LGBの半径600mmの曲線線路を半径390mmに曲げ直す(その1) |
LGBに代表されるGスケール鉄道模型では、半径600mmの曲線線路が最小のものとなっています。これは縮尺と線路幅を考えると、とても急曲線なのですが、畳の国の人間としては、なんとかもう少し急カーブにして、半間(約90cm)の中に線路を収めたいところです。Nゲージサイズの曲線にすることで、室内レイアウトの可能性も出てきます。幸い所有車両は小型のものが多く、急曲線が似合いそうです。 |
そこに登場するのがこのレール曲げ工具。アメリカのSUNSET VALLEY RAILROAD社から発売されている、"Curvemaker Rail Bender" です。 |
写真のように、ローラーの間に線路をはさみ込み、ローラー幅を調節して希望の |
元の線路の、内側の枕木を接続している部分を取り除いて、曲げたレールを入れた際に、一緒に枕木も曲がるようにします。外側は元のままです。ここを取り除かなくてもちゃんと曲がってくれます。取り除いたら枕木がバラバラになってしまいます。 |
元の線路と曲げた線路とを重ねて置いてみました。ちゃんと急カーブになっています。レールベンダーの構造上、レールの端から数cmの部分は曲げてくれないので、そこはペンチなどを使い手で曲げていきます。内側レールの一方は少し切り落としてしまうので、あまり曲がり方には神経質にならなくて良いかもしれません。ちなみに今回は、レールの端から数cmの部分は曲げてくれないのをいいことに、元のレールに付いていたジョイナーを付けたままで作業しました。 |