§用語集
< トップ
■このサイトの文書の理解をたすけるための用語集です。あくまでも、このサイトの作者による、このサイトのなかでの意味です。
■未完の部分おおし。
凡例
みだし語のあとに括弧でかこってかいてあるひらがなは、みだし語のふりがなです。「・」は、みだし語での漢字のきれめをあらわします。
- 異音 (い・おん)
- T.B.D.
- 音韻 (おん・いん)
- T.B.D.
- 音韻論 (おん・いん・ろん)
- T.B.D.
- 音声 (おん・せい)
- T.B.D.
- 音節 (おん・せつ)
- T.B.D.
- 音素 (おん・そ)
- T.B.D.
- 外来音 (がい・らい・おん)
- T.B.D.
- 外来語 (がい・らい・ご)
- T.B.D.
- 漢語 (かん・ご)
- 日本語の語いのなかの、中国語からとりいれられた外来語。広義には字音語とおなじ。狭義には、和製漢語はふくまない。
- キャリア (きゃりあ)
- 生物の感覚器官への、何らかの知覚可能な刺激の様式が情報となるとき、この刺激を、キャリアとよぶことにする。情報の担荷体である。
- 言語 (げん・ご)
- T.B.D.
- コード (こおど)
- 生物が、感覚器官をとおして外部からうける刺激の様式から、精神に何らかの概念を生じるとき、その様式のさまざまな属性のうち、その概念の発生に寄与している部分を、コードとよぶことにする。
- コードブック (こおどぶっく)
- 個々の要素的なコードの体系をコード・ブックとよぶことにする。
- 作者 (さく・しゃ)
- このサイトの作者は「ハル猫連続体」。このサイトでは、「作者」ということばを、著作権法でいうところの「著作者」とおなじ意味でつかっている。著作権に関する記述では「著作者」とかくが、そのほかの部分では「作者」とかく。
- 字音 (じ・おん)
- T.B.D.
- 字音語 (じ・おん・ご)
- 日本語の語いのうち、字音のみからなる語。
- 字訓 (じ・くん)
- T.B.D.
- 字訓語 (じ・くん・ご)
- T.B.D.
- 字上符 (じ・じょう・ふ)
- 文字のうえにつくダイアクリティカルマーク
- 修正ヘボン式 (しゅう・せい・へぼん・しき)
- T.B.D.
- 情報 (じょう・ほう)
- 生物の感覚器官への、知覚可能な刺激の、識別可能な様式。その刺激は、知覚可能でなくてはならない。その様式は、識別可能でなくてはならない。情報は物質ではなく、物質の状態の様式、あるいは現象の様式であるから、質量はない。
- 情報伝達の3要素 (じょう・ほう・でん・たつ・の・さん・よう・そ)
- 「キャリア」と「コード」と「メディア」。
- 情報伝達の成立条件 (じょう・ほう・でん・たつ・の・せい・りつ・じょう・けん)
-
- おくりてが、キャリアの様式を変化させることができる。
- うけてが、キャリアの存在を感じることができる。
- うけてが、おくりてがくわえたキャリアへの様式の変化を、おくりてとおなじかそれ以上の分解能で感じることができる。
- うけてとおくりてが、共通のコードをしっている。
- うけてが、おくりてがどういうコードをつかったかをしっている。
- 促音 (そく・おん)
- T.B.D.
- ダイアクリティカルマーク (だいあくりてぃかるまあく)
- ラテン文字において、おもにこまかい発音のちがいやアクセントのちがいをあらわすために、文字につける記号。<
à
>の<`
>(アクサングラーブあるいはグレーブアクセント)、<á
>の<´
>(アクサンテギュあるいはアキュートアクセント)、<â
>の<^
>(アクサンシルコンフレックスあるいはサーカムフレックスアクセント)、<ã
>の<~
>(チルド)、<ä
>の<¨
>(ウムラウトあるいはダイエレシス)、<ç
>の<¸
>(セディユあるいはセディラ)など。
- 単音 (たん・おん)
- 音声学的にみて、言語にもちいられる音声の区別の最小単位。(音節と対比)
- 単音文字 (たん・おん・も・じ)
- 表音文字のうち、単音ごとにひとつの文字で表記する文字。(音節文字と対比)
- 長音 (ちょう・おん)
- T.B.D.
- 調音 (ちょう・おん)
- T.B.D.
- 著者
- T.B.D.
- 日本 (に・ほん/にっ・ぽん)
- T.B.D.
- 日本語 (に・ほん・ご/にっ・ぽん・ご)
- T.B.D.
- 日本式 (に・ほん・しき/にっ・ぽん・しき)
- T.B.D.
- ハイパーリンク (はいぱありんく)
- T.B.D.
- 発音 (はつ・おん)
- とくに人間が、ことばをはなすために、からだから空気中に音をだすこと。おもにくちからだすが、はなからでる場合もある。声帯の振動がもとになっていることがおおいが、そうでないものもある。
- 撥音 (はつ・おん)
- 日本語の、かな文字<ん>の発音。はねるおと。
- 標準式 (ひょう・じゅん・しき)
- T.B.D.
- ふりがな
- 狭義には漢字の、広義にはひらがな以外の文字の、日本語でのよみかたをあらわすために、その文字のうえやよこにつけてかかれているちいさいかな文字。
- ヘボン式 (へぼん・しき)
-
日本語のローマ字表記の方式のひとつ。著者の解釈では、
- 1867年(慶応3年)、ヘボン(Dr. James Curtis Hepburn)の和英辞典、「和英語林集成 第1版」が刊行され、この辞典の日本語のみだし語のつづりにつかわれたつづりがルーツ。
- 1885年(明治18年)、 羅馬字会がヘボンの「和英語林集成 第1版」のつづりを改良し、「羅馬字にて日本語の書き方」 という小冊子で発表。
- 1887年(明治20年)、ヘボンの 「和英語林集成 第3版」 が刊行され、そこでは羅馬字会のつづりが採用された。
- 1905年(明治38年)から1908年(明治41年)ごろ、ローマ字ひろめ会が、羅馬字会のつづりにさらに修正をくわえて、「標準式」となづけて発表した。
これらの方式をまとめて、抽象的な、あるいは共通項的な概念として存在するものとおもわれる。ヘボン博士ひとりの手によるものではなく、結果としては羅馬字会やローマ字ひろめ会との合作。その最終形態が「標準式」とおもわれる。
しかし、こんにち一般に認識されている「ヘボン式」と「標準式」では、多少ちがいがあるとおもう。「標準式」ではかなりバリエーションをみとめている。たとえば、
- 長音の記号は、マクロン(
¯
)でもいいし、アクサンシルコンフレックス(^
)でもよい。(ふつう、ヘボン式といえば、マクロンをつかう。)
- b, m, p のまえの撥音は、<m>でかいてもいいし、<n>でもよい。(ふつう、ヘボン式といえば、<m>にする。)
- イ列長音は、<i>のうえにマクロン(
¯
)かアクサンシルコンフレックス(^
)をつけてかいてもいいし、<ii>とかいてもよい。(ふつう、ヘボン式といえば、<ii>がおおいようだ。)
など。
- メディア (めでぃあ)
- 情報伝達のための装置群・制度群・組織群。文明という、人間・装置・制度の巨大システムのなかの、ひとつのサブシステム。
- 文字 (も・じ)
- T.B.D.
- やまとことば
- 日本語のなかの、外来語ではない、伝統的な、日本語固有の語。漢語では「和語」という。
- ラテン文字 (らてん・も・じ)
- 古代ローマでラテン語をかきあらわすのにもちいられていた文字。アラビア文字、ヘブライ文字、ギリシャ文字、ロシア文字などとおなじく、エジプトのヒエログリフを起源とするらしい。単音文字の代表的なもの。
- ローマ字 (ろおま・じ) 1
- ラテン文字のこと。
- ローマ字 (ろおま・じ) 2
- 日本語の文をローマ字1でかくこと。
- ローマ字運動 (ろおま・じ・うん・どう)
- ある言語をラテン文字でかこうというはたらきかけ。とくに日本において、日本語を対象に、明治時代のはじめ、すなわち1870年ごろからおこなわれているもの。
- ローマ字論 (ろおま・じ・ろん)
- 日本語はラテン文字でかくべきであるということを正当化する意見。
- 和語 (わ・ご)
- 「やまとことば」の漢語でのいいかた。
- 和製漢語 (わ・せい・かん・ご)
- 字音語のうち、日本でつくられた、中国語にはない語。
- IPA
- 英語の International Phonetic Alphabet の略。国際音声字母。国際音声学会(IPA; Internationa Phonology Association) がさだめている発音記号。
- T.B.D.
- 英語で、To Be Defined.、To Be Described.、To Be Determined. などの略。要するに、きめなくてはいけない、かかなくてはいけないのだが、まだできておらず、きめなくてはならない、かかなくてはならないことがらをしめす。
- < >
- 「不等号(より小)」と「不等号(より大)」ではさまれた部分は、文字をあらわします。たとえば、<エイガ>とあれば、「エイガ」という文字列(すなわち光(ひかり)刺激)をあらわすのであって、その発音(すなわち音(おと)刺激)をあらわすのではありませんし、何らかの語、あるいは意味(概念)(たとえば《映画》)をあらわすのでもありません。
- / /
-
- 2個の「斜線」ではさまれた部分は、音素的発音をあらわします。これは言語学で一般的におこなわれている方法です。ふつう、< / >と<
/ >のあいだには音素記号をかきますが、このホームページでは、日本語の音素記号として「カタカナ」をつかいます。おもに、長音と母音の発音の区別にもちいます。(「音素」と「音韻」はおなじ意味です。)
/ア/
、/イ/
、/ウ/
、/エ/
、/オ/
は、1文字1文字を単独で発音するときとおなじ発音でよんでください。/ー/
は、長音でよんでください。
- また、
<’>
(右シングル引用符)があれば、そのあとの音節でこえのたかさががさがることをしめします。これは、俗に「アクセント(の)滝」(英語でaccent fall)とよばれます。また、<’>
の直前の音節を「アクセント(の)核」といったりもします。アクセントをとくにしめす必要がないときや、アクセントの滝がない場合には省略します。
- 長音記号<ー>もふくめて、カタカナ1文字が1音節に相当します。「音節」のかわりに「拍」とか「モーラ」といったりもします。
- 《 》
- 「始め二重山括弧」と「終わり二重山括弧」ではさまれた部分は、語、あるいは意味(概念)をあらわします。(半角のときは
<< >>
(「不等号(より小)」2個と「不等号(より大)」2個)を使用します。)
- [ ]
-
- 「始め大括弧」と「終わり大括弧」ではさまれた部分は、音声記号による発音をあらわします。音声記号としては、国際音声学協会による IPA(国際音声字母)をもちいます。
- また、コンピューターやタイプライターのキーボードのキーのなまえをしめすのにもつかいます。この場合、<[Enter]キー> のように、
<[>
と<]>
のあいだにはキー・トップにかかれた文字をかき、うしろに<キー>
をつけます。
- 版:
- 第1.4.1版
- 発行日:
- 2003年12月6日
- 最終更新日:
- 2006年10月28日
- 著者:
- 海津知緒
- 発行者:
- 海津知緒 (大阪府)
© 著作権 海津知緒 2001, 2006. All Rights Reserved.
引用・参照は著作権者の指示を尊重してください。
≡‥≡