2004年観戦ゲーム

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2004/11/23 J2 第43節 横浜FC 湘南ベルマーレ
2004/10/16 J2 第38節 横浜FC サガン鳥栖
2004/8/14 J2 第28節 大宮アルディージャ 横浜FC
2004/6/12 J2 第17節 横浜FC 湘南ベルマーレ
2004/5/15 J2 第12節 横浜FC コンサドーレ札幌
2004/4/24 J2 第7節 横浜FC 京都パープルサンガ
2004/3/13 J2 第1節 横浜FC ベガルタ仙台

先発メンバーは公式発表、途中からのメンバーは目視確認によるものです。

2004/11/23 横浜FC 3-2 湘南ベルマーレ

試合風景

先発
FW:北村、城
MF:大友、小野(信)、マシュー、臼井
DF:中島、山尾、河野、早川
GK:菅野

終了時
FW:増田、城
MF:吉武、小野(信)、マシュー、臼井
DF:中島、眞中(幹)、河野、早川
GK:菅野

ホーム最終戦。すでに年間順位が8位に決まり、天皇杯に向けきっちり勝っておきたいところ、だったのだが湘南のディフェンスの裏をつく攻撃の前に前半2失点。立ち上がりは良かった攻撃も、失点のたびにパスの流れが悪くなる悪循環。

後半もメンバー変更なくスタート。交代選手で流れを変えてほしいな、と思っていたが、その前に臼井が左からのクロスにあわせ1点目。その後、吉武と増田を入れて2点目を狙う。そして、再び臼井が今度は右サイドを突破しそのままシュートで同点。…でも、交代選手が効いたわけではなく、吉武は左サイドを何度かドリブル突破を図るもののそのたびにカットされる始末。

これでもう1枚の交代枠をどう使うのかを注目していると眞中(幹)を投入。なぜ守備の交代?と思ったら引退試合を兼ねたような登場と後で分かり、半分納得も結局、今日の交代は特に役に立っておらず、後半開始時の読みは大ハズレ(笑)。

点数の流れとしてはなんだか前回観戦の裏返しのようになったが、3点目は裏返しにならず、ロスタイムに城がヘッドを決めて逆転!2点差を跳ね返しての展開、絶対失点するものかと菅野はこの試合の残り時間、残りのリーグ戦試合数を考え警告をもらうのを承知でゴールキックを蹴るのを遅らせてまでして、何とか逃げ切り。はっきり言って、そこまでするべきではなかったけど…。

今年、ずっと決定力不足に悩んでいたのに観戦した試合では連続で3得点。幸か不幸か今年よく見られた姿を実際に見ることはあまりなかったのだが、来年はいつもこんな感じでいこう!

2004/10/16 横浜FC 3-2 サガン鳥栖

試合風景

先発
FW:北村、久保田
MF:小野(智)、内田、マシュー、臼井
DF:中島、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

終了時
FW:大久保
MF:小野(信)、内田、マシュー、臼井、大友
DF:中島、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

今回は鳥栖戦。鳥栖との試合はこれで毎年観戦。さて、来年は対戦があるのか…。(こらこら)

FWに久保田がリーグ戦初の先発出場。まず今日の注目点はここ。そして、ここのところFWに定着している北村の進歩もあわせて注目。なんたって、点をとらないと。…なんて思っていると、前半途中からトゥイードがFWに張り付くパターンに。北村は中盤に下がってしまった。久保田のほうは、何とか相手DFの裏でボールをもらおうと、いろいろ動き回っていた。「おっ!」と思わせるまではいかなかったけど、なんとなく期待はしてよさそう。

結局トゥイードのポストプレーは不発に終わり、前半は0対0。後半は先発発表通りの布陣になり、鳥栖の中盤での寄せの甘さにつけこんで、内田、臼井がドリブルからのミドルシュートで2点をリード。全般的に球の回りもまずまずで、これはまた鳥栖相手に快勝か?と期待させたが、微妙な判定のPKとオウンゴールで同点となってしまう。

ここで再びトゥイードを前線に上げ、さらに大久保を投入してパワープレーで勝ち越しゴールを狙う。パワープレーもそう簡単に決まるものではないので、どうかなという感じはあったがロスタイム、トゥイードの落とした球を大友が右からクロスをあげ、大久保が決めて決勝点!

終了後は内田と山尾が最近チーム内で流行しているようである、ハッスルポーズで締めくくり。これで勝ち点は45となり、チーム新記録。今年の昇格はともかく、ひとつずつ階段を上がっていこう。

2004/8/14 大宮アルディージャ 1-1 横浜FC

試合開始

先発
FW:小野(信)、大久保
MF:臼井、内田、マシュー、杉本
DF:中島、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

80分以降
FW:眞中(靖)、城
MF:臼井、眞中(幹)、マシュー、小野(信)
DF:中島、河野、トゥイード、早川
GK:菅野

久しぶりのアウェー観戦。今日は大宮のチームカラーのオレンジ色のものを着てきた人や、浴衣の人は無料らしい。とはいえ、もちろん自分はそんなもの着ないので有料客。…それにしても、ざっと半分くらいは無料の客ってことだよな…。

前半はまるでダメ。実質1トップの大久保にほとんどボールが入らず、ボランチより後ろでまわすだけ。大久保は足元か、スペースかどこにパスをよくもらいたいのかわからない動き。たまたま訪れたGKとの1対1もシュートをはずす始末で前半で交代。よく1点差で済んでいるという内容。

さすがに後半はメンバーチェンジ。2トップに城、眞中(靖)を入れて打開を図ると、前半は何だったんだというくらい、すばらしい動き。前半が前半だっただけに城、眞中(靖)ともボールのもらい方のうまさが目立ち、中盤の選手があがってくる時間がとれて流れるような攻撃ができた。FWとはこうやるんだぞ、大久保!

そして、トゥイードのヘッドのこぼれ球を眞中(靖)が押し込み同点、ついに移籍初ゴール!

さらに攻め続けたが、結局引き分け。後半の内容を最初からしてくれれば、と誰もが思うだろうが、過密日程、ケガなどで城たちはなかなか90分フル出場が難しい事情もあるのだろう。となれば、控え陣がもう少しがんばるしかないのだが、手本は身近にあるのだからがんばれ!

2004/6/12 横浜FC 1-0 湘南ベルマーレ

メンバー表示

先発
FW:北村
MF:臼井、杉本、マシュー、小野(信)、大友
DF:中島、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

終了時
FW:大久保、城
MF:北村、杉本、マシュー、臼井
DF:中島、河野、トゥイード、早川
GK:菅野

今年唯一の横浜国際での開催。今日はとうとう、ケガ人続出でFWは北村の1トップ。ってことは、実質はトゥイード頼み?かろうじて城はベンチには入ったので、交代選手の使い方がポイント?

開始からトゥイードはやはり前線にいたものの前半の中くらいで本来のセンターバックに戻ると、以降はセットプレー以外ではあがってくることはなし。攻め手を欠いた感じのまま前半は終了。今日は右に大友、左に臼井とこれまでとは左右を入れ替えて臨んでいた。意図はともかく、せっかくだからたまに左右でポジションチェンジでもしたら面白かったかも。

後半はそれまで臼井の後ろに位置していた杉本が前に出るようになった。前半は下がり目だったので、正直システムになじんでいなかったが、左サイドからの崩し一応杉本らしさ?が少しずつ出始めた。

でもなかなかいいチャンスは作れず、いよいよ大久保、そして城を投入して攻撃モードに突入。そして得点はコーナーキックから。2人の投入で、それまでセットプレーできつくマークされていたトゥイードが少し楽になり、ニアでせってこぼれたところをマシューが押し込み先制!

山尾を下げて攻撃に出たのが実り、この1点で河野を入れて再び守備を固めるとそのまま逃げ切り。采配の思惑どおりに進んでの勝利となったが、そのため最後は場内スクリーンのメンバー表示はポジションの順序がぐちゃぐちゃ(笑)。

今日のMVP投票は特別目立った選手がおらず迷ったが、前回のことや今日もシュートをパンチでかろうじてクリアというのもあったので、菅野に決定。今日は見せ場はあまりなかったかな?という気もしたが、よくよく振り返ると警告をもらう選手もなく、入場者もクラブ新記録、暫定ながら3位浮上とスコア以上に満足感あり!の試合でした。

2004/5/15 横浜FC 2-1 コンサドーレ札幌

試合風景

先発
FW:城、北村
MF:小野(信)、内田、マシュー、臼井
DF:中島、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

終了時
FW:大久保、増田
MF:杉本、内田、マシュー、臼井
DF:中島、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

第2クールに突入。ジェフェルソンのケガで、今日の先発のFWは城と北村。北村は本来FWではないので、実質城の1トップかと思って、いざキックオフ後フォーメーションを確認すると…、なんと、FWはトゥイードと早川。試合終了間際のパワープレーかというようなような起用。城と北村は中盤に下がり、守りは臼井、山尾、中島の3バック。先発発表と実際のフォーメーションが違うことは去年からよくあるけれど、これは変えすぎ。(笑)

15分過ぎまでこれで戦うと、そこから突然先発発表どおりの4-4-2に戻した。ちなみに北村はちゃんとFWの位置に。相手も面食らうだろうし、面白いといえば面白いけど、策におぼれて自分達が混乱しないといいのだけれど。

攻撃の形としてはあまりうまく作れたという感じではなかったが、臼井が右サイドから持ち込み、シュートを決め先制!そうすると、またフォーメーションを開始時の3-5-2へ。前半はそのまま終了。

後半もそのまま戦うが、同点に追いつかれ、さらに攻め込まれると守備を固めに4-4-2へ。押し込まれての変更はちょっとイヤな感じではあったが、またも菅野のファインセーブ連発で食い止める。

どちらへ流れが転ぶか、というところで札幌は中尾が警告2枚で退場。中尾は相変わらず、何かをやってくれるようで…。(笑)

そのあとすぐに早川がミドルシュートを決め勝ち越し!その後は、菅野がファインセーブとともに最近お約束としつつある、相手が詰めてくるまでは足で扱い、詰めてきたらおもむろに捕球することで時間を稼ぎ、何とか逃げ切り。最下位相手、とりあえず結果だけは出したというところかな?

帰るとき、今年からA自由席の入場口をホームとアウェイで分けるときに使うようになった門が開放され、この門は通ったことがなかったのでなんとなく通って帰った。でも、そのせいでMVP投票をするのを忘れてしまった。菅野に入れようと思ってたのに…。(涙)

2004/4/24 横浜FC 0-0 京都パープルサンガ

試合風景

先発
FW:城、ジェフェルソン
MF:大友、内田、マシュー、臼井
DF:小野(智)、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

終了時
FW:大久保、増田
MF:横山、小野(信)、マシュー、臼井
DF:小野(智)、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

第6節まで敗戦なしできた横浜FC。先発は開幕戦と同じで、ここまでメンバーの固定が図られ(ケガ等による多少の入れ替えはあるけれど)、コンビネーションは昨年よりも良くなっていることが多分あるのだろう。

今日は風が強く、前半は風上のサイドを選択して試合開始。思えば開幕戦も同じように風上を取って、うまく試合のリズムをつかんだので、今日も早く主導権を握りたい。その思惑通り、サイドからの攻め上がりで京都よりも多くチャンスを作る。コーナーキック、ロングスローで厚い攻めを見せた時間帯があったものの、そこでのあと一押しがなく無得点で前半終了。正直、もったいない攻めであった。その中には、内田がカウンターで攻め込み、キーパーと1対1か!?と思ったら、審判がケガ人がいたからとプレーを切ってしまう失態もあったりしたけど…。

そういえば今年は右からは早川、左からは大友がロングスローを放り込むパターンが増えた。きちんと投げられる選手と、それを受けられる高さが揃ったことがなりより大きい。

後半は京都もロングボールからのカウンターで攻めあがり、決定的なシュートもあったが、そこは菅野が絶妙の反応でセーブ!菅野は前節の札幌戦でも大活躍のようで、結局守備陣は7試合でわずか5失点で現在リーグ最小という見事な結果を残している。

チームとして、負け癖はどうやら返上できてきた感じなので、次はいよいよ勝ち癖をつける番、無敗記録を勝利で伸ばしていこう!

2004/3/13 横浜FC 4-0 ベガルタ仙台

試合風景

先発
FW:城、ジェフェルソン
MF:大友、内田、マシュー、臼井
DF:小野(智)、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

終了時
FW:吉武、ジェフェルソン
MF:小野(信)、内田、マシュー、増田
DF:小野(智)、山尾、トゥイード、早川
GK:菅野

開門前、列に並ぶ人の多くは仙台のサポーター。ある程度多く来るとは思っていたけど、列での割合の高さはかなりだったので、いったいどうなってしまうのか?と心配になるほど。ただ、これは仙台のサポーターは遠方から来て、早めに着いたため開門前から並んでいて、横浜のサポーターは、比較的近所の人が多いので開門の時点で並ぶ人が少ないというのがその要因だったらしく、数的にはほぼ互角になった。

ホームで互角ではいけないのだけど、試合内容では圧倒。立ち上がりから、右サイドを臼井が、左サイドを新戦力の大友が攻めあがり、チャンスを作る。先制点は臼井の突破をファウルで止められられてのフリーキック。昨年終盤からきっカーを任されている内田から、マシューが頭に合わせて先制点!マシューは昨年に続く、開幕戦でのチーム初ゴール。

小野(智)のゴールでもう1点追加して前半終了。仙台にはほとんどシュートを打たせず、あまりの出来の良さに後半しっぺ返しがあるのでは?と心配になるほど。でも、そんな心配は必要なく、後半すぐにあっけなくセットプレーからマシュー、城のゴールで計4点。3人の外国人に城を加えた高さは魅力十分

今年の守備の中心となる、トゥイードはどんなものか見たかったのだが、あまり攻められなかったのでその効果はよく分からずじまい。まあ、今日に関してはこれでいいのだけれど。またゴールこそなかったが、ジェフェルソンのポストプレー、ドリブル突破の迫力も十分。MVP投票もジェフェルソンに1票。今日のようにみんながかみ合えば、楽しいシーズンになること間違いなし!

終了後、仙台サポーターは入場時に配られた、JA福島提供の横浜FCの旗を振って大ブーイング。本来、この旗は仙台サポーターには不要なものだけど、思わぬところで大活躍!