福岡県の城
「福岡城」 2022年2月に訪城しました。 黒田長政が築城し、その後も黒田氏の城です。最寄り駅は、地下鉄の赤坂駅、又は大濠 公園駅です。 上の橋大手門跡を見てから、平和台球場跡にある「福岡城むかし探訪館」でスタンプを 押し、映像を見ました。映像は見所を教えてくれるので、是非散策前にご覧ください。 そして、お城と関係はないですけど「鴻臚館跡展示館」も見ました。鴻臚館とは、平安 時代、外国からの来客を接待する為の迎賓館だそうで、発掘現場や復元建物が見られます。さて、お城に戻り、東御門跡を入ると2の丸です。さらに表御門跡を入り本丸へ。本丸 には井戸が3つあります。祈念櫓(現存)は、石垣を修復したため、一時的に解体・保管 され、いつか戻るようです。 天守台は西から大、中、小と連なります。大天守台には鉄門跡から入り、埋門を見て、 大天守台の内側まで行くと礎石が残っていました。 裏御門跡を見てから、南2の丸に向かいます。そこには、西隅櫓(現存)、南の丸多聞櫓 (現存)、北隅櫓(復元)が並びます。続いて、名島門と母里太兵衛邸長屋門(いずれも 現存)を見てから、最後に、下の橋大手門と伝潮見櫓のセット(いずれも現存、写真)を 見て散策を終えました。
「小倉城」 西小倉駅、又は小倉駅から徒歩です。毛利氏の城がもとで、その後、細川氏、小笠原氏 などが入りました。 1回目は1994年に訪れました。 復興天守で、まだ新しいのですが、それだけに、城の中にハイテクな展示があって面白 かったです。 2回目は2022年2月に訪城しました。 まず、北側の堀を見て、虎の門跡から入っていくと、水堀の奥に復興天守がどーんと見え ます(写真)。天守は、4層5階で、最上階が下の階よりも出っ張っている「唐造り (南蛮造り)」です。しろテラスでスタンプを押してから、大手門跡へ向かいます。槻(けやき)門跡、鉄門跡、そして西の口門跡を見てから、白洲灯台、着見櫓(漬物屋) 北の丸の八坂神社、武蔵と小次郎の像を見ました。 復興天守に入ります。最近リニューアルした展示では、シアター、武蔵と小次郎について 本来の破風の無い天守模型などがありました。小倉城は8キロの総構えがあったとのこと。 また、天守台の床面積が広い上に、最上階が唐造りなので、最上階の面積が広い!と びっくりしました。 帰り道、天守北西側にある「水堀と空堀を仕切っている石垣」をみました。いくつかの 絵図を見ると両方とも水堀だったようなので、この仕切りは何のためにあるのでしょう。