今回は、かみさんと二人。のんびり行こうちゅー訳で、2001.5.26〜6.2まで、ローマとアッシジがメインでやんした。アッシジと言うのはカソリックのなんていうかなあーそうですね、成田山って言うか全然違いますが叡山みたいなところなのかしらん、要するに門前町らしいのであります。無宗教のおいらにゃよー判らんとこです。これは例によって成田空港です。

目的地 ローマ空港(もっとも直行便ではなく、ミラノでトランジット)もう夜もかなり遅かったんでありますが、ここでトラブル発生!ツアーの同行の母親と娘さんの荷物が無い!おかげでみんな足止め、空港デスクでなんやかんやと話をした結果、成田で積み違えたので翌日ホテルに届けると言うことになり、彼女たちはビニールバッグにTシャツとアニメテイーグッツの入ったものを受け取りおのおののホテルへ。

当人としては、グレゴリーペックの積もり?しかしこの場所に辿り着くのにえらい時間が掛かりましたです、ハイ。それに道路側は金網が付けられており、なんだか牢屋にいるような気がしましたねえ。なにしろローマでは殆ど歩きばっかり(いやよーするに、イタリア語が判らないので、地図を頼りにせっせと歩き回ったのが真相です。)

ここが泊まったホテル「ウニベルソ」 テルミニ駅からすぐそばだったのでかなり便利でした。但し「アッシジ」に行きたいので、列車の時刻表を貸して欲しいと言った所、ホテルのフロントマンがえらく親切に「それなら車を雇いなさい。私の知っている人がいるので、特別に話をしてあげます」と言うので、それでは一体幾ら位掛かるのか?と聞いたところ、往復で5万位だと言うので、「そ それは高い」と言ったら、鉄道は危険だから止した方が良いと力説。結局、時刻表は貸して貰えずじまい。

 オプショナルツアーのイタリアンカンツオーネナイトでした。店はローマ時代の遺跡を移築した物だそうな。かなり雰囲気が良くて、しかしながらかなりおっかない感じの路地を抜けてゆくので、ガイド付じゃないとやばいかも。因みに店名は「グラデイエーター」だか「パンクラチオン」だったような。
テノールのおっさんとアコーデイオンのおっさんの二人組みでえらくにこやかで楽しいデイナーでした。

「カッペリーニ」ちゅーオートバイ屋。ほんとは革ジャンを買うつもりでやんしたが、結局買ったのはグローブだけ。バイク好きなら、一度行っても良いかも。そしてこの店の近くには露店が一杯で、彼女と行ってもなかなか良いでっせ!

オリーブオイルやチーズ、はたまた野菜や肉から履物着物まで!文字通りなんでもあります。しかも安いのだ!

おー それ みーお

 さてこれから「テルミニ駅」から、一路アッシジへ(ちゅーても、おいら全く予備知識なし)まあーなんちゅーか牛に引かれて善光寺参りの気分ですな。いらっしゃった方はよーく御存知ですが、鉄道はかなり不親切でして構内放送なし出発も黙って出て行ってしまうのでやや焦ります。

 ローマから列車で確か2,3時間だったような。丁度と言うか直行列車があったので、助かりました。なんちゅーてもかみさんもおいらもイタリア語なんてチンプンカンプンなもんで、これで乗り換えなんて勘弁してほしいちゅーのが本音であります。

 なにしろ山の中腹にある街なので、駅からバスで行くのですが予約した宿がどこにあるのかよくわからん!と言う事でどこで降りるのかも不明。まあ終点に行ってから探すべえと街中をあっちこっちと歩きましたね。そーするとタワークレーンがあっちこっちに林立。一体こりゃなんじゃと思ったら、1997年に地震があってそいつの修復工事と判明。けれど日本と違うのが普段の日だと言うのに殆どのクレーンが動いていない!まあ期限を切られていないというか、工事金が集まったら直すのかなあと一人納得。
 なんにしても時間のスケールが違いますな。

 ここがかみさんの来たかった「聖フランチェスコ修道院」。かみさんは礼拝していましたが、おいらは前の庭でのんびり。ここはなんかやたら増築と言うか4回くらい建て増ししたらしいので、部分部分に色んな名前が付いているとの事。しかし今回の旅行は、何故か雨が降らん!証拠写真がございますが、ドピーカン。(果たしてどっちの所為かしらん)

 宿屋を探しながら街中をウロウロ中に出会った修道士様。サンダル履きで如何にも中世の風俗なんでありますが、手にはデジカメ!やはり科学の進歩ですかな。でも街中で出会ったのは彼が一人だけでした。ぼうさんちゅーのは出あるかんのかねえー。

 やっと辿り着いた宿屋、前日にかみさんが電話で予約。英語を喋れるのがおばあさん一人なので、チェックインも一騒動でありました。それになんか一杯だったらしく、宿屋の本館ではなく別館に案内されたんですが、かなり普通の部屋でまあこれも経験経験と納得。しかし後で考えるとあそこは従業員寮だったのかも。

 これがその証拠写真であります。普通廊下のそばのベランダに洗濯物は干しませんよねー。

 そして夕食。なんかほんとの手料理というか、イタリアの民宿料理でした。でも味の方は納得。それにここは食堂ではなく台所のすぐ横にテーブルをセットした感じでした。食堂の方は団体さんの大宴会!(しかしイタリア人ちゅーのは騒がしいですな)隣は旅館の大旦那みたいだったけど、写真を撮ろうとしたら素直に画面に入ってくれません、ちょっと意外でした。

 しかしイタリア中部でも夜の暮れるのが遅いですな、これでもう八時過ぎです。日本だったら六時半位じゃないかしらん。ポケッと座っているのは、おいらの連れ添いでやんす。それとやっぱりヨーロッパちゅーのは石の文化と納得。

 旅の終わり、帰りも直行便でなくトランジットだったのでありますが、どこの空港だったか忘れた!
但し降りる時にゲートの案内があったのですが、出発時にゲートが変更になって、慌てて変更になったゲートに行く羽目になりました。例によって親切にアナウンスなんてしないもんね!行く先便の表示が違うんで聞いたら別のゲートですと。

ローマ編
アッシジ編