源太郎闘病日記T
2002.10 パルボウィルス感染
10月19日(土曜日)
今日は初めてドックランへ連れて行った。ノーリードにした事がなかったので、何処かへ行かないか?とか他の犬と喧嘩しないか?と心配したが、常連さんにアドバイスを頂きすぐに周りと打ち解けて大はしゃぎで走り回っていた。私達はその姿を喜んで見守っていた。だが、中には自分のワンコの糞の始末もせず、話に夢中になっている飼い主もいて、グランドには大きな糞が所々あった。数時間後、我々は撤退し源太郎はそうとう疲れたのか、車に乗ったらすぐに眠りに入った。
その日の晩はシャンプーしてゴハンを与えバタンキューで静かな夜だった。
10月23日(水曜日)
今朝、源太郎は前日食べた物を吐いた。でも元気はあるし便も良いので私は食べ過ぎたのだと思い仕事へ出かける。
帰宅後、また朝の物を吐いていた。胃がもたれているのかな?と思い、その日の晩ゴハンは軽めにした。元気もあるし便も良い。いつも通りの源太郎だった。
10月24日(木曜日)
朝早く嘔吐を繰り返す。様子がおかしい・・・夕べの物を全て出し切り胃液を吐く。元気が無い・・・吠えないのだ!いつもなら私が起きて来るとシッポをフリフリ喜んでワンワン鳴くのにどうしたのだろう? 1番に病院へ連れて行く事にした。
病院で風邪かもしれないと注射をし、念の為下痢止めを打ってもらった。家に帰ってもあまり動かない。食事も半分しか取ろうとしない。少し様子を見る事にした。
10月26日(土曜日)
朝、パパが慌てて私を起こした。源太郎の様子がおかしいと見に行くとそこには居場所も無い位の嘔吐と下痢の海・・・。源太郎も汚れている。グッタリとしてダッコしないと動けないのだ。また1番で病院へ行く。血液検査と心電図を取った。結果は予想もしない現実が待っていた・・・白血球の数が減少していた、5400・・・平常値は6000〜8000だ。心電図も均等に鼓動していない。狭心症の疑いもある。取り合えず、先生からの言葉は「パルボの可能性がある」と言われた。
様子次第で夜も病院との事。帰宅し何度も胃液を吐く、元気も無く寝返りを打つのも辛そうだ・・・私はパルボウィルスを調べた。それはとても恐ろしいウィルスだと分かった。もしもそうなら源太郎が危険な状態になる可能性もあるという事だ。様子が変わらず逆に酷くなっているので夜病院へ行った。点滴をした・・・また明日も来てとの事。
10月27日(日曜日)
夕べはあまり眠れなかった私だが、源太郎も同じである。熟睡が出来ないようで少し寝てはすぐ起きる、を繰り返して起きると吐くといった状態だ。幸い下痢はしていない。病院へ行くとまた血液検査をした。数値は2400・・・決定的だった!パルボである。治療法は無いのが現状で、点滴治療しかないのである。私は詳しく分からないが、注射には色々な薬が入っている様だった。先生は「3日が山だね・・・」と言った。私は信じられなかった・・・あんなに元気だった源太郎が何故?
先生にここ1週間の間に何処か出かけたかと聞くので、ドックランに先週行ったと言うと渋い顔して原因があったかもしれないと言った。ワクチン接種していてもダメなのか・・・?安心は出来ないのだと実感した。
源太郎は大丈夫なのか???泣きたくなった。グッタリしている姿は見るのも辛く悲しい光景だ。食事も取れずゲッソリと痩せ細って見るに無惨な姿である。体力は持つのだろうか・・・絶対生かしてみせる!!先生と誓った。
Happy tail(E・コッカーのクラブで源太郎も会員である)のレスに辛さを殺し報告した。まだ入会して数ヶ月なので知り合いもいない、先日のイベントに参加してその場ではお話したり遊んでもらったくらいなのだが、誰かに今の状況を知らせて少しでも楽になりたいという気持ちからのレスである。皆さんはどんな気持ちで読んでくれるのだろうか?
10月28日(月曜日)
今日から仕事を休み源太郎の看病をする。会社には私が具合悪くした事になっている・・・他に言い訳がない。病院へ行き裏に廻された・・・隔離状態である。これはしょうがない事だと分かっていても辛い事であった。正面切って診察室に入れないというのはここまで寂しく悲しい事でしょうか・・・。私の車での治療となる、車内に点滴をセットして終わったら携帯で知らせるのだ。点滴中、源太郎は嫌がりもせず、じっと我慢している。見ていてとても痛々しい・・・瞳は輝きが無い。毛はボサボサでツヤも無い。骨がゴツゴツしてダッコすると痛がる・・・。呼んでも目だけで返事をする。こんな姿になるとは・・・涙が出てくる。私に出来る事はただ名前を呼び励ますだけだ。「ガンバレーガンバレー」を何度も口にする・・・。
そんな時、メールを見てビックリした。前日のレスの返事・・・数十件もの応援メールである。1件1件目を通す・・・涙があふれ出て止まらない・・・。こんなにも沢山の方が源太郎を応援してくれているのだ!! 私はただ日々落ち込むばかりで1人孤独でいた。でも、皆さんからの言葉には「にゃごさんも頑張って!!」と書いてあった。正直、助けられたのだ!! 私が落ち込んでても始まらない、源太郎の生きる力を信じて頑張ろうと決心した。
10月29日(火曜日)
今朝血便が出た・・・話には聞いていたがこれ程までに凄く酷い物かと思った。とにかく凄いニオイだ。部屋中が臭って換気しても全くダメ。私にまで吐き気が・・・1日鼻について離れない。源太郎もパルボ特有の体臭を漂わせているので部屋の中は臭い。我慢しないといけない・・・病院でも血便の事を報告し、これ以上出ない様に下痢止めを少し多くした。でも、源太郎は少し動く様になった。顔を上げてシッポも微かに動かしている。呼んだら顔を上げ、耳を寝かすのだ!! とても嬉しかった。連日レスの返事が来る。毎日色々な言葉で励まされる・・・本当に嬉しい。涙がいくらあっても間に合わない位出てくる。今日は3日目、まだ生きている!! 大丈夫、絶対病気に勝つ!! 私は心で叫んだ・・・
10月30日(水曜日)
今日は朝から源太郎の調子が良い。起き上がる事をスムーズに出来る。シッポの振り方も大きくなった。私が横でパンを食べていたら欲しがった!! 嬉しくてちぎってあげてみた、するとハグハグと時間をかけて食べたのだ!! 病院へ行き、報告すると肉を煮込んであげてみて・・・と言われたのでやってみた。昼、少しあげたら食べた。一口やって15分置いてみて・・・と言われたのでその通りにする。やはり吐いた。まだダメかな〜とガッカリした。でも、食欲が少しでも出て来た事に喜びを感じた。相変わらず点滴治療は続いている。朝2本の点滴、夜1本の点滴、その他に注射。針を刺すのも痛がる。可愛そうだけど早く良くなってもらいたい・・・。久々に血液検査をしたら嬉しい結果が出た、数値が14000に跳ね上がったのだ!! 多すぎるのも良くないけれど、減るよりはよっぽどまし。先生やスタッフの方も喜んでくれた。回復の兆しかな?と思ったりした。