2002年観戦ゲーム

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2002/12/8 天皇杯 2回戦 横浜FC デンソー
2002/8/17 J2 第25節 横浜FC 湘南ベルマーレ
2002/7/6 J2 第16節 横浜FC セレッソ大阪
2002/5/3 J2 第13節 横浜FC アビスパ福岡
2002/4/20 J2 第10節 横浜FC サガン鳥栖
2002/3/3 J2 第1節 横浜FC ヴァンフォーレ甲府

2002/12/8 横浜FC 3-2 デンソー

来年契約が更新されない選手、来年の新監督が内定した中でのちょっといつもと違う雰囲気の中での試合。相手はJFL時代に対戦していたデンソー。一度も負けたことはないが、通算2勝3分けと分がいいという事でもない。

三ツ沢

試合はなんとなく互角の展開で(互角なのは困りものだが)、前半終了間際に失点、さらに後半1失点。危機感を感じたか途中から廣長がどんどん上がるようになり、また前半からまわりの選手にいろいろ指示も出していた。キャプテン後藤が引退となるだけに2年目の来年はぜひ中心でやってほしいもの。

後半30分を経過し明らかにヤバイ状態だったが、ここから反撃開始。交代出場の増田が左サイドから何度も突破を図り、クロスを送る。そしてそのサイド攻撃からまず有馬がヘッドで1点。この2人は来年契約更新されないことになっているが、なんとも惜しく見える。相手がJFLだから通用するだけにみえるのかもしれないが、それまでのFW陣の動きの悪さを見ていると、チームに置いといてほしいな。

そしてロスタイム、期限付移籍から名古屋に戻ることになっている吉本がコーナーキックからのこぼれ球を押しこみ同点!今年もまたロスタイム同点劇を披露。今日このまま負ければチームを去る選手が頑張って延長へ。

同点になる直前から増田が相手のファウルでプレー不能となり、交代枠を使い果たしていたため10人で戦うことになったが、追いつかれたデンソーは足が止まり人数差は問題なし。また延長での失点阻止と数的不利から、完全な4バックに転換し、4-2-3のフォーメーション。来年はやっぱり4バックだな!ただ、このときの4バック、田島、迫井、吉本、公文はみんないなくなるんだけど…。

最後は延長後半吉武のVゴールで勝利!J2の面目を辛うじて守った。夜はイヤーエンドパーティーにも参加したが、ほんとに今日で今年の試合が終わりにならなくて何よりだ!

(2003/2/16追記)増田はこの試合のプレーが認められたのか、2003年も横浜FCでプレーすることが決定した。

2002/7/6 横浜FC 1-3 湘南ベルマーレ

どうにも状態のよくないチーム。何が悪いのか?をバックスタンド、芝生席から一歩引いてみてみよう。

夢の島

神奈川ダービーとなる試合だが、それを都内でやるっていうのもちょっと気が抜けるような。まあそもそも「神奈川」という区切りでダービー扱いするのに無理があるんだけど。ダービーマッチ券が使えるのだけがメリット?

今日は今季初めて出場となる北村を左FWに起用。ここを基点に、前半は攻めあがった。ボールのつながりは悪くはないし、ボランチの上がりもよくFWとの連携もまずまず。これでどうして負け続けるの?というくらいだ。

ただ、クロスの精度の低さは相変わらず。クロスから2点を取った湘南との差がここに出たという感じ。あとは個人技?ぜひ今日出場した北村、内田、石田、どーんと成長してくれ~!

2002/7/6 横浜FC 0-1 セレッソ大阪

ワールドカップ明け最初の試合。さてスタジアムに開始1時間前くらいに着くと、なんか人が多いぞ?前売り券売り場に行列があるぞ?中へ入ると、バックスタンドがまんべんなく座席が埋まってるぞ?試合が始まる頃には、立ち見もいるぞ?

三ツ沢

これぞワールドカップ効果か、1万1千人を超える大観衆!三ツ沢で1万人を超えたのは初の快挙!でも、相手に森島や西沢がいるのがやはり大きかったのか?まあ、そのへんは、今後の観客動員を見ていくとはっきりしそうだ。

しかし、そんな相手を向こうに回しほぼ互角の戦い。惜しくも後半ロスタイムの失点での敗戦となったが、今日の観衆の多くはまだにわかファンレベルの人たちで、これで横浜FCもそこそこ戦えるチームであることを分かってもらえると今後チームにとってもプラスになる。

あとは、「超攻撃式」を名乗りながら点の取れなかったところ。今日はラストパスの精度が悪くシュートに持ち込め切れなかった。もっとペナルティエリア内へ入る動きも出てくると選択肢が増えそうだ。

今日は新戦力の吉本もデビュー。2-4-4のシステムに戸惑うことなくプレーしていた感じがあり、獲った価値がありそうだ。

終わってからふと思ったこと。あんなにたくさん人が来て、当日券とか足りたのかな?普段は3千枚程度しか用意してなかったはずだけど?

2002/5/3 横浜FC 1-0 アビスパ福岡

前回のようなふがいない試合から修正なるか?そこに期待するしかないこの試合。立ち上がりは押し込まれたものの、その後少しずつリズムを取り返す。つまらないパスミスが目立ったが、そこは連敗が尾を引いているのだろうか?それでも、パスコースがないと、ドリブルで仕掛けたりする動きがみられ、まともにパスが出なかった鳥栖戦とはさすがに違うものが見えた。

試合風景

前半を0-0で折り返し、後半。毎試合のように後半立ち上がり失点する悪いパターンを打開できるか、というところで田島が右サイドからのシュートで得点!失点どころか得点といういい結果を出してくれた。

福岡は動きが悪く、中盤では臼井がこぼれ球をどんどん拾ってはドリブルでかわし、優位にボールを動かした。ボールを高い確率で拾ってくれるので、神野のポストプレーも出来が良く見える。それにしても、臼井の動き、運動量はすばらしい。開幕直前に登録しておいてほんとに良かったと思う。

結局1点に終わったが、それでも今季初の完封で見事勝利!ま、今ごろ初完封というのはいまいちだけど…。その完封に貢献した迫井が終了後、サポーターとバンザイ三唱のパフォーマンス。よほどうれしかったのか、随分ひょうきんなところを見せてくれた。

5月3日はこれで過去4年のうち3回試合をしていずれも勝利とゲンがいい。そしてtotoの10%を下回る支持率を跳ね返し、1等1億配当に大きく貢献!(笑)

2002/4/20 横浜FC 1-2 サガン鳥栖

今日の試合がチームのリーグ戦通算100試合目。そして個人としては初めての三ツ沢陸上競技場での試合。この中へ入ったのは約10年ぶりだけど、電光掲示板も付いたし、雑草も生えていた昔とは違いピッチも当然整備され変わったものです。

三ツ沢陸上

さて試合開始、ということで選手入場ですが、ここではバックスタンド側からの入場。こんな競技場は珍しいでしょう。

試合はすぐに2失点、そのあとすぐ1得点と動き、さらに前半のうちに鳥栖は昨年まで横浜FCにいた石橋を投入。スタンドは拍手とブーイングが半々。まあ、出て行ったのではなく追い出されたのだから、ブーイングはしなくてもいいのでは?

そのあともなかなかいい形が作れず、結局終了。普段は1点差くらいではブーイングしないサポーターも今日はご立腹の様子。最下位鳥栖に負けて勝ち点で抜かれ、最下位転落…、と思いきや、得失点差で水戸が最下位に落ちてくれた。この運の強さ?のあるうちに次の手を打って欲しいものです。とりあえず、2列目の選手が欲しい…。

2002/3/3 横浜FC 3-2 ヴァンフォーレ甲府

4年連続のホーム開幕戦観戦。これだけは、これからも続けていきたいところ。

三ツ沢

メンバーは昨年とほとんど同じ。新戦力では廣長がボランチとして先発出場。どういうプレーをするのか…と思ったら、全然ボールにさわれず。同じボランチの後藤はどんどん触っていたから、まだ慣れてないのだろうか?しかも後半すぐにセンターバックに回ったら、その後チームが2失点と今日はさんざん。

廣長のあとボランチとして入ったのが、これまた新戦力の臼井。時折見せたドリブル突破はおもしろそう。甲府の選手を簡単に振り切っていた。あとは廣長同様、戦術になじむかでしょう。

攻撃は前半に小野信義、後半神野が決めて2-0とリードも追いつかれ、明らかに流れが悪くなったが、途中出場の佐藤が決勝ゴール!新しい10番として楽しみなスタート。得点以外も積極的な動きが見られ、今日のMVPとして一票入れました。

ただ、ゴールを決めたとたん、ベンチへ向けてまっしぐら。監督にアピールしたいのは分かるけど、サポーター側のゴールに決めたのだから、神野のようにまずサポーターに応えないと、人気が出てこないぞ。

甲府に苦戦はちょっといただけないけど、今日(第1節)の時点では2位。この位置のキープへ向けて期待したいものです。