2001年観戦ゲーム

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2001/12/9 天皇杯 3回戦 FC東京 横浜FC
2001/11/18 J2 第44節 横浜FC 水戸ホーリーホック
2001/10/6 J2 第36節 横浜FC モンテディオ山形
2001/8/14 J2 第26節 横浜FC 京都パープルサンガ
2001/7/14 J2 第20節 横浜FC 湘南ベルマーレ
2001/5/12 J2 第11節 横浜FC 川崎フロンターレ
2001/4/28 J2 第8節 サガン鳥栖 横浜FC
2001/3/17 J2 第2節 横浜FC ベガルタ仙台

2001/12/9 FC東京 0−1 横浜FC 東京スタジアム

天皇杯に入りアマとの力の差を見せた横浜FC。今度は、J1相手にその力を見せたいところ。

立ち上がり、パス回しが快調だ。単に調子がいいのか、J1相手だからか、互角以上のゲーム運び。東京はこちらの攻撃的布陣の裏を突くロングボールで攻めるが、FC東京からレンタルの迫井を中心に体を張ったプレーで大きなチャンスを作らせない。今年の開幕の頃は、J2相手でも当たり負けしていた選手たちだが、今日はそんなところがない。

試合風景

そして先制点は、昨年FC東京に在籍していた神野。いい展開で前半終了。いかにも勝てそうな勢いだが、飛ばしているようにも見えたので、後半がちょっと心配だった。

しかし、後半FC東京も前掛かりで攻めてきたが、選手の集中力は切れなかった。そして守りでボールを奪うと、FC東京の空いた中盤を利用して、神野、増田のFW陣へ確実にボールをつなぎ、カウンターで応戦。さらに相手のプレスがゆるいとわざと立ち止まったり、近づいてくると足に当ててスローインにしたりとずるがしこい技を混ぜてFC東京にペースを握らせず、ついにタイムアップ。

これで東京スタジアムではナビスコ杯の東京V戦に続き、2連勝!

今日はゴール裏、通路のすぐ横にいたが、後半、その通路をどこかで見たサングラスをかけた人が…。あれっ、と思っていると他のサポーターにもすぐFMヨコハマのDJ.JUMBOと気づかれ、さらにズボンなどがFC東京のチームカラーの赤系の色だったため、「何だよこの色は!」などと突っ込まれてました。

2001/11/18 横浜FC 6−0 水戸ホーリーホック 三ッ沢公園球技場

J2もいよいよ最終節。ここのところ、信藤監督の攻撃サッカーも不発続き。試合も序盤はボールはそこそこキープするもののパスは大してつながらず、攻撃の迫力はないまま。幸い1点を取り、水戸の攻撃もそれほどではなかったためリードして後半へ。

水戸は最下位転落阻止のため勝ち点獲得を目指し攻撃重視の選手交代。後半立ち上がりは横浜ゴールへ攻め立てるも得点ならず。ここで2ヶ月間、攻撃サッカーをしているチームとめったにやらないチームの差が出る。小野が2点目のゴールを奪い、お約束のガッツポーズが出ると、あとは強烈なゴールラッシュ

得点シーン

薄くなった水戸のDFラインへ次々と面白いようにスルーパスが通り、神野、横山、森田、有馬が4点連続でGKとの1対1からゴール

最後はこちらも得点シーンを写真に収めようとカメラを構えて待つ余裕ができ、さらに希望通りの得点シーンを有馬が作ってくれ、最後になってやっと溜飲を下げる試合を見せてくれました。

この試合、たまに横浜の応援が止むと別の応援が聞こえた。水戸のサポーターか?と思いきや、すぐ近くの陸上競技場の大学ラグビーの応援だった。

終了後はリーグ戦最終戦ということでセレモニー。さすがに今年はビクトリーパレードはできないものの、ソシオMVPの表彰は実施。昨年に続き、有馬が受賞。さらに選手とサポーターの記念撮影にも加わったが、大人数なので果たしてこれって自分が認識できるのだろうか…?

2001/10/6 横浜FC 0−2 モンテディオ山形 三ッ沢公園球技場

信藤監督になって初のゲーム観戦。信藤監督は、攻撃を前面に押し出す姿勢を見せ、FWを4人、DFを2人という攻撃的布陣で登録している。実際には、サイドバックをMF扱いにし、その結果左右のMFがFW登録ということなのだが、攻撃の意思の表れとして良いと思う。

試合風景

そのほか細かいところでは、控えのGKに渡辺が初登録。第3のキーパーとしてやっと日の目を見つつある。ただ、ほんとに日の目を見るとそれはそれでチームが苦しいことを示すことになってしまうけど。

それと最初、山形のサポーターは来ていない?と思ったらゴール裏でなくバックスタンドにいた。地域によって特色があるようです。

攻撃的布陣の効果の方は今日は不発。攻撃的に行ったからといって点が取れるものでもないので、これは仕方のない部分もある。

あえて言えば、せっかくの4人のFWの活かし方がもうひとつ。2列目の中央にあたる選手がいないので、神野がポストプレーをしても拾ってくれる選手がいない。そこを他のFWがボールのそばに寄っていくなどのひと工夫があれば面白いように攻撃がつながりそうだ。

まだ監督が就任して1ヶ月足らず。今後の戦術徹底が進めば、十分期待が持てるでしょう。

2001/8/14 横浜FC 1−2 京都パープルサンガ 三ッ沢公園球技場

終了後

今日のMAN OF THE YOKOHAMA FCは重田。負けた試合で無理に選ばなくても、という気もするけど、これは5日に結婚したお祝いついで?でも思えば5/12も重田が選ばれていた。こういう試合では、攻守によく動く重田しか目立たないということ?

でもほんとにほかの選手の動きが鈍かった。特に序盤がよくなく、すぐ2失点。今日の注目点としては、新加入の迫井の守備、と思っていたのだが、攻撃に目が行かざるを得なくなってしまった。動いてパスをもらう、ドリブルで仕掛ける、といったものが出ず、得意のサイド突破もほとんどなし。それでも1−2という、ありふれたスコアで終わったのはまだいい方…?

ちなみに迫井はたまに攻撃参加もしたり、トータルでは動きはまずまずで期待してよさそうだ。そういえば、センターバックのオーバーラップは長らく見てなかったなぁ。これからはこういうのも出てくるのかな?

2001/7/14 横浜FC 2−1 湘南ベルマーレ 三ッ沢公園球技場

久しぶりの観戦。ここのところ、もうひとつ調子が出ていないようだし、しかも夏場の中2日の試合で、さてどのくらいの動きができるのか?という点をメインスタンドから今日は見よう。

後半、コーナーキック

しかし、あれ、意外と動きがいい。攻撃の形は4/28の鳥栖戦よりもいいのでは?シュートまでも結構持ち込めていたし、変に感心してしまった。

しかしベルマーレもセンターバックのパラシオスの守備が利いて水際で防いでいた。そんな中、後半にハーフラインあたりから入ったロングボールを、有馬らはオフサイドのポジションにいたので誰もさわる意思がなかったのに、パラシオスがペナルティエリアの外から無理やりバックヘッド、そのままゴールラインを割ってコーナーキックに。このいただいたチャンスから決勝点。いただいたものをちゃっかり受け取れたのはほんとうれしいものです。

ちょうど写真のような感じのクロス(写真は得点の少し前のプレー)を一回頭でそらせたのを、ちょうど単にそこにいたようだった、今日がJ初スタメンの北村が頭でゴール。

今日はソシオMVPは、眞中にした。オフサイドを何回かとってピンチをしのいだし、それと終了間際の負傷への激励を込めて。倒れてすぐ自ら続行不能のサインを出していたのが心配。

それにしてもずっと気になっていたのだが、どうしてベルマーレはあんな味気ないデザインのユニフォームに変えたのだろう?(ま、いいか…)

2001/5/12 横浜FC 0−6 川崎フロンターレ 横浜国際総合競技場

中盤の攻防

今日は横浜国際総合競技場。いつもはトラック部分を人工芝で覆い色の統一を図っているのに、今日はそのままトラックがむき出しだった。このへんで経費節減してるんだろうなぁ…。

ゲームはスコアどおりの惨敗、ではあるがこれはここまでセンターバックのレギュラー格だった眞中、公文、中澤がそろってゲームに出られないという異常事態になったため。そして終盤、完全にバランスを崩して失点したもの。今日は約7000人の観客が来ただけに、この1試合だけで失望して客足が遠のかないことを祈りたいところ。

終了後、逃げずにスタンドの声に応え立ち止まって言葉を交わしていたキャプテンの後藤の姿に救いを感じるので、まだフロンターレとはリーグで3試合、ナビスコ杯で2試合あたるのでそこで結果を出してほしいものです。

2001/4/28 サガン鳥栖 0−1 横浜FC 鳥栖スタジアム

九州でのゲームということで、かつてフリューゲルスが準ホームとしていたころの鹿児島のサポーターも自前のビッグフラッグを持ち込んでやってきた。横浜FCのと合わせ2枚のフラッグが登場。ただ、メインであるはずの横浜FCのほうのが少し小さいような…。

前半の守り、シュートは打たせず

場内放送で、toto予想ではサガンの勝利予想が2割ほどとのこと。だいぶ横浜の力も認められつつあるようです。でも、他会場で上位チームが引き分けてたりするのを知って「今日は波乱の起こる日だ!波乱を起こすぞ!」というようなことを連呼していた場内放送、サガンの選手に悪い気もするけどなあ。

サガンは紺のユニホームのため、今日の横浜はパンツも白。普段の紺のパンツより、このほうがすっきりしていていい気がするなあ。

試合は中盤で結構プレスをかれられなかなかゴール前まで行けず。とは言え鳥栖の攻撃も続かず危ないわけでもなし。そして後半立ち上がりのスキをついて1分もたたないうちに小野が先制ゴール!今季5得点目でなぜか?ダントツのチームの得点王とはちょっと不思議。いいことだけど。

チームはそのまま守りきり今季リーグでは初の完封勝ち。全体的には魅せる場面が少なくやや物足りなかったけど、勝ったという結果は良しでしょう。これで9位から7位に浮上。下位チームからは確実に貯金あるのみ!

2001/3/17 横浜FC 2−1 ベガルタ仙台 三ッ沢公園球技場

アルフィー登場

待ちに待ったJの舞台。試合前はチームのオフィシャルソングを歌うアルフィーが来て生演奏を披露。中にはアルフィーを見に来ただけの観客もいたようだけど…。

試合は後半ロスタイムまで1点を許す苦しい展開。しかしロスタイムもあと1分かというところでDF眞中がクリアのこぼれ球をボレーシュート、豪快にゴールに突き刺しチームJ初得点で同点!

そして、以外にもJ100試合以上の出場を誇る眞中にとってもなんとJ初ゴール。これで心身ともダメージを受けた仙台はすっかり足が止まり、延長後半に小野がVゴールでJ初勝利!小野もうれしいJ初ゴールでした。

チームはこれで毎年、後半ロスタイムの同点劇を作っていることになる。この粘りはほんとにすごい。

勝利の喜びを分かち合う選手たち

終了後はスタッフやベンチの選手がグランドにすごい勢いでなだれ込み、JFL優勝などの時よりも興奮していたほどの喜びよう。

眞中の同点ゴールのインパクトがものすごく強い一戦ながら、その眞中とセンターバックのコンビを組んだ新入団の中澤の守りも目を引いた。ソシオMVPも中澤に投票。

仙台のFWは長身外国人のマルコスと、元ヴェルディの藤吉と一見強力そうだが、この2人にまるで仕事をさせず。まだ20歳ながら高さ、強さともかなり期待ができそうだ。実力だけでなく、経歴も元フリューゲルスユースと、サポータの心をくすぐる選手。

これで横浜FCの課題といわれていた守備も成果を見せ始め、期待できそうです。