パーツ交換トップ >(11)新たにWindows7機を
11−(1) Windows7機を組む(↓直下)
11−(2) 電源の12Vの容量について
11−(3) SSD化とビデオカード交換
11−(4) Windows10化
11−(5) モニタを27インチに
2009年8月、母のXP機が起動しなくなってしまいました。その後いろいろやってみたのですが復旧できず、
2010年2月、あきらめて新OSを導入することにしました。
時期的に頃合いかと思ったので「Windows7(Professional 64bit)」を選び、グラフィックボードを追加しました。
冷却を施すには、前面にファンを付けられないケースでは駄目だと判断し、新調しました。
パーツ | 構成 |
CPU | Core 2 Duo E6550 2.33GHz |
マザー | MSI G45M-FIDR |
グラフィックス | 9800GT |
メモリ | DDR2-800(PC2-6400)1GB×2枚 |
HDD | 500GB |
電源 | ZUMAX ZU-400W |
ケース | GZ-X1SPD-100 |
GIGABYTEのケース、背はさほど高くなく、奥行きはそこそこあり、
値段の割には良いですが、側板はペニャペニャです。
ビデオカードの付け外しはネジ要らずで楽。

組み終えたPCの電源を入れたら、ビープ音3回はメモリエラー。
エラーの出た2GB×2枚を挿しっ放しにしておいたら、
インストールの途中でエラーになってしまいました。
何とかかんとか、OSやらドライバやらのインストールが終わりました。
ところで、光学ドライブのBoot順位を1番目にしておいても、
HDDがまっさらではない時、WindowsのCDが
「Press any key......」と言ってくる理由が分かりました。
OSインストールの途中に自動で再起動し、
HDDを読みに行ってからインストールが再開されるからです。
HDDへ行かずにCDブートが優先されると、
OSのインストールがいつまで経っても終わらないし、
そうなることで、画面の前に張り付いていなくても勝手に進むというわけです。
オンボードのグラフィックススコアはゲーム用が3.6でした。
9800GTの補助電源なしは、長くありません。
ケースのHDDの装着向きが横なら、長くても大丈夫なのに。
ゲーム用グラフィックスのスコアは6.8まで上がりました。
最低はメモリで5.5。
その後、CPUを、我慢できずに買ってしまったE6300に換装し、E6550は「最後のXP機」を経て、最終的には甥へ。
◆電源の12Vの容量について(2010年3月)
電源について、新たな発見がありました。今更でしょうか。
以下、「電源容量 皮算用 計算機。」からの引用。
> 最近のPCは、12Vラインの消費電力が増大する一方、
> 電源は安定化を謳って12Vラインが2系統以上に別れて出力されるようになりました。
> その結果、12V全体では足りていても出力が分散して個別のラインで電力不足が発生しやすくなっています。
>
> しかし一番不足しやすいのが12VラインのA(あんぺあ)であるにもかかわらず
> 「400なんとか」 というような電源の製品名にみられるように
> 電源はW(わっと)表示による総合出力で語られる事が多いので、電源容量を計算する際に
> 12Vの容量不足に気づかない、計算しにくい、よくわからない、という状況が発生しています。
>
> 12Vの合計出力は、12V1と12V2の2系統を合計した出力より少ない製品があります。
引用終わり。
例えばAbeeのZUMAX X1シリーズ ZU-400Wは、
12Vは2系統あり、それぞれ最大電流は20Aですが、「コンバイン出力」は240Wしかありません。
つまり、240W÷12V=20Aってことは、2系統の合計は20Aを超えられないということです。
電源の配置を見直すことにしました。やはり、いくら低消費電力とはいえ、9800GTは電気食うみたいなので。
すると、まさしくこの(当初はこんなにハイスペックにする予定ではなかった)PCが、12Vライン弱いZUMAXでした。
そこで、自分の管理下にある複数台をまとめて見直し、余力がある(現状で能力過多の)電源と交換することにしました。
新規には買わずに済まそうという、この 貧乏根性 節約精神
◆ビデオカードの交換(2013年1月)
電源は、「SilentCool 630」に換えてあります。
この電源のネーミングはちょっとずるくて、「630W」という数字は「最高出力」であり、「定格出力」は「550W」なんだそうな。
自機(Windows XP)用に買ったビデオカードHD7750が、DirectX 11じゃないと実力を発揮できない様なので、このPCに組み込みました。
パーツ | 2013年1月 | 2015年12月 |
CPU | Pentium Dual-Core E6300 | Core i5-2500K |
マザー | MSI G45M-FIDR | ASUS P8P67 |
グラフィックス | HD7750 |
GT 730 |
メモリ | 2GB×2枚 | ← |
HDD | 500GB | SSD 256GB |
電源 | SilentCool 630 | ← |
ケース | GZ-X1SPD-100 | ← |
◆SSD化(2015年12月)
2015年8月、父PCをWindows10化したので、
そのお下がりパーツに交換しました。
下記の微調整後の構成は、上記表参照。
さらに、SSDに換えて高速化を図ります。
内蔵HDD(500GB)の中身を外付けHDD(2TB)に「バックアップ」してから、
250GBのSSDへ「システムを回復」しようとしましたが、うまくいきませんでした。
USB3.0ではなく2.0につないだり、色々試したのですが、
結局、サイズが小さいHDDには復元できないようです。
ちなみに、「HDD SSD コピー」で検索すると上位にヒットする「EaseUS Todo Backup」。
Freeなのは魅力的であり、賛辞も多いのですが、
よからぬ噂も……
今どきのクローンソフト購入を決意、それまでは元のHDDで運用します。
その後2015年12月、母のPCがまた起動しなくなりました。
起動したり・しなかったり、という不安定な症状から電源の不具合かも知れないと判断し、
電源を交換(玄人志向560W→SilentCool550W)してみましたが、改善しませんでした。
起動ドライブをHDDからSSDに替えてみます。
ARKの「HD革命 Copy Drive Ver.6」を購入しました。
SSDにコピーし、解決したかに見えましたが、再発してしまいました。
BIOS改めUEFIにすら到達しないことから、ビデオカードと判断、
HD7750を外し、実家にあった古い8600GTを装着したところ、画面表示が復帰しました。
後日、選んだGT 730は、
MSIの4GBにしちゃ安いぜ!と思ったら、DDR3でした(今の主流はGDDR5)。
◆Windows10化(2019年8月)
しばらく振りでチェックしたら、Windows7がUpdateされていませんでした。
自動で実施されているもんだと思ってましたが、手動で試みると、
「現在サービスが実行されていないため、Windows Updateで更新プログラムを確認できません。」とな?
ネットで検索し、パッチを当てることで解決しましたが、こんなことが起こること自体ナンセンスです。
原因は2017年12月4日のWindows Updateにあり、当時のあおりを食らって、今でもWindows Updateに失敗し続ける
その影響だったのかどうか、フリーのアンチウィルスソフトAVGが、
「SMB:CVE-2017-0144[Expl]に感染していたため、接続を中止して安全を維持しました。」
というメッセージを発し続けていました(閉じてもまた開く、厄介な広告が如く)。
WindowsをUpdateしても、出るタイミングが変わっただけで、表示され続けました。
Windows7のサポート終了が半年後に迫っているため、
Windows10に上書きすることで解決します(自作er的には「逃げ」)。
OSはSSDから起動し、HDDはデータドライブとして使っていました。
SSDは上書きしてしまうつもりなので、データはHDDに移しておけばO.K.と思って作業していたら、間違って消してしまいました。
フォルダの場所(ファイルのパス)を明示してくれないOSはクソだと良くないと思います。
慌ててソフトを検索し、最初にヒットした「EaseUS」ではうまくいかなかったので、
DataRecoveryを試しました。
やはり、最初は対象が一部しか表示されなかったのですが、複数回試したら、(おそらく)全部表示されました。
過去の写真類を復旧できて、一安心。無駄な時間を費やしてしまった…
このケース、電源上なんだ……狭くて作業しづらかったです。
IEEE 1394?って何だっけ?
マザーのケース前面用USB2.0が1つしかなかったので、ケース前面下部の端子は諦め、後付けカードリーダのみ使えるようにしました。
マザーに備わっているのは、USB3.0。今どきのケースやカードリーダなら3.0が当たり前なのでしょう。
パーツ | 変更前 | 変更後 |
マザーボード | ASUS P8P67 | MSI B85-G43 Gaming |
CPU | Core i5-2500K 3.3GHz | Core i5-4460 3.2GHz |
クーラー | ↑リテール | ↑リテール |
メモリ | 2GB×2枚 | 4GB×2枚 |
ビデオカード | MSI GT730 | 玄人志向 GTX650 |
ケース | GZ-X1SPD-100 | ← |
電源 | SilentCool 630 | ← |
ストレージ | SSD 250GB | ← |
OS | Windws7HomePremium64bitSP1 | Windws10Home64bit |
Windows10をインストールし、後で強要され続けても困るので「PIN」も設定し、
あとはアップデートを数回経れば、画面の解像度も勝手に上がるだろうと思っていましたが、
そうはならなかったので、マザーのドライバDVDからインストールしようとしたら、
Google翻訳:ハードウェアモニタードライバーの読み込みに失敗しました!
このプログラムは管理者として実行する必要があります。
検索しても、「DVDからではなくネット経由で最新版を落とせ」って、
対策としては合ってるけど、エラーメッセージの直接的解決ではないやん。
おそらく、G43マザーはWindows10対応ではなかったのでしょう。
Intelの第8世代以降CPUがWin10のみってのは知ってたけど、
Win10がIntelの第8世代以降CPUのみってわけではなかろうに…(今回のは第4世代)
しかも、DVD表面が真っ黒でペンで書き込めなかったので、「G43用」と付箋貼っておいた気がするんだけど、
剥がさずに光学ドライブに入れてしまったかも...orz
慌てると仕事の質は低下する。
ネット経由でチップセット用ドライバは入れ、
NVIDIAのドライバも入れようとしたら、Javaだか何だかで不審な挙動に。
ブラウザのせいかもしれないけど、クリーンインストールしたばっかりの機体で、そりゃぁないよ……
過度に高スペックを要求しないで、下位互換を残しておいてくれよ……
◆モニタを27インチに(2024年1月)
両親も、部屋でPCを使う機会がめっきり減り、やるとすればリビングのUbuntu機でソリティアくらいになり、
それにしちゃ画面は小さいし、YouTube聴くにも内蔵スピーカはショボいし、無線LANはたまにつながらないし……
で、モニタを大型化し、スピーカをグレードアップし、LANを有線化しました。
(今回、メモのみで写真はなし)
ベースは母のWindows10機。中身はそのままです。いずれWindows11化するときに、また入れ換えます。
ケースをSharkoon REX8に。電源は下置き。ケースにUSB3.0があるので、つなぎました。
モニタは、JAPANNEXTのJN-V27UHD-IPS-D=27インチ、4K(3840×2160)。
GTX650のHDMI出力が、通常のHDMIケーブルより小さかったので、変換アダプタで大きく。
スピーカは、サンワのMM-SPU9BKN。PRCA回路なるビックリメカで、12.8W×2の高出力。
USBケーブルで電源と音源を供給。PCの電源と連動してイイ感じ。
有線化したLANにつなぎ、無事稼働。
どうぞ、デカい画面で、ソリティアだろうが麻雀だろうがYouTubeだろうが、楽しんでください。
ちなみに、Ubuntu機の中身はGIGABYTEのケースGZ-X1SPD-100に収め、再び母の部屋へ。
マザーはASUSのP7P55D-Eで、チップセットはP55。CPUはCore i7-870 2.93GHz(多分)。
ビデオカードは9800GTでした。もうね、ごっちゃになっちゃって、覚えてられません。
Windows UpdateのKB5034441が、0x80070643エラーでインストールできません!
パーツ交換トップ >(11)新たにWindows7機を