大好きだった人(2002.4.3) 今日は初恋の話など書いてみようかと・・・ 高校3年生の時、同じクラスに髪の毛が癖毛で何となく犬のような男の子がいまして その当時、大好きだった俳優によく似ていました。と少なくとも私は思ってまして・・・ 勝手に心の中で「ペペ」と呼んでいました。う〜ん。可愛いなぁ〜って。 その当時飼いだした犬に「ペペ」という名前を付けたりして、満足していたんです。 どういういきさつでそういうことになったのか思い出せないんだけど 夏休みに一緒に卒業写真の編集の仕事をしたりして・・・ 彼が言った言葉とか良く今でも覚えているんですよ。仕草とか ところがですね。その編集の仕事が終わって、学校にも行かなくなった頃 家に電話がかかってきました。 暑い日でゴロゴロとお昼寝をしていて電話の音で起こされたんです。 なんだか、あの頃から今と変わらない生活していたんだなぁ〜 電話に出てみると、「ペペ」からでした。 もちろん家に電話がかかってくるのも初めてでして 一緒に卒業写真の編集はしたけど、それ以外で口をきいたことも無かったので、 メッチャビックリしました。夢の続きかな?って思っていると彼がいいました。 「映画に行かない?」 おおお・・・気持ちが通じたのかと思ったのですが、続きがありました。 「○×が、一緒に映画に行きたいって言ってるんだけど・・・」 そうです。 彼は友達に頼まれて電話をかけてきたわけで、気持ちはちっとも 通じていなかったんです。 で、彼の友達と映画を見に行きました。 「パンジー?」だかなんだかそんな名前の映画でした。 その当時目が悪くて、授業中とかはめがねをかけていたんだけど 初めてのデートで緊張してめがねもかけずに洋画を見た物だから 内容も殆ど分からなくて実は全然印象に残ってないんですよ。 映画もデートも・・・ そんなこんなで私の初恋は終わったわけですが・・・ この事が無かったら、ひょっとしたら今の自分はいないんじゃないかと思います。 そう、あの暑い日に彼が電話をかけてきてくれなかったら。 友達が私と映画に行きたいと言わなかったら。 いや・・・そんなこと無いのかも。 どんな事があっても結局は今の生活が私の運命だったのかな。 考えていたらそんな気がしてきました。