宿は離れの客室なので静かでゆっくりと眠れました。
起床してまずは露天風呂に直行しました。
天気は生憎の小雨...晴れていたらどれだけ清々しい感じなの
かな?と少し残念な気持ちになりました...
身支度をしてから朝食に向かいました。
昨日と同じ個室食事処で、今朝は昨夜と違って反対側に席を
設けて下さっていました。
たっぷりのサラダから始まり、味噌汁は伊勢海老の殻で出汁を
とったもので、どの料理も素晴らしかったです。
食後は部屋に戻り出発の準備をしました。
何だか急に寂しさがこみ上げてきました...
いよいよチェックアウトの時間になりフロントに向いました。
精算をを済ませ、恐らくオーナーのご主人と思われる方に感謝の
気持ちをお伝えしようと思い『お嬢様には本当にお気遣いを頂き、
有り難う御座いました。よろしく...』で言葉に詰まってしまい、
その後は言葉が出てきませんでした...
お土産に宿で作ったクッキーまで頂きました。
本当に気遣いの素晴らしい宿でした...
宿を後にしていよいよ思い出の地『奥日光』に向かいました。
相変わらず小雨が降り続き、いろは坂を走行するのは結構怖か
ったです。
今回は『華厳の滝』には寄らず、まずは『竜頭の滝』に向かいました。
以前訪れた事があるはずなのですが、余り記憶に残っていません?
次は湯滝に向かいました。
湯滝は入場料を取られ少し驚きました...
この滝ははっきりと記憶にあります。
直ぐ近くで観ることが出来、迫力が凄かったです...
これで滝の観光は終わりにして、いよいよ思い出の地『湯ノ湖』に
向かいます。
湖畔の駐車場に車を停め、ずっと来たかった『奥日光高原ホテル』
に歩いて向かいました。
まずは奥日光小西ホテルが見えてきました。
記憶ではこの先のホテルです...
いよいよホテルが見えてきました...
懐かしさのせいか?涙が溢れてきました...
妻との初めての温泉旅行の宿泊先が『奥日光高原ホテル』でした。
外観は当時のままのような気がしました。
早速写真を撮って妻に送りましたが、『こんなこじんまりとしたホテル
だっけ?』との返事が...
実際は奥行きがかなりあり記憶のとおり大きなホテルでした。
その後、奥日光スキー場の看板が見えてきたので、そちらの方へ
向かいました。
妻と妻の友人夫婦(どちらも未だ結婚していない時ですが)と
一緒に来たのを思い出しました。
妻に写真を撮って送りましたが、来たことさえも覚えていません
でした?
私の友人夫婦ならともかく、妻の親友夫婦なのに...
このスキー場で撮った写真は今もはっきりと脳裏に焼き付いています。
最後に湯ノ湖に向かいました。
天気が良ければ紅葉が素晴らしかったと思いますが、残念ながら
紅葉を楽しめる天気ではありませんでした...
まだ日帰り入浴の時間には早かったのですが、ホテルのロビーで少し
待たせて貰うつもりでフロントに向かいました。
意外な事に『もう掃除が終わっているのでどうぞ!』と快くご対応
下さいました。
大浴場はホテルの一番奥にあり、たどり着くまで結構歩きました。
途中、開放された客室を何室も見ましたが、改装されたようで
どの客室の畳もまだ緑色で壁紙も本当にきれいでした。
いよいよ大浴場に到着しました。
予想通り私一人の貸し切りです!
まずはシャワーを浴びてから露天風呂へ...
白濁色の温泉で記憶のままでした。
内湯は少し褐色?がかっていてどちらも素晴らしい温泉でした。
以前宿泊した際、当時の私と同じ位の年の外国人の方に何故か?
好かれてしまい?、湯船では何かと話し掛けて来られたり、
ちょっかいを出されたりで、夕食の宴会場でも席が近く、その方は
連れの女性がいるのに私達の席に度々訪れて来て色々と話しを
したりしたなと懐かしく思い出しました。
大浴場に入ってから40〜50分位したころに一人入ってきましたが、
これだけ広い温泉を独り占めする事が出来本当にラッキーでした。
入浴後はロビーでお土産を見たりしました。
こんな感じだったのかな?と当時を思い起こしました...
ホテルを出ていよいよ帰路に着きます。
あっと言う間の2日間でしたが、今回一人旅をしてみて改めて人の
暖かさをしみじみと感じる旅行になりました...
途中佐野サービスエリアで佐野ラーメンでも食べて帰ろうかと思って
いましたが、朝食を食べ過ぎたのでスルーして家に帰る事にしました。
家に到着して家族の顔を見てなんだかほっとしました... |

『素晴らしい朝食!』

『竜頭の滝...』

『湯滝!マイナスイオン?が凄かったです...』

『湯ノ湖...少し残念でした...』

『奥日光高原ホテルのロビー...懐かしかったです...』 |