手入れとメンテはとても重要です。しっかりやりましょうね。
1、毎日の手入れ
練習した後は、ギタークロス(シリコンクロス)でよく拭いて汗や油を取っておきましょう。特にフレットの金属のまわりは汚れがたまりやすいので丁寧に拭いてください。弦も一本一本きちんと拭くと長持ちします。また、ネックには汗や油がたくさんつくので、よく拭き取っておいて下さい。
時々、ギターポリッシュなどで全体を磨いてやるのもいいです。大切な楽器をいつも綺麗にしておきましょうね。
2、ネックの反りの点検
ギターを弾き終わった後は、必ず弦をゆるめておきましょう。弦はかなりの力で張られている物なので、ずっと強く張りっぱなしだとネックが曲がってしまいます。また、湿気や気温の変化などでも曲がることがあるので、きちんとした場所で保管しておきましょう。
それでも曲がってしまった場合は、すぐに楽器屋さんに持っていって直してください。ネックの中に入っているトラストロッドで調整するのですが、素人がやるとネックにひびを入れてしまう可能性があるので、必ず楽器屋さんに持っていってください。
3、弦高の調整
弦高が高くて弾きにくい、指が痛くなる、などと感じたときは、ブリッジの下駒の高さを少し下げると弦高が低くなり、押さえやすくなります。下駒を外して、その底を真っ直ぐに削るのですが、弦を直接支えているものなので、上手くやらないと音鳴りに影響してきます。不安な人は楽器屋さんに持っていってください。