Many Legends of Gou Yuehua
■郭躍華伝説04■祖國中國、他國関連■

◆女人街(香港)◆

このラバーは一昨年香港に旅行に行った際に購入した。購入した場所は「女人街(ニョニンガイ)」だ。

なぜ「女人街」に行ったかの説明は後にして、この街は名前の通り「女性の為」の商店街なのだ。(女性用の衣服ばかり売られていて、男性はほとんどいない)

街を"ある目的の為"ぶらぶらと歩いていると、偶然スポーツ店を見つけた。繁華街から外れたところに店があり、観光向けの商品は置いていなかったところを見ると、観光客相手のお店ではないのだろう。

本場の"Made in China"...嬉しかった。はっきり言って、このラバーを日本で見たことは無い。珍しい!だからこそ、皆様に見て頂きたい。563 Friendship

"FRIENDSHIP"と右上に印刷されている。「あ〜、中國だなぁ〜」と感じる。日本でも"FRIENDSHIP"のラバーは裏ソフト・表ソフトともに発売されているが、表ソフトについてだけ言わせて頂くと、563の方が日本の表ソフトに近いだろう。粒がそろっているのである。

しかし、さすが"Made in China"と関心したところがあった。それは"スポンジ"と"ソフト"の接着面の間に"空気"が入っているのである。(本当であれば、これは不良品だろうね)

また、一つ気になることがある。それは"パッケージ"の裏を見たところ、"Japan SUPER 1.5−1.7"と印刷されている。私の知っている中國製ラバーは、基本的に"スポンジも"中國製だ。

私が卓球を始めた当時は「中國世界No.1」の時代だった。だからこそ、「中國製」にはとても価値があった。例外として一部、日本&中國の共同開発のラバーもあるがそれはそれで「商品説明がしてあるし、日本らしい製品して認めるとしよう」。

しかし今回の場合、香港で購入する"中國製"のラバーのスポンジが"日本製"とは...。あちらの方も「商品説明がしてあるし、中國らしい製品して認めるとしよう」とでも思っているのだろうか。日本製は高性能と卓球界で認められているとはいえ、香港で日本製の製品を見るとは思わなかった。

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<なぜ、女人街に行ったか>

台湾から"マカオに行って...する"のが旅行のメインだった。当初は○山さんと2人で行くつもりだったが、同期のY田君も加わり3人で行くことになった。ここからドラマは始まった。

皆様もご存知の様に、台湾 → マカオ に行くには「出国手続き」が必要だ。○山さん&FJKN(藤健:私)は事前にパスポートを身につけていたが、Y田君はフロントに預けていた。出発当日、フロントに「パスポートを頂きたい!」とお願いをしたところ、「あんたのグループの代表者、K山さんに"鍵"を渡してあるのでその鍵を持ってこい」とのこと。

K山さんは既に出発していた...。噂によると「女人街」に出掛けたそうだ。と、いうことは「鍵が無い」のである。流暢な英語でその旨をフロントに説明する○山さん...。しかしフロントはパスポートを渡してくれなかった。

ここで3人は、「女人街に行こう」という結論を出した。
達成イメージとしては、


1.女人街に行く
2.K山さんを見つける
3.鍵を貰う
4.フロントからパスポートを出してもらう
5.マカオに行く
6.ギャンブルで儲ける
7.億万長者になる

である。

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<登場!京番茶>

早速電車に乗って、女人街に向かうことにした。まずは切符を買って...「あれ?」...。Y田君が大声を出した。

彼は事前にプリペイドカードを購入していたが、券売機に入れたところ「詰まった」のである。優しい○山さんは、Y田君を助けてあげる為に見てあげたところ「入れが甘い」と判断し、「押し込んだ」

「真剣」に詰まった。もう取ろうにも取れない。「Game Over」かと思われた瞬間、近くに居た(いらっしゃった)おばさん(婦人)が声を掛けてくれた(くださった)

私は英語は苦手だが、「体」語は得意なので説明をしたところ、うなずいている。

その婦人は、駅員さんに「NO.8 Machine Trouble...」とか何とか説明されていた。駅員さんは原因がわかったようでNO.8 Machineの裏扉を開いた。私も裏から覗いたが、何とカードが全く関係の無い隙間に入っており「中」に浮いていた。

その後、英語のわかる○山さんに対して駅員さんが説教していた。どうやらそのカードはその機械には入れてはいけなかったようだ。

どうにか切符が買えた。それも助けてくれた婦人のお陰だ。何か、何かお礼をしなければと思い、日本で購入した「京番茶」をリュックから出して婦人にプレゼントした。しかし婦人は受け取ってくれなかった。残念!

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<いざ、マカオへ>

女人街に無事に着いた。しかし、その街は私達の想像を超える程大きかった。見つからない...。K山さんの行きそうば場所に行ったが見つからなかった。お昼時でもあったので、飲食店も隈なく探したが無理だった。当ても無くぶらぶらと街を歩いていた。そこでスポーツ店の看板に「卓球」の文字を発見し、購入することができた。観光客のお店でも無いのに「ねぎって」しまった。端数だけ負けて頂いた。

時間だけが過ぎていく、結局Y田君はあきらめるとのこと。ここで解散となった。○山さんと私はマカオへ、Y田君はマッサージに向かった。

さて、気持ちも新たに港に向かった。目的の駅にも無事着き、港に行くには少々手間取ったが、どうにか到着だ。後はチケットを購入し、乗って行き、億万長者になるだけだ!

窓口に行き、「香港〜マカオのチケットをくれ」と言ったところ、売ってくれない。良く話を聞くと「香港〜マカオ」のチケットはあるが、「マカオ〜香港」のチケットは完売ですとのこと。要は「行きは良いけど、帰ってこれないよ」ということだ。日程的な問題で、もう無理だ。ここでマカオ億万長者計画は終了した。

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<秘密のお話>

結局、街をぶらぶらして帰ることにした。観光地というよりは、現地の方々が行きそうなお店巡りをした。

ある本屋に入った。私の眼は「卓球」の文字を探してしまう。そこで「ある本」を見つけることになる。それは、現在日本で活躍中の小山ちれさんについてに書かれた本であった。内容についてはHPでは公開致しません。真剣に詳細を知りたい方はメールを頂きたい。

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<「体」語とは>

単なる、Body Languageだ。