![]() |
1998年12月 神戸(青春18切符) |
知子が「鉄腕DASH!!」でしばらく前に放送していた「各駅停車でどこまで行けるか」という企画を見て、冬休みにやってみたい、という希望が(その時)あり、たまたま12月30日に早起きできたので親子3人で挑戦してきました。そのときの記録です。
12月30日
☆武蔵中原521→535川崎
武蔵中原の駅で「青春18切符」は6時にならないので横浜あたりで下車して買ってくれと売れないと言われたが、列車の乗り継ぎが悪くなると何とか頼み込み5時15分頃に発券してもらう。駅員に特別措置であると念を押されたが、購入できればこっちのものである。
☆川崎539→(323M)→827静岡
323M静岡行は御存知「ムーンライトながら」の折り返し列車。12月30日のせいか列車は込んでいた。それでも何とか3人分の座席を確保した。車内はまだ夜行列車モードでほとんどの乗客は寝ていた。根府川駅で相模湾からの日出が見えた。2日後なら初日の出である。
☆静岡828→(425M)→940浜松
静岡は1分間の乗換え。同じホームの向かい側なのであるが、323Mが9両編成に対し425Mはそれよりも短いので、先頭は向かい側に車両が無かった。相当数の乗客がホームを走り乗り換えた。ガラガラだった車内の座席があっという間に埋まった。我々も何とか座席にありつく。金谷から磐田までは駅間距離が長い。
☆浜松945→(3123M)→1229米原
快速米原行きは関ケ原を越える数少ない列車であり車両は元新快速の117系4連である。浜松で5分間あるので買い物でもと考えていたが、今日は沿線で競艇があるためか、425M到着時に車内はすでに8割方埋まっていた。そこに18切符の一軍が乗込んできたので117系の出入り口は立客で埋まってしまい買い物どころでは無かった。我々も座ることができなかったが、浜名湖競艇に行きそうなスポーツ新聞を持った一行のそばに陣取った。117系は吊革が無いので座席の間の通路に立つのは大変である。狙い通り浜松から4駅目の新居町で大方下車し着席する。また時刻表には記載されていないが蒲郡競艇の開催日には三河塩津駅に停車する。豊橋で6分停車するので駅弁とお茶を入手する。お茶を飲むとトイレに行きたくなるが、立客が多くトイレに行きにくいのでガマンする。
名古屋駅を出るとしばらく関ケ原方向に虹が見えた。やんぬるかな尾張一宮から雨になり関ケ原を越えるまで雨空であった。車内は米原までずっと立客がいる程混雑していた。
☆米原1234→(773T)→1420大阪
221系の8連、トイレのある先頭車に乗込み用を足す。17分後の新快速の方が高槻以降に先行するがあえて快速列車を選ぶ。このまま乗継ぎを続けると小郡まで行けそうであるが、今日の目的地を神戸と定める。おなかが空いたので神戸に行く前に大阪で降りて食事を取ることにする。
☆大阪1521→(781T)→1547三宮
神戸の観光を少し。南京街でブタマンを食べ、さらに街のなかで明石焼きを食する。
☆元町→神戸1909→(3635M)→1922明石1937→(3248M)→1950神戸
ホテルにチェックインした後、明石海峡大橋を車窓から見物に行く。舞子駅の上が橋であるがメンドウなので新快速で明石まで往復することにする。地形の関係のせいか須磨側からよりも明石側の方が眺めがよかった。明石で新快速を待っている間に「スーパーはくと10号」と「はまかぜ6号」が相次いで停車して行き豪華であった。しかし両者とも気動車なのでとても煙かった。
12月31日
帰路は神戸市内から東京都区内という乗車券を購入して新幹線の自由席でした。そこでふと考えたのですが、東京都区内から神戸市内往復の乗車券を購入すると運賃は9,030円×2=18,060円ですが、往復割引の効く(例えば宝殿)の往復にすると↓9,350円×0.9↓×2=16,820円で得をした気分になれますね。
(C) AOKI Masashi 1998, 2000 All Rights,Reserved