ホイール

購入当初はリアホイールは18インチでしたが、タイヤの選択幅が少ないのと、17インチの乗り味を体感してみたいと
思い変更してみました。雑誌などを見て17インチホイールの流用を調べ、ZZ-R400のホイールを使った改造が紹介され
てたのを覚えていて、タイミングよく知り合いがZZ-R400の事故車を持っていたので、丸ごと譲ってもらいホイール交換
しました。しかしZZ-R400でもN型とK型とありまして、流用しやすいのはK型です。デザイン的にもニンジャのSTDのホイ
ールと同じだし、リアだけ交換しても違和感はありません。僕が譲ってもらったのはN型なのでデザイン的にも前後ばら
ばらでしたが、フロントも交換するつもりでしたので、まずはリアを交換しようと加工しました。




加工はその当時はあまり知識がなく、とにかく安くやろうとシャフトなどニンジャの15φをそのまま使いました。ZZ-R40
0N型のホイールは、ベアリングのサイズが20φでしたので、カラーをかまして調整したりして、かなり無謀な加工をして
ましたね。ハブも自分でチェーンラインを測定し削り込み量を出し、近所の鉄工所の方に旋盤で削ってもらったりしまし
た。キャリパーサポートも完全ワンオフです。自分で採寸してアルミ材を取り寄せ加工しました。トルクロッドはホームセ
ンターで購入したアルミ棒です。一度だけ、これが外れてリアブレーキがスイングアームに挟まった事がありました。大
事にはならなかったですが、ほんとに無茶なカスタムしてましたね〜。リアホイールが完成して乗った感覚ですが、劇的
に変わったと感じませんでしたね。



しばらくZZ-R400のホイールでしたが、雑誌に掲載されているカスタムニンジャは、どれも5.5Jのリアホイールを付け
ていますので自分も付けてみたいな〜と思い、手に入れたのがZZR1100Cのホイールでした。これを入れるのにどうや
って加工しようか、またまた雑誌などでお勉強〜。STDのスイングアームでも入らない事はないみたいですが、クリアラ
ンスがぎりぎりで加工も大変らしい。そんならスイングアームごと入れたらいいじゃないかと考え、最初に加工したのは
ZX-10のスイングアームです。
ZX-10のスイングアームは、ぱっと見STDのスイングアームと同じように見えるのでノーマルっぽく見せたいならお勧め
ですね。ブレーキ周りもZX-10の物を使用しました。




ピボット部分をSTDスイングアームと同じ寸法に加工しまし
た。切断は大型の丸ノコで切断します。いきなりでは危険で
すので、ある程度はサンダーで切れ込める所まで切り込ん
でいきます。切り込む幅はSTDのスイングアームから寸法を
拾い、タイロッド取り付け部分からセンターを出して幅を出し
ます。切り口は多少平面が出ていなくてもOKです。それはこ
の部分がニンジャのフレームと接触する訳では無く、中のイ
ンナーカラーがフレームと接触しているからです。

ZX-10のピボットシャフトカラーを、忍者のカラーの長さと同じに切断し、忍者のピボットシャフトに合わせるためインナー
カラーを入れました。ピボット部分のカラー加工に苦労しましたがリンク先のThe Ninja Styleの管理人しげさんのアド
バイスで解決しました、ありがと〜!! 




ZZR1100Cのスイングアームが手に入ったので加工して入れました。加工方法はZX-10の時と同じです。
マフラーをナイトロレーシングに交換しました。行きつけのパーツ屋さんの山積みに詰まれたマフラーの中から見つけ
た掘り出し物です。
ZZR1100CとZX-10
のスイングアームで
す。スイングアーム外
幅はZX-10の方のが
広いですね。どちらか
というとZX-10の方が
剛性が高そうに僕は
思えます。
ZX-10と比べてみる
とZZRの方がピボット
幅が広いしニンジャ
のスイングアームの
ピボット幅と同じくら
いです。形状もZX-
10と同じなので加工
方法も同じようにやり
ます。


スイングアーム変更後の感触は、剛性が上がったかは通常の走行では体感できませんね、サーキットなどの高速走行
でもすれば体感できるかと思います。




中間パイプをアップタイプに変更しました。ツキギの9R用の物でこれもパーツ屋さんから見つけました。アップになった
より長さが長くなった感じですね、




フロントスプロケのオフセット量は10mmです。リアハブの削り込む量を少なく出来るのでこのオフセット量です。あまり
オフセット量を上げるとフレームに接触しますので注意が必要です。8ミリオフセットがベストかもしれませんね。チェー
ンライン変更に伴い、ステップ裏のナットを削ってしまいました。今のところ問題は出ていませんが、ニンジャはステップ
プレートでも剛性を稼いでいるので無いよりはあった方が良いです。 ステップのボルトを再度付けるにあたり、チェーン
が接触するのでガイドローラーを取り付けしました。これはDRC製で、元はオフ車用のガイドローラーです。性能的には
問題無く、ベアリング製でスムーズに回り耐久性もありそうです。値段も安いのでお勧めです!!




ニンジャのFシャフトは15φで、ZZR400N
は20φです
STDフォークにZZ-R400Nのホイールをいれました。ベアリング、カラー交換でシャフトはSTDです。センター出しに苦労
しました。初めはそのまま付けていました。ローターがキャリパーのセンターには来ていませんが引きずりは無かった
のでローター座面は落としていませんでした。出来ればSTDのホイールと同じローター座面にしておいた方がいいで




キャリパーをブレンボに交換しました。ローターを
ZZR1100Dの320φに交換するためメーカー不明
のサポートを入れました。
次にZZR1100Cのホイールに交換しました。アクスルシャフト径は20φですが忍者のフォークに入るように加工しまし
た。ZZ-R400Nの物が余っていたのでそれをニンジャのSTDのシャフトと同じ幅に加工して入れました。ホイールはその
ままではディスクピッチ幅が違いますので純正ホイールの幅と同じにする為、幅を削りました。 




アウターチューブが変わったので、現在使用していたキャリパーサポートが使えなくなってしまいました。
そこでアクティブのZZR1100C用のキャリパーサポートを入れました。

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しばけんのニンジャ工房