パーツ交換トップ >(13)Windows 8 ではなくなったけど
13−(1) タッチパネルでWindows 8(↓直下)
13−(2) FANを極力廃し、超静音化!
13−(3) Windows11化
嫁から「自分専用のPCが欲しい」と要求され、それならと最新スペックで組んでやりました。
(自分は未だにWindows XPなので)操作法を教えるのには「7」にとどめておいた方が無難だったのですが、
見た目に新しい方が喜ぶと思って「8」を導入してみました(2012年11月)。
パーツ | 構成 | 価格 |
CPU | Core i5 3470 3.2GHz | 14,424 |
マザー | GIGABYTE GA-Z77X-D3H | 11,025 |
メモリ | DDR3-1600 2GB×2枚 | 2,982 |
ビデオカード | 玄人志向 GF-GTX650-E1GHD/GRN | 10,980 |
ケース | Fractal Design Define R3 | 0 |
電源 | 玄人志向 KRPW-P630W/85+ | 0 |
SSD | サムスン MZ-7PC256D/IT | 16,590 |
HDD | HGST HDP725050GLA360 500GB | 0 |
光学ドライブ | Pioneer DVR-S16J | 0 |
OS | Windows8 64bit | 10,401 |
モニタ | Iiyama PLT2451MTS-B | 27,329 |
Amazon計 | 購入日2012年11月01日 | 93,731 |
ケースと電源と光学ドライブは (9) Hackintosh から、
キーボードとマウスは (6) 最後のXP機 から流用しました。
OSはSSDに入れたので、HDDはデータ用にするつもりで、まだつないでません。
マルチタッチ対応の23.6インチモニタを除けば66,400円と手頃なチョイス。

さて、初めて利用するSSD。
登場当初は容量が少なかったと記憶していますが、256GBまで増えました(^o^)。
何とな〜くサムスンを選び、“デスクトップ用キット”というのを選んでみたのですが、
セットするケースによっては、ブラケットは必要ない場合もあるのでした。
自分のケースが対応しているかどうか確信が持てなかったらブラケット付きを、
とりあえず最安で揃えたかったらベーシックキットを、ただし
後でブラケットを調達する手間は惜しまないこと。
←引き続き、自分史上もっとも美しい内部配線。
作業に大分慣れてきたってのもあるけど、ケースに負うところが多いです。
SSDのみ、SATA 6Gb/sで接続しました(白いコネクタ)。
せいぜい、ハイスピードで転送してくれ給え!
マザーボードGA-Z77X-D3HのBIOSはF8。
画面に何か映り込んでいるのは、光沢(グレア)タイプだから。
256GBすべてではなく、約7%ダウンの238.5GBにインストール。
パフォーマンスのスコア。
グラフィックスのドライバを当ててない段階では4.4。
ところで、「1.0から9.9」って、90段階評価ですよね。
真ん中は45番目の5.4か、46番目の5.5で、5.0ではありません。
グラフィックスのドライバを当てたところ、7.2まで上がりました。
GTX650よりも上のビデオカードはゴロゴロしてるので、まぁこんなもんかと(Core i5 3470もまた然り)。
SSDのデータ転送速度は素晴らしいですね。
コンポーネント | GTX650 | Core i5 3470 |
ドライバ未 | ドライバ済 | Intel HD 2500 |
プロセッサ | 7.7 | 7.7 | 7.7 |
メモリ(RAM) | 7.8 | 7.8 | 7.8 |
グラフィックス | 4.4 | 7.2 | 5.2 |
ゲーム用グラフィックス | 4.7 | 7.2 | 6.3 |
プライマリハードディスク | 8.1 | 8.1 | 8.1 |
この後、しばらく使ったのですが、USB接続の機器が不安定でした。
起動時にキーボードのNumLockがOnにならなかったり、無線LANに接続できなかったり、タッチパネルが効かなかったり…
マザーボードのBIOSを更新してみましたが、症状は改善せず、発症したりしなかったり。
だましだまし使えていたのですが、やがて別の致命的な不具合が。BIOSでFullScreenLogoをOFFにした直後、
Windowsが起動しないどころか、BIOSにさえ到達できなくなりました。ついさっきまで使えてたのに?
※ これか? CMOSクリアしたんだけどな…
掲示板によると、GIGABYTE GA-Z77X-D3HにはUSBの不具合が多かったようです(買う前に気付きたかった)。
マザーボードの交換を決断、当時売上ランキングで上位だったASRockのZ77 Extreme6を選びました。
ASRockというメーカーは、CPUソケットを2つ備えた製品を出すなど、変態と揶揄されたこともある個性的なメーカーです。
最近はまともになってランキングが上昇したそうですが、FDDコネクタを備えていることに過去の片鱗を感じました。
ところが、何ということでしょう。やはり起動しません。
モニターに何らかの電気信号が送られているのは確かで反応はするのですが、BIOSもOSも開きません。
仕方なくビデオカードを抜き、オンボードのグラフィックで試したら、起動しました。
ぬぬぬ、今度はビデオカードに疑いの目が。
ちなみにビデオカードを介さないと落ち込むパフォーマンスは、
7.2 → 5.2と32%に過ぎませんでした。(そもそもカードは必要だったのか?)
結果として、ビデオカードの挿入が甘かったのかも知れません。
HDMIで接続していたのですが、3箇所ある端子のうち一番上(マザーから遠い位置)がHDMIだったため、
ケーブルを接続した際に、マザーから少し浮いてしまったのかな?と判断しました。
というわけで、不具合時には、最小構成を意識して、機器を再接続してみるべし。
GA-Z77X-D3Hの時には、オンボードを試す際にビデオカードを挿しっ放しだったような…
それでダメと判断したのは拙速でしたが、USBを認識しないことが多かったので交換は是と。
Z77 Extreme6に替えた後、USBの不具合は皆無ではないですが、まぁ使えてます。
起動は速い、確かに速くなりました。
この後、白のプリンタと、白のワイヤレス・キーボード&マウスのセットを買いました。
白のタッチパネル・モニタ(23インチ級)は、まだ出てないようです。
自分の設定のせいかもしれませんが、無線LANの不安定さに嫌気が差し、有線にしました。
ところで、マザーをGIGABYTEからASRockに換えたのは12月だったのですが、
その際には何もメッセージが出なかったのに、2月になってライセンスがどうのこうのと出てきました。
もう既にマザー交換のことは忘れていて、電話口のオペレータに「何もしてないのに!」と怒ってしまいましたが、
「あー、あれかぁ」と後で気付きました。ゴメンね。しかし、2ヶ月後って、随分だな。
◆FANを極力廃し、超静音化!(2014年9月)
雑誌で特集されていた「超静音マシン」の記事に触発されて、構想6ヶ月!
パーツ | 従前 | 術後 |
CPU | Core i5 3470 3.2GHz | Pentium G2120 3.1GHz |
CPUクーラー | ↑リテール | Zalman FX70 |
マザーボード | ASRock Z77 Extreme6 | MSI ZH77A-G43 |
メモリ | DDR3-1600 2GB×2枚 | 4GB×2枚 |
ビデオカード | 玄人志向 GF-GTX650-E1GHD/GRN | ASUS GT730-SL-2GD3-L |
電源 | 玄人志向 KRPW-P630W/85+ | 玄人志向 KRPW-FL600W/92+ |
ケース | Fractal Design Define R3 | ← |
今回のプランの目玉の一つ、Zalman FX70。
巨大なヒートシンク(110×140×158mm)が特徴です。
発熱の低いCPUであれば、ファンレスでの運用も可能と判断しました。
後からでも、1個のファンが設置可能です。
長いドライバーでないと、届きません。
新たに購入しました。

一時期、XP時代の自機で使用していた
H77マザーとPemtium G2120に組み合わせました。
何とか干渉せずに収まりました。
圧倒的な存在感を醸し出しています。
今回は三大パーツのファンレスに挑戦しました。
電源が玄人志向のKRPW-FL600W/92+、
ビデオカードがASUSのGT730-SL-2GD3-Lです。
完全ファンレスは危険過ぎるため、ケースファンは設置しました。
Define R3に初めから付いていた12cmファンをフロント×2とし、
リヤには新たな12cmファン×1を追加しました。
さらに、ヒートシンクをサウスブリッジ?に付けました。
無謀かも知れませんが、今のところ熱暴走やフリーズは起きていません。
実用に耐えることの実証実験を、継続中です。
起動していても全く音が気にならない、満足の仕上がりです。
◆Windows 11 化(2022年3月)
今のご時世は、自作erには厳しい。マイニング需用だか半導体不足だかコロナ禍だかで、ビデオカードやメモリの品不足と高騰。
加えてロシアのウクライナ侵攻とか、ただでさえ市場が縮小してるって言うのに、トドメにならなきゃ良いけど。
あと1年弱(2023年1月)でサポートが切れるWindows8マシンを、Windows11に替えた。
いきなりは無理で、いくつかの段階を経ることとなった。
パーツ | 従前 | 術後 |
CPU | Pentium G2120 3.1GHz | Core i5-12600K |
CPUクーラー | Zalman FX70 | 虎徹URev.B |
マザーボード | ASRock Z77 Extreme6 | MSI PRO Z690-A DDR4 |
メモリ | 4GB×2枚 | DDR4-3200 16GB×2枚 |
ビデオカード | ASUS GT730-SL-2GD3-L | CPU内蔵 |
電源 | 玄人志向 KRPW-FL600W/92+ | ← |
GPUの高騰、必要性から、CPU内蔵でいく(実質ファンレス)。
何となくIntel。5箇月前はCore i5-11400(第11世代 Rocket Lake)で良いと思ってたのに、今だとCore i5-12600(第12世代 Alder Lake)だって。
同じ12600でも、末尾にKが付くとコア数が増える。そんなハイスペックである必要はないのに、どうせならという心理が働く。
クーラーは必須であり、サイズの売れ筋でLGA1700対応のもの。マザーはZ690から、良さげなのを選択。メモリはDDR4で。
電源やケースは流用し、合計で8万円程度だった。
11年前に買ったDefine R3の内張(防音シート)は、触るとボロボロに。
CPUは正方形ではなく、縦長の長方形。

マザーボード基板には、DIMM A1、A2、B1、B2のうち、FIRSTはA2とB2だと説明が。
マニュアルを読んだ方が間違いないけど、基板から読み取れるのはうれしい。
ただ、老眼が進み、見づらいのが悲しいところ。
ヒートシンク付きのメモリは格好イイ。白が、連邦のアレを連想させる。
CPUの電源は、8ピン×2? 無いものは挿せない。
おそらく、オーバークロックしたり、もっとハイスペックなCPUだと必要なのでしょう。
パーツを交換するも、元のWindows8.1が起動せず。
BIOS改めUEFIで、OSが入っているSATA接続のSSDを認識し、起動順位も設定してあるのに、読みに行かない。
SSDがエラーを吐いているというよりも、SSDがガン無視されてる感じ。
設定時には気付かなかったが、Intel VMDを無効に(CSMは有効に)すれば通ったのかも。
CPU内蔵グラフィックだとCSMを有効にできない(勝手にUEFIに戻る)。
ただ、他の事例をみると、SSDがMBRだとダメで、GPTにする必要があるとか、SATA接続ではなくM.2にする必要があるとか、レガシーのままだとWindows11にできないとか…。
前も、IDE or AHCI でつまずいたし、何だかなぁ。
@とりあえず元の構成に戻し、Windows10を経由することにしたが、アップグレード中に失敗した。
対処法は、USBメモリーにインストールメディアを作成してーというのが、教科書的回答なのだが、
たまたまそうじゃない方法が検索にヒットした。
インストール途中で、更新プログラムが適用されないようにインターネット接続を切断する。
無線LANなら無効化なんだろうけど、有線接続なので、LANケーブルを引っこ抜くという、何とも原始的な。
でも、それで成功した。(この時点では、ライセンスの問題も生じないと思ってたが、後で…)
A次に、「MBR2GPT」で、SSDをMBRからGPTに変換した。
新構成がSSDを読まない理由はMBRだと推測し、これを実行するためにWindows10が必要だった。
OS起動中ではダメで、コマンドプロンプトから成功(参照)。ただし、WinREの更新?は未。後で大丈夫らしい。
「mbr2gpt_/validate_/disk:0_/allowFULLOS」の、_(半角スペース)は必要だった。
BGPT化したSSDは、元の構成では起動ドライブとして認識しなかったが、新しい構成では無事認識。
だが、DVDドライブが認識されていなかった。またレガシーとかか?
マザーやCPUが変わったので、ドライバ群を入れ直さなきゃいけないのに、どうすりゃいい?
ネットでも、起動ドライブに指定できない例はあっても、存在そのものを認識しない例は見当たらなかった。
トレイが開かないということは、電源が供給されていない? 念のため、予備があった電源ケーブルに替えてみたら、BINGO! ほぇーっ、そんなこと、あるんかね〜。
ドライバ群を入れ、WinREの更新?も済ませた。
CM.2のセットする位置は、CPUに近い方(M2_1)が良さげで、初めからヒートシンクが付いてた。わざわざ買う必要なかった。
たまたまM-Keyだったから良かったものの、端子形状が複数あることを知らずに買ってしまった。
現在SATA接続のブートSSDをM.2 SSDに替えるには、クローンを作成するのが良いらしい。
中華製フリーソフトには何か仕込んであんじゃねぇの?という警戒感はあったのだが、
価格.comで多数のクチコミを投稿している「猫猫にゃーご」氏が
推していたので、同氏を信じてAOMEIでやってみた。
システムのクローンなので、動作中のOSからではできないのだろう、だからWindowsPE版ブータブルメディアで起動してからやるのが正解なんだろう、
と思って試みたが、ブータブルメディアの作成が99%で止まって少し気になり、光学ドライブから起動できず、凹んだ。
面倒なので、Windows10上からクローンの作成をやってみたら、できた。おぉっ…。
UEFI画面のSystem StatusではSATA接続とM.2接続のSSDを両方とも認識してるのに、Boot順設定の所でM.2接続の方が表示されないので、SATA接続のケーブルを抜いた。
ら、M.2接続の方がちゃんと表示され、それで起動できたが、SATA接続勿体無いな。
Dところで、Windows10のライセンスが、ダメだった。購入したのはWindows8で、おそらく何かのOEM版だっただろう(その方が安いから)。
今や、パーツ構成はすべてと言って過言でないくらい交換しており、当時のパーツが残ってなくても不思議じゃない。でも、そうさせたのはWindowsなんですけど。
パーツ替えなきゃOS新しくできません、パーツ替えたら元のライセンス通りませんって、商魂たくまし過ぎないか、Microsoftよ。
M.2のSSD(PG4VNZ CSSD-M2M1TPG4VNZ)とWindows10のライセンス追加で、計12万円って...orz
EWindows11にした。
Updateからが推奨の割に表示されず、待ってるなんて煩わしいので、自ら取りに行った。
システム要件を満たすために金をかけ、苦労したんだ。今さらお預けなんて、そんなプレイは好きじゃない。
パーツ交換トップ >(13)Windows 8 から 11 に