「午前」既刊号細目

 

 

第十四号 追悼 尾花仙朔 2018年10月15日発行

 創刊の辞

吉田文憲 葬送… 

谷川俊太郎 汽車は走り去り わたしは寝室にいる

            ジュール・シュペルヴィエル(嶋岡晨訳)12

高貝弘也 夕影…16

嶋岡 晨 怠け者…20

田中清光 危機…24 

平林敏彦 その前に…28

山崎剛太郎 山の風物詩…32

高橋次夫 縄文 王冠型土器…36

布川 鴇 鸚鵡 −残されたもの40

追悼 尾花仙朔

尾花仙朔(遺稿)  極私詩鈔(陸) 黄泉の花…46 (質)彼岸花…47

布川鴇 遺されたことば…48

田中清光 尾花さんの死を悼む…50

高貝弘也 極私詩鈔讃…53

評論・エッセイ

神品芳夫 詩人木島始の軌跡(2)

         黒人文学と断絶の思想…58

工藤正寛 エッセイ・翻訳の風景

         リルケ宛の最後の手紙から…64

冨岡悦子 ツエランのリルケ受容(七)…70

 

ことば・この頃…76

 

第十三号 2018年4月15日発行

 創刊の辞

嶋岡 晨 天泣…8

谷川俊太郎 この午後…12

山崎剛太郎 半旗の日…16

尾花仙朔 極私詩鈔(肆)花になった喉仏…20 (伍)節分祭…22

神原芳之 泰山木…26  石蕗の花…27

平林敏彦 悲歌…30

吉田文憲 二つの声…34

田中清光 原罪…38

高貝弘也 黒猫…42

小笠原茂介 幻の白鳥−消え去った幻の乙女・遺された肖像画…46

高橋次夫 雪への訣別…52

工藤正廣 すべての祝福の始まりーリルケとパステルナーク…56

布川 鴇 問い…62

 

評論・エッセイ

神品芳夫 詩人木島始の軌跡(1)

         市民革命派のたゆたい…68

平林敏彦 飯島耕一のこと…74

田中清光 神戸の大地震と拙詩集『空峠』のこと…76      

冨岡悦子 ツエランのリルケ受容(六)…78

 

ことば・この頃…84

 

第十二号 2017年10月15日発行

 創刊の辞

尾花仙朔 極私詩鈔(参) 黄泉の蛍…8

谷川俊太郎 その午後…12

山崎剛太郎 労働賛歌…16

嶋岡 晨 無人駅…20

平林敏彦 試されて…24

高貝弘也 半紙…28

吉田文憲 前世…32 津軽 工藤正廣に34

高橋次夫 木の舟…36

田中清光 地の塩…40 世界がそこに在る…42

神原芳之 ヒヤシンスハウス…46 

小笠原茂介 白無垢…50 永訣…51

布川 鴇 春のむくろ…54

 

評論・エッセイ

神品芳夫 立原道造における建築と詩…60

平林敏彦 夏の終わりに 詩人たちのメッセージ66

田中清光 ジャコメッティとの出会い…70

冨岡悦子 ツエランのリルケ受容(五)…74

 

ことば・この頃…80

 

第十一号 2017年4月15日発行

 創刊の辞

高貝弘也 かたかげ…8

谷川俊太郎 ある午後…12

吉田文憲 残身―ふたりであるもの…16

尾花仙朔 極私詩鈔(弐) 黄泉の花…20

嶋岡 晨 酒母…24

平林敏彦 灰が降る町で…28

神原芳之 サルマチア…32 

小笠原茂介 切符…36 恋文…37      

山崎剛太郎 そのひと…40

高橋次夫 山さくらの樹…44

田中清光 濃霧のなかで…48

布川 鴇 出航…52

 

評論・エッセイ

神品芳夫 手紙を書く立原道造…58

平林敏彦 河合幸男『空幻の花』の奇跡

      幻の悲歌を書いた少年とその時代…64

田中清光 瀧口修造さんをめぐって

      書くことと描くこと…70

布川 鴇 柳宗悦と立原道造が出会った画家

      ハインリッヒ・フォーゲラー…75

冨岡悦子 ツエランのリルケ受容(四)…78

 

ことば・この頃…84

 

 

第十号 2016年10月5日発行

 創刊の辞

吉田文憲 残光…8 

谷川俊太郎 石…12

平林敏彦 小志…16

尾花仙朔 極私詩鈔二題 たまきわる…20 細雪…22

高貝弘也 紙背の子…26

嶋岡 晨…尾なしの牛の歌…30

田中清光 世界の崩壊に…34 神話が勝手に作られた…36

高橋次夫 執着の想い 拒絶の覚悟…40

山崎剛太郎 ヨイトマケ人生賦…44 

小笠原茂介 セレーネとエンデュミオン…48

布川 鴇 雲…52

 

評論・エッセイ

神品芳夫 立原道造の旅と病のこと…56

田中清光 八木重吉という詩人をめぐって…62

冨岡悦子 ツエランのリルケ受容(三)…66

 

ことば・この頃…72

 

 

第九号 2016年4月5日発行

 創刊の辞

山崎剛太郎 夢の公園…8

谷川俊太郎 本当の詩集…12

高貝弘也 紙背の子…16

尾花仙朔 風説…22

平林敏彦 ここは何処?…26

田中清光 渋沢孝輔に…32

吉田文憲 滞留…36

小笠原茂介 旅の一群…40 

嶋岡 晨 カウボーイ・ハット…44

高橋次夫 たましいに ひかりをかざして…48

布川 鴇 山と空の向うに…52

 

評論・エッセイ

神品芳夫 立原道造の『午前』構想をめぐって…56

平林敏彦 なぜ詩を書かないのか

       長田弘「秋の理由」1967年― …62 

田中清光 縄文のこと…66

冨岡悦子 ツエランのリルケ受容(二)…68

 

ことば・この頃…74

「午前」既刊号細目…78

 

第八号 2015年10月5日発行

 創刊の辞

尾花仙朔 四季をめぐる幽思…8

谷川俊太郎 魂の森へ…12

山崎剛太郎 冬の川岸…16

田中清光 階段を降りてゆく女たち…20 幾度となく戦争は…22

高貝弘也 半羽…26

小笠原茂介 きりぎりす…30 送り絵の女…32      

平林敏彦 村の一日…36

吉田文憲 残されて…40

高橋次夫 剃髪のおとこ…44

布川 鴇 おとずれ…48

 

評論・エッセイ

神品芳夫 立原道造の愛のかたち…52

平林敏彦 六十年前の詩誌「今日」に参加した

      哲学者鶴見俊輔の手紙…58

布川 鴇 玉音放送の全文を聴いた日

      鶴見俊輔さんとよく似た方に出会った…63

田中清光 串田孫一さんと詩誌「アルビレオ」…64

冨岡悦子 ツエランのリルケ受容(一)…68

ことば・この頃…74

「午前」既刊号細目…78

 

第七号 2015年4月15日発行

 創刊の辞

高貝弘也 光…8 

谷川俊太郎 これから夏になる…12

平林敏彦 草の舟…16

吉田文憲 いない人の目は…20

尾花仙朔 罪なき人々を犠牲にして…24 

     密林そして幻―戦後七十年忌に…26

田中清光 水の惑星…30 激震…32

山崎剛太郎 歳月を経て…36 

小笠原茂介 わたしは風…40

高橋次夫 月下の群翔…44

布川 鴇 夜明けに…48

 

評論・エッセイ

神品芳夫 立原道造の脱皮行をめぐって

       −「盛岡ノート」と「長崎ノート」…52

平林敏彦 「蒼ざめたvieの犬を見てしまった」君へ

       田村隆一から三好豊一郎への書信(1946年)…58

田中清光 伊達得夫・書肆ユリイカの想い出…64        

ことば・この頃…68

「午前」既刊号細目…70

 

第六号 2014年10月5日発行

 創刊の辞

平林敏彦 言葉たちに…8 

谷川俊太郎 私より先にそっちへ行ってしまった人たちへ…12

高貝弘也 吹きぶり…16

尾花仙朔 流人列島…20 晩鐘…22

小笠原茂介 秋の深まりは…26 鏡…27

      涙…28 天上の糧…29

山崎剛太郎 林道の端れで…32 一日だけの後悔…33

高橋次夫 竹の息づかい…36

田中清光 時間を超えて…40 世界を振り返る…42

吉田文憲 破棄された文面に…46

當眞嗣人 koe…54

布川 鴇 五月の沈黙…58

 

評論・エッセイ

神品芳夫  リルケと立原、その相性は?…62

田中清光  萩原朔太郎の詩とアフォリズム(下)…68

 

ことば・この頃…73

「午前」既刊号細目…79

 

第五号 2014年4月5日発行

 創刊の辞

尾花仙朔 霊夢ーたまゆら…8

高貝弘也 白雲母…12

田中清光 風の声…16 田園から…18  

平林敏彦 ひとすじのけむり…22 何処へ…24

高橋次夫 石たちの影…28

小笠原茂介 夏物…32 母の形見…33

      手回しのミシンで…34 風の啜り泣きかと…35

山崎剛太郎 郵便ポスト…38 川の音…39

當眞嗣人  夜気…42 旅…43

布川 鴇  萼…46

 

評論・エッセイ

神品芳夫  立原道造の「対話」…50

田中清光  萩原朔太郎の詩とアフォリズム(中)…56

 

ことば・この頃…62

「午前」既刊号細目…66

 

   

第四号 2013年10月5日発行

 創刊の辞

  

高橋次夫  行 方…8

尾花仙朔  秋扇霊異鈔…12

平林敏彦  幽界の夏…18

吉田文憲  訪れたもの…22

小笠原茂介 豌豆の蔓…26 吹雪……28 黒いヴェール…30

田中清光  ある地質学者から…32

山崎剛太郎 悲しい駅…36

當眞嗣人  黒い画集…40 青…41

布川 鴇  回帰…44

  評論・エッセイ

神品芳夫  折々のリルケ―日本での受容史と今―(二)…48

田中清光  萩原朔太郎の詩とアフォリズム(上)…53

布川 鴇  詩と建築の狭間で―詩人立原道造の問題…58

ことば・この頃…64

 

第三号  2013年5月5日発行

 

  

尾花仙朔  春は曙ならぬ真昼時…8 物見の天使に…10

高橋次夫  仔牛の眼差しに…14

吉田文憲  消息…18 (耳は……19

ここに降りそそぐものを待っていた…20

高貝弘也  巴文…24

小笠原茂介 音信…28 黒衣の朝子…29

ひかる腕のなかに…30 草の戸…31

平林敏彦  生きていたあの頃…34

田中清光  夕菅…38 地球の一隅で…40

山崎剛太郎 教会への道…44

當眞嗣人  地下鉄…48 雪夜…49

布川 鴇  遠ざかるものに…52

 追悼 溝口章

高橋次夫  溝口さん 見守っていて下さい…57

尾花仙朔  孤高と普遍の詩人―溝口章氏の遺業を偲ぶ…58

  評論・エッセイ

平林敏彦  中村真一郎さんの書簡…62

高貝弘也  真名井…65

神品芳夫  折々のリルケ―日本での受容史と今(一)…66

ことば・この頃…74

 

 

第二号 2012年12月5日発行

 

  

平林敏彦  その場所へ…6

尾花仙朔  変相図…10 とある冬の日…12

高橋次夫  海は まだ…16

田中清光  ジャコメティの手…20 永劫…22

高貝弘也  いのちの揺らぎ、水場で…26

吉田文憲  不在…30

山崎剛太郎 雨の公園…34

當眞嗣人  更地…38 人形…39

布川 鴇  恍惚の行方…42

  評論・エッセイ

吉田文憲  賢治作品の脚≠フ怪しさについて…46

高貝弘也  漢河(ハンガン)で聴いた歌…49

田中清光  東京大空襲のこと…50

尾花仙朔  筆名嘆語…54

ことば・この頃…58

 


創刊号 2012年6月5日発行

 

創刊の辞…3

  詩T

田中清光  草…10 モーツアルトに…11

      地…12 再生…13

尾花仙朔  寓話 地霊と蚯蚓と兵役を拒否した勇者…14

      いま 愛の相貌は…16

吉田文憲  呼びかけるもの…18 羊毛塚…19

      振動尺 若林奮に…20

  評論・エッセイ

杉山平一  「午前」創刊に寄せて…21

山崎剛太郎 夕暮れの豆腐屋…22

神品芳夫  神戸ルミナリエ二〇一一…26

溝口章   三好達治の「雪月花」詩抄一…29

  詩U

高橋次夫  隙間(すきま)二題…38

當眞嗣人  ひとり…40 一握りの欠片…41

布川 鴇  鋭角の流離…42

ことば・この頃…45