任意整理の弁護士費用(クレジット・サラ金問題法律相談取扱細則・・・東京三会)
★着手金
2万円×債権者数、最低5万円。ただし、同一債権者数でも別支店の場合は別債権者とする。
★報酬金
1債権者について2万円に下記金額を加算した金額を上限とする。個々の債権者と和解が成立する都度、当該債権者に対する報酬金を請求することができる。
a)当該債権者主張の元金と和解金額との差額の1割相当額
b)交渉によって過払い金の返還を受けたときは、当該債権者主張の元金の1割相当額と過払い金の2割相当額の合計額
これらは、その限度まで、弁護士が報酬をとれるというものです。この金額より安く引き受けてくれる弁護士が大部分です。
例えば、自己破産は、債務総額と債権者数により、金額が異なりますが、着手金約30万円 と 報酬金同額を報酬として取れる事になっていますが、実際は、着手金と報酬金とを合わせて30万円ほどで引き受けてくれる弁護士が多いようです。
報酬基準を持ち出す弁護士には、着手金のみで引き受けてくれるよう交渉したらよいと私は思います。
いずれにせよ、インターネットなどを使って、弁護士報酬の相場を把握するのが重要(何の買い物でもそうですが、相場を知らないとカモにされてしまう危険がある)