日本のノーベル賞授賞者
氏名 受賞年 部門 受賞当時の肩書と年齢
湯川秀樹 １９４９年 物理学賞 京都大教授（故人） ４２歳
朝永振一郎 １９６５年 物理学賞 東京教育大教授（故人） ５９歳
川端康成 １９６８年 文学賞 作家（故人） ６９歳
江崎玲於奈 １９７３年 物理学賞（エサキダイオード） 米ＩＢＭ研究所研究員 ４８歳
佐藤栄作 １９７４年 平和賞 元首相（故人） ７３歳
福井謙一 １９８１年 化学賞 京都大名誉教授（故人） ６３歳
利根川進 １９８７年 医学・生理学賞 米マサチューセッツ工科大教授 ４８歳
大江健三郎 １９９４年 文学賞 作家 ５９歳
白川英樹 ２０００年 化学賞 筑波大名誉教授 ６４歳
野依良治 ２００１年 化学賞 名古屋大教授 ６３歳
小柴昌俊 ２００２年 物理学賞（カミオカンデ） 東京大名誉教授 ７６歳
田中耕一 ２００２年 化学賞（たんぱく質） 島津製作所主任 ４３歳
小林誠 ２００８年 物理学賞 高エネルギー加速研究機構名誉教授 ６４歳
益川敏英 ２００８年 物理学賞 京都大名誉教授 ６８歳
南部陽一郎(※) ２００８年 物理学賞 米シカゴ大名誉教授 ８７歳 ＜※ 米国籍＞
下村脩 ２００８年 化学賞 ボストン大学名誉教授 ８０歳
鈴木章 ２０１０年 化学賞 北海道大 ８０歳
根岸英一 ２０１０年 化学賞 米パデュー大 ７５歳
山中伸弥 ２０１２年 医学・生理学賞（ｉＰＳ細胞） 京大教授 ５０歳
天野浩 ２０１４年 物理学賞（青色発光ダイオード） 名古屋大教授 ５４歳
赤崎勇 ２０１４年 物理学賞（青色発光ダイオード） 名城大学大学院理工学研究科教授、名古屋大学特別教授 ８５歳
中村修二 ２０１４年 物理学賞（青色発光ダイオード） カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授(米国籍）
大村智 ２０１５年 生理学・医学賞 北里大、医学生理学
梶田隆章 ２０１５年 物理学賞（ニュートリノが質量を持つ） 東京大学理学博士
大隅良典 ２０１６年 生理学・医学賞（不要なたんぱく質を分解するオートファジー） 東京工業大学教授 ７１歳
カズオ・イシグロ ２０１７年 文学賞 ケント大学卒、M.A.（イースト・アングリア大学） ＜イギリス帰化＞
本庶佑 ２０１８年 生理学・医学賞 京都大学医学部卒、医学博士（京都大学）
吉野彰 ２０１９年 化学賞（リチウムイオン電池開発） 京都大学工学部卒、工学博士（大阪大学）
真鍋叔郎 ２０２１年 物理学賞（気候変動、地球温暖化） 東京大学理学部卒、理学博士、プリンストン大学 ＜米国籍＞
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ノーベル賞(Nobel Prize)
ダイナマイト・無煙火薬の発明者であるスウェーデンの化学者アルフレッド・ノーベル（１８３３〜９６年）の「平和を願う」意志により、１８９６年に設定された賞金制度で、基金１６８万ポンドの利息で、物理学、化学、医学及び生理学、文学、経済学、平和に貢献した人々に毎年贈られる。ノーベル賞は１９０１年から始まり、毎年、物理学、化学、医学・生理学、文学、平和の５部門で最も活躍した人に授与される。経済学賞はスウェーデン銀行の創立３００年を記念して６９年からできたニューフェース。受賞者は平和賞がノルウェー議会が選ぶ委員会、その他の部門はスウェーデンのノーベル委員会が選ぶ。毎年２月１日までに各国から選んだ候補者を検討し、その年の秋までに受賞者を決定するが選考方法は秘密になっている。受賞式はノーベルの命日、１２月１０日、ストックホルムで開かれる。受賞者には金メダルと証書、それに賞金が授与される。賞金額は各賞とも年々増え今年は２５０万クローネ（約５、１２０万円）。
ノーベル賞授賞上位国 （カッコ内は１９８７年までの授賞数）
１ 米国（１８３）
２ 英国（８７）
３ 西独（６５）
４ フランス（４４）
５ スウェーデン（２８）
６ スイス（１６）
７ ソ連（１４）
８ イタリア（１３）
９ オランダ（１２）
９ デンマーク（１２）
１１ オーストリア（１０）
１２ ベルギー（９）
１３ 日本（７）
１５ カナダ（５）
１５ スペイン（５）
（注）西独は１９４８年の東西分割前の授賞も含む
部門別授賞人数
医学・生理学賞
米国（６１）
英国（２１）
西独（１２）
日本（１）
文学賞
フランス（１２）
米国（８）
英国（８）
日本（１）
物理学賞
米国（４８）
英国（２０）
西独（１８）
日本（３）
化学賞
米国（３３）
西独（２４）
英国（２３）
日本（１）
平和賞
米国（１８）
英国（１０）
フランス（９）
日本（１）
経済学賞
米国（１５）
英国（５）
スウェーデン（２）
日本（０）
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