タタミ一枚線路の旅〈その28〉 Gスケールの模型をHOスケールで作る


PA241534.jpg

 軽便鉄道模型祭り用のネタものとして作り始めたHOナローのレイアウト。まだ未完成ですが、Gレイアウトと同じ背景を使って写真を撮ってみました。なるべくGレイアウトの写真と似たようなアングルで撮影し、その見え方の違いから今後、小スケールの模型の写真を撮るときの参考にしたいと思います。これからの仕上げ工作の参考にもなるでしょうか。

 トップの写真はGレイアウトでもお馴染みのアングルですが、被写界深度的にフィルムカメラより有利なデジカメでも、撮影距離が短くなってしまうため、あまりピントは深くありませんね。


 小スケールの模型撮影はやはり、被写界深度との戦いになりますね。ちょっと言い訳すると、Gレイアウトで気合を入れて撮影する時のストロボは、今回使ったものの倍の光量なので、それを使えばもうちょっと絞れるかなぁと。

PA241527.jpg


PA241529.jpg

 これはトリミングした嘘アップ写真なので、これを実際に撮るとなるとライティングから考え直さないといけないですね。カトーから発売されている、日本人ぽくしたプライザーの人形は、ディテールはともかくデッサンは確かですねー。レイアウトに似合わないタイプの人達ですけど(^^;


 お、実際はともかく、写真ではそれなりに見える、製作中の消防団屯所。Gレイアウトも最初はこの建物を作って置く予定でした。駅舎と同じく、小林信夫氏がTMS1998年12月号(648号)に製作記事を発表されたものです。駅舎は鏡像化して作りましたが、これはそのまま記事通りの形で作りました。但し元記事はペーパー工作ですが、こちらはプラ材料を全面的に使用しています。

 全てのストラクチャーは基本工作が済んだ段階で、これから艤装に入ります。

PA241533.jpg


PA241535.jpg

 Gのレイアウトに比べると閑散としていますね。細かいアクセサリーの重要性が分かります。もうちょっと広角レンズっぽく撮影したいところです。ちなみにレイアウト上のランクルは、軽便鉄道模型祭での唯一の戦利品です。JAMのときの鳥の巣といい、こういうイベントでなぜか買うのは鉄道以外のものばかりですね。

 多分つづく



NEXT-->