教材がすすむと・・

教材がすすんで来ると、音域も広がったり新しく習う事も増えて来ます。


読譜力もついて来て、今までは新しい曲もだいたい一週間で弾けるようになっていた生徒さん。

教材が一冊終わり次の教材へ進んでから、音の読み違いも増えて何となく戸惑っている様子…


5度以上(例えばド~ソより)離れる音が増えて、今までより手を広げたり縮めたりして弾く箇所が増えたことも一因のようです。

また、指番号に頼って弾いてしまうこともあり、3と書かれているととっさにミを弾いてしまったり。(←気をつけないと、こちらの生徒さんに限ったことではありません。)


ノートに高いドからその上のドまで何度も書いたり弾いたり、なお、楽譜の見方をあらためておさらいしました。


楽譜は、指番号を見る事はとっても大事だけれども音符とセットで読む、弾いた音から上がっているか下がっているか同じかどの様に進んでいるか見て行きましょう。


「わかった!」ともやもやしていたのに、スッキリした様子で帰って行きました。

 

経験上、生徒さんが戸惑う時期や箇所は予想がつきますが、子供によっても得意・不得意な事はそれぞれです。

レッスンでは生徒さんの様子をよく見て、戸惑っている事は解決し、より素敵な演奏・楽しいレッスンへと導いて行きたいと思います。

2020年02月09日