除していただけますか :-)
>Akiさんのおなまえは、長音もないし、訓令式・ヘボン式でちがってくる部分
>もふくまれていないから、楽ですね(^^)。(わたしもそうですが…。)
はい、そうなんです! ただ、そのためにローマ字表記法の問題について
関心をもつことがあまりなかったわけで、よかったのかわるかったのか・・・
ところで、知緒=ハルヲさんは Haruwo san とはかかないのですか?
>しかし、「Tokyo」は…?? (^^;
わたしがつかった「Tokyo」「Japan」は、英単語として一般的に認知されている(とおもわれる)日本の地名表記です。
working language としての英語にとっては imported word ということになるでしょうか。
(蛇足ながら、個人的著作物の著作権は、現在のところ「Chiba, Japan」でした・・・)
外務省は、対外的に Nippon を公式な自称国名+ローマ字表記にしようとしているようですが、
具体的なアクション(法的裏づけとか公式かつ有効なPRとか)がまったくともなわないので、当然普及はしませんよね。
TokyoをToukyouに変えることは、わたしは個人的に賛成の立場をとりますが、
これもPekingをBeijingに変えるために中国政府がおこなった地道かつ毅然とした努力とおなじか、
それ以上の国内・外にむけた交渉とPRが必要でしょうね・・・
それこそ、国語審議会などの強制力をともなわない答申レベルでは、
100年たっても、なにも変わらないでしょう・・・
見識のある政治家の登場を期待する、というのも受け身だし・・・。
あんがい、村上龍のような作家が一大ムーブメントをつくりだしたりして・・・?
(整理番号: 48)
Akiさん、いろいろ例をあげてくださって、ありがとうございました。
著作権表記をかな漢字でかいた場合の文字ばけの懸念ですが、本文がかな漢字でかいてあるかぎり、かな漢字の著作権表記がよめないということは、本文もよめないということなので、あまり気にしなくてもいいような気がします。
しかし、念のためという意味で、
>もし、わたしがじぶんの著作物(たとえばWebサイト)に著作権表記を
>するとしたら、著作権者の母語+国際語としての英語の併記にくわえて、
>文字化け防止、著作権保護の自衛手段、という現実的な対策をとるた
>めに、つぎのようにかくとおもいますが、いかがでしょう?
>
> このウェブサイトの著作権は波形昭彦にあり、無断転載・複製
> を禁じます。
> Copyright (c) 2000 NAMIKATA, Akihiko; Tokyo, Japan
という意見には賛成です。
でも、やっぱり氏名の部分のかきかたは、なやみますよね。姓・名の順番とか、大文字・小文字のつかいわけとか、コンマをいれるかどうかとか…。
このあたりは、まえにTGWさんがかいてくださったように、はやくガイドラインをきめてほしいですが…。
(しかし、人名のことを国語審議会がどうこういうのは、いかがなもんでしょう?
すくなくとも、人名につかう漢字のとりきめについては、1990年に文部省から法務省に移管されています。(いわゆる「人名用漢字」が、文部省作成の内閣告示から、法務省令による戸籍法施行規則になっています。)
国際的という意味でのローマ字表記ということであれば、外務省でしょうか…?)
>Copyright (c) 2000 NAMIKATA, Akihiko; Tokyo, Japan
Akiさんのおなまえは、長音もないし、訓令式・ヘボン式でちがってくる部分もふくまれていないから、楽ですね(^^)。(わたしもそうですが…。)
しかし、「Tokyo」は…?? (^^;
(整理番号: 49)
Akiさん、どうもお手数をおかけしました。
このサイトの「©」は、ソースではすべて「©」とかいています。(ちなみに、いまの「©」というのは、「&copy」とかいているのですが…。)
ソースのほうを copy and past すれば問題ないとおもいますが、画面に表示されている「マルC」マークを直接
copy and past すると、U+00A9の「Copyright Sign」が直接はりつけられてしまうんでしょうね。HTMLでは、このコード・ポイントはつかないことになっているとおもいます。
Akiさんの以下のかきこみ、どうしましょう? 削除しますか?
(19 Sep 2000 20:55:07)■さらに、おさわがせ・・・■ by Aki
(19 Sep 2000 20:52:10)■あッ、なぜかなおった!■ by Aki
(19 Sep 2000 20:50:47)■げげッ、ぜんぶ文字化けしてしまった・・・■ by Aki
(19 Sep 2000 20:47:18)■ロー}字への翻字■ by Aki
(整理番号: 50)
すみません、この掲示板のページにある「マルC」マークをコピー&ペーストしてつかったもので・・・
マークはつかわず、「(c)」と入力して、以下、再投函してみます。
(当方のNavigator+MACの問題かもしれません・・・)
--------------------
ふたたび、Akiです。
>著作権表記のなかの著作権者名を、ほんとうの氏名をそのままかくか、ローマ字に翻字したものをかくか、
なかなか、むずかしい問題だとおもいます・・・
ここでは、まず、はなしを「マルC」形式での著作権者名=固有名詞の表記にかぎります。
たとえば日本橋順一郎(にほんばし・じゅんいちろう)という氏名のひとがいて、
みずからの著作物の著作権表記をしようとするばあい、こういうことになるでしょうか・・・
◯ (c) 日本橋順一郎 2000 無断転載を禁ず
ただし、日本国内向け表記
△ (c) 日本橋順一郎 2000 All Rights Reserved.
結果的には、日本国内向け表記。デジタル化したばあい文字化けのおそれあり?
◯ (c) Junichiroh Nihombashi 2000. All Rights Reserved.
いわゆる「英語表記」。本人がこの表記を選択するのであれば、これが正解?
△ (c) NIHONBASHI, Jun'ichirou 2000. All Rights Reserved.
△ (c) Nihonbasi Zyun'itirou 2000. All Rights Reserved.
う〜ん、「翻字法」の標準版がほしい・・・!
× Tous droits reseves (c) Copyright 2000, Jenichiro Pont-du-Nippon
にせスイス人による「仏語表記」のこころみ・・・?
海津さんのいうとおり、固有名詞、とくに人名は翻訳できないし、してはいけませんよね。
わたしがうかつに使った「英語表記」という表現は、「日本語をローマ字で表記すると英語になる」
という、まさに日本人の多くがかんちがいしている、あやまった言いかたでした・・・
>著作権表記において、英語でかく必要はあっても、ローマ字に翻字する必要もあるのでしょうか?
日本人名を漢字でかいても、それをみるひとがよめなければ目的が達成されないわけで、
やはり英語(もしくはその読者対象がつかう言語)にとっての「外来語」として、
ローマ字に "翻字" したほうがよいのではないでしょうか?
ただ、これもアルファベットにローマ字をつかう国・地域にかぎってのはなしですが・・・
もし、わたしがじぶんの著作物(たとえばWebサイト)に著作権表記をするとしたら、
著作権者の母語+国際語としての英語の併記にくわえて、文字化け防止、著作権保護の自衛手段、
という現実的な対策をとるために、つぎのようにかくとおもいますが、いかがでしょう?
このウェブサイトの著作権は波形昭彦にあり、無断転載・複製を禁じます。
Copyright (c) 2000 NAMIKATA, Akihiko; Tokyo, Japan
(整理番号: 51)
この掲示板はHTMLのタグがつかえるので、「マルC」マークもかくことができます。
©
です。ただし、IEでは「マルC」で表示されますが、NNでは「(C)」となるようです。
Akiさんが入力したデータをみましたが、やっぱり文字化けしてます。ひょっとして、「マルC」文字を直接入力したのでは?
いま、ちょっと時間がないんですが、あすにでもなおしておきます。
(整理番号: 52)
>Copyrightの中身を英語以外で書くという発想が私にはなかったのですが
わたしが気になっていたのは、著作権表記を何語でかくかということではなくて、著作権表記のなかの著作権者名を、ほんとうの氏名をそのままかくか、ローマ字に翻字したものをかくか、ということなんですが…。
>万国著作権条約の第3条第1項には何語で書けとは明記されていないようです。
>つまるところ何語でも良いのでしょうか?
こちらのほうは、これはこれで興味はあります。日本語の著作物の場合は、日本語でかくのが自然なような気もしますが…。でもその場合、年の表記は和暦でもOK??
>、「ローマ字は固有名詞が面倒(いちいち調べなければ
>ならないので)」ということもあり得ます。
それは、漢字の場合でもおなじだとおもいます。ワタナベさんとか…。
まあ、程度の差はあるかもしれませんね。
パスポート式も、正確なフリガナがわからないと、他人がかってにローマ字名をきめることはできませんし、ことしの4月からオ列長音の表記として<O>と<OH>がえらべるようになりましたから、本人がどちらをえらんだかは、本人にきかないとわかりません。
>しかし、こうなるとせっかくのISO 3602がかわいそうな気もするのですが。
たしかにそうですねぇ…。まあ、ISOのほかの規格(たとえばUCS)とか、JISのなかではつかわれていますが…。
(整理番号: 53)
★Copyrightの中身を英語以外で書くという発想が私にはなかったのですが、
万国著作権条約の第3条第1項には何語で書けとは明記されていないようです。
つまるところ何語でも良いのでしょうか?
★私のサイトでは4年前からマンガ家の人名表記の際、海外向けと(HTMLでは表記
できなかった)ふりがなも兼ねて、かな漢字と独自方式のローマ字を併記して
いました。その方式は偶然にも海津式ローマ字(英米規格版)だったようですが、
まだ一般的ではないため、ほかの方式に乗り換えるかどうか悩んでいて、先日は
ローマ字関連サイトを回っていたのです。ここ数日で今後の方針が見えてきた
気がします。
> 自分のローマ字氏名は自分できめて固定するほうがいいのかもしれません。
この場合、正しい(と本人が主張する)綴りが分からない場合がよくあります。
海津さんの「平成日本語ローマ字論」に「漢字はかけない」「漢字はよめない」
という章がありますが、「ローマ字は固有名詞が面倒(いちいち調べなければ
ならないので)」ということもあり得ます。これでは、せっかくローマ字で
分かち書きができて、検索性もアップしても、活かしきれず残念だと思いました。
このような場合はやはり表記のブレがないパスポート式が有効そうですね。
ようやく、自分の中で「他人を説得できるだけの納得」ができた気がします。
しかし、こうなるとせっかくのISO 3602がかわいそうな気もするのですが。
(整理番号: 54)
Akiさん、情報ありがとうございました。
わたしが気にするのは下記の部分です。
>・万国著作権条約に加盟し、ベルヌ条約未加盟の10数か国にたいしては、
>(c)表記が法的に有効なので、英語での表記が推奨される
たしかに、「Copyright」とか、「All Rights Reserved.」の部分はそうかもしれませんが、著作権者(著作者)のなまえの部分はどうなんでしょう。
わたしは、固有名詞というのは、「翻訳できない」という意味で言語ではないとおもっています。日本人のなまえというのは、たとえばわたしの場合なら「海津知緒」という文字列であって、これは何語の文章中でかいてもかわらないとおもうのです。
ただ、翻訳はできなくても翻字はできるとおもいます。その方式として、公的に有効で国際的にも認知されているものとしては、パスポートの「外務省式」しかないとおもうので、これにしたがうのがいいかなとおもっています。
しかし、著作権表記において、英語でかく必要はあっても、ローマ字に翻字する必要もあるのでしょうか?
というのがわたしの疑問なんですが、いかがでしょう?
(整理番号: 55)
海津さん、こんにちは。GTWさん、はじめまして。
著作権については、わたしも興味があります。以下、参考になれば・・・
日本の著作権法はベルヌ条約 ("Berne Convention for the Protecion of
Literary and Artistic Works" 1887年発効)にもとづいています。
現在、米国をふくむ世界の主要国が加盟するこの著作権保護条約の特徴は
「無方式主義」、つまり著作物を創作した時点で著作権が発生するということで、著作権を取得するためになんのてつづきも必要としないという原則にたっています。
つまり、(c)表示(正式には「マルC、the letter C enclosed within a circle」)は、
極論すればあつてもなくてもよいのです。
では、なぜ今日でも(c)表示が通常おこなわれているのかというと、
「善意の著作権侵害」、つまり著作物に著作権表示がされていなかったことから、
その著作物がパブリックドメインだと信じ、悪意や故意からではないが著作権を
侵害してしまう行為を、未然にふせぐための自衛的手段といえます。
この著作権者による自衛的手段は、おもに米国対策として長年おこなわれてきました。
というのは、米国は「方式主義」、つまり登録・納入・著作権表示などをしなければ
著作権は保護されないというかんがえかたを採用していたため、1989年まで
ベルヌ条約に加盟していなかったからです。
英語による(c)表記が日本で定着したのは、この対米国著作権表示の意味合いと、
国際語としての英語表記により、それ以外の外国にも意思表示できると、一般に
かんがえられたからではないでしょうか。
つまり、結論として:
・(c)表示は、著作権者が必要とみとめるばあいに、みずから表記することなので、
ローマ字表記するばあいには著作権者のただしいとおもう表記法にしたがって
表記を統一すればよい
・日本国内へむけた著作権表示であれば、日本語でもかまわない
ただし、法的にはなんの効力もない
・万国著作権条約に加盟し、ベルヌ条約未加盟の10数か国にたいしては、
(c)表記が法的に有効なので、英語での表記が推奨される
・ベルヌ条約にも万国著作権条約にも加盟していない一部の諸国では、(c)表記が
あろうがなかろうが著作権は保護されない。同時に、当然ながら、その国の著作物の
著作権を(たとえば)日本で保護する必要もないので、なんでも海賊版を出せる・・・?
ただ、こうした著作権のかんがえかたも、インターネット上の著作物については
あてはまらなくなってきていますよね・・・
(整理番号: 56)
TGWさん、ようこそ!
>よくまとまっていて大変ありがたいです。
いえ、まだまだです。忌憚のないご意見をおよせください。
>各自に国際名を固定させると良いと思うのですが。
「国際名」ということでは、事実上、パスポートのローマ字氏名がそうなって
いるとおもいます。これ以外、個人の氏名を国際的かつ公的に規定するものは
ないようにおもいます。
そして、氏名のふりがなからパスポートのローマ字氏名への変換は、外務省や
各都道府県のパスポート・センター等によって、かなり厳格に管理さられてい
ますから、その方式の是非はともかく、固定されているといえるでしょう。
ただ、パスポートでは、姓と名をべつべつの欄にかくことになっているので、
これをまとめてかく場合の順番については、個人の自由のようです。
それに、そもそも、氏名については戸籍に登録されていてかんたんにかえる
ことはできませんが、氏名のふりがなに関しては、まったく個人の管理に
まかされていて、変更も自由です。
そういう意味では、日本人の「国際名」というのは、固定されているとは
いえないかもしれませんね。
まあ、こまるのは自分自身ですから、国語審議会なんかあてにしないで、
自分のローマ字氏名は自分できめて固定するほうがいいのかもしれません。
パスポートでも、外務省式以外のつづりも、海外や、国際的な論文誌などで
一貫してつかいつづけている実績があれば、そのつづりをカッコつきで併記
できるようです。
著作権表示については、わたしも以前からしらべようとおもいつつ、しらべ
きれていないのですが、氏名の部分はべつにローマ字でかく必要はないので
はないでしょうか。どなたかご存知のかたがいらっしゃったらおしえていた
だけるとうれしいです。
これからもよろしくおねがいいたします。
(整理番号: 57)
★「ローマ字表記は姓・名の順」という国語審議会の方針を知り、これに付随
して、「ローマ字での長音表記の最近の動向」を知りたいと思い、こちらへ
たどり着きました。よくまとまっていて大変ありがたいです。
25歳の私は小学校時代、訓令式の綴りで長音の字上符に「 ̄(マクロン)」を使う
よう(昭和12年内閣訓令を?)習ったと記憶しているのですが、どうも最近の(?)
国語では「^(アクサンシルコンフレックス)」を使うようで少し戸惑いました。
★さて、ローマ字関連の各種サイトを拝見していて私が感じたのは、
1.かな漢字表記に代えて「日本語をローマ字で表記する」
2.人名を含めて「日本の固有名詞を英語の中で表記する」
の2つのアプローチがあって、特に後者の要求が高いのではないかということです。
「森総理、毛利宇宙飛行士、中井貴一さん、そしてキャイーン」
(Mori so^ri, Mo^ri utyu^hiko^si, Nakai-Ki^ti san, sosite Kyai^nです?)
を字上符の使えない環境で英訳したい場合(ここでは仮にパスポート式を使用)、
Prime Minister Mori, Astronaut Mori, Mr. NAKAI Kichi and Kyain
などの表記が考えられます。
しかし、これで「もり」と「もうり」などの違いが伝わるのか、長音に「^」を
使った場合、どこまで国際的に通用するのか、簡単に入力できるのか、など、
以前から疑問に思っていました。その点では「99式」は有効だと思いました。
★さらに付け加えるなら、現状の各方式の混在状態も問題で、
人名の場合、間違っては失礼ですし、著作権が絡むと混乱が増すと思うのです。
「GTO」のマンガ家、藤沢とおるを例にした場合、
(C) Fujisawa Toru 2000 (パスポート式、現在の著作権表示の主流?)
(C) Huzisawa-To^ru 2000 (訓令式)
(C) Huzisawa Tooru 2000 (99式?)
など、いろいろ考えられます。著者の死後50年で著作権がフリーになるのですが、
大げさな話、100年後の火星に住む人間がこれらを同一人物と同定できるのか、
甚だ疑問です。私には彼/彼女の嘆く姿が目に浮かびます(本当に大げさですが)。
21世紀への節目ですし、今年末の国語審議会の答申を受けて、
各自に国際名を固定させると良いと思うのですが。
≡‥≡halcat